坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

迦陵頻迦

2006年05月31日 | 坊主の家計簿
 5月31日

 楽々ヘルシー  温泉           750円
         マッサージ機×3     600円
         ビタミンクエン酸飲料   120円
 外食      鯖煮大飯豚汁ポパイ    631円
         ラーメンライスキムチ   710円
 酒       発泡酒          175円

 合計        2986円
 5月累計    164073円

 31日は定休日(?)。ゆっくり寝てから郵便局&銀行に行ったのだが、こら!関西電力のボケ!なんで引き落としが1日やねん。面倒な事しやがって。。。って、まあ、別にエエのだが。よって、月末の〆は明日やな。電気代が入ってなかったら話にならん。って、確か31日に書いた事もあったと思うのだが。。。まあ、ええわ。別に税務署に神国、税務署は神国か!!!うちらは灯明料払ってるのか!
 って、ちゃうわな。深刻やな。深刻や、いや、ホンマ深刻な話でっせ。昨日観てた『赤目四十八瀧心中未遂』の主人公の兄ちゃんは多分実家が金持ちだろう。大学中退云うてたし。しかも結構エエ大学らしい。そんなもん実家が金持ちに決まってる。で、釜ヶ崎から尼崎に流れて貧乏ゴッコしとるんや。そんなヤツはさっさと首でもくくって死んだらええんや。道楽者が。しかも小説書いてるのかなんか知らんが、東京から友達が編集部の偉いさんになって「小説書いて呉れ」って頼みに来てたやんけ。エエ能力してるらしいやんけ。やったらホルモンを一本5円で串さしせんと、東京で小説書いたらすむ話やんけ。寺島しのぶが3000万で売られたんやったら、小説でヒット作書いて5000万ぐらいで買い戻したらエエ話やないか。このボケが。お前、人生舐め切っとるやろ。オッちゃんはそんな道楽しとられへんのや。年金でどうやって生活せえ、っちゅうねん。しかも年金まで仕事がある保障なんぞ全くないねんぞ。しかもお前みたいに実家が金持ちで、実家に帰ったらなんとか生活出来て行けるような道楽者と違うんや。
 で、そんな道楽者の文化がなんではびこるんや。っちゅうか、『文化』っちゅうもん自体が元々そういうもんかも知らんけどやな、道楽者の柳宗悦が『民芸運動』やったっけ?そんなもんやっとったやろ、確か。そういう生活者の文化もあってもエエやろ。っちゅうか、あるのか?
 で、あるんやったら、なんで貧乏人が実家が金持ちのヤツの道楽文化に従わなあかんねん。能力があったり、実家が金持ちの道楽文化も当然認めるが、なんでそんなもんに従わなあかんねん。

 ん?なんか話が。。。
 そや、申告や。べつに税務署に申告する家計簿でもないから別にええか。
 で、他の雑用も済まして、山の中にある温泉へ。久しぶりの温泉なのでゆっくり浸かって、200円のマッサージ機を3回もしてもうた。お陰で、体が楽々でヘルシー、っちゅうやつやね。でも、あの温泉はお湯が濁ってないねん、やっぱり温泉はお湯が濁ってないとあかん。ラーメンスープと温泉は濁ってないとあかん。ついでに人間の心も濁ってないとあかん。澄み切った心なんぞ、イヤな部分を観てないだけではないのか?この道楽者が。
 と、言い垂れつつ、帰りにこの辺りの蛍の名所に寄って来た。今年は寒いせいかまだ少なかった。あれなら以前に京都・山科の疎水脇のアパートに住んでたけど、あの辺りの方が遥かに多かった。でも、蛍の灯を数年振りに観て、夜の川に写る蛍の灯を観ながらせせらぎを聞いてたら気持ち良かった。
 でも、帰って来たら報道ステーションのスポーツニュースの時間になってて、「何?マッサージ機しながら観てた野球中継では阪神勝ってたやんけ!こら久保田なにをしとるんじゃ!!!」とムカムカする。

 多分、隔離された非常に恵まれた空間でなら、ムカムカする事もなく、落ち着いた心で居てられると思う。ニュースも見ない。猥雑な空間にも、その場に居てる人達にも会わないのなら。

 しゃて、6月なり。永代経法要なり。読む御文があと一つ決まらないのだが、決まったら、今日決めたもう一つの御文と一緒に練習、練習。あ、音木(拍子木みたいなやつ)も一年振りなので練習、練習。死ぬまで働け労働者。

 万国のプロレタリアートよ団結せよ!
 ♪起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し

 っちゅうか、別に団結せんでもエエと思うねんけど。
 鯖煮を喰ってて感じたのだが、やっぱり私は魚の中では鯖が一番好きであり、マグロのトロよりも、鯖寿司が一番美味いと感じる。だからといって、当然『マグロのトロ』が喰えない状況はおかしいと思う。『貧乏人は麦を食え!』はおかしい。貧乏人は麦しか喰えず、金持ちは両方喰える。選択肢がある。そういう選択肢を無視して『貧乏人は貧乏人らしく』と云うのはおかしい。
 たとえが悪かったが、選択肢が与えられない状況を無視しての「あなたらしく」と云うのは差別肯定にしかならない。だからといって、その新たに得た選択肢が最良のモノとも限らない。ただ単に選択肢の一つだけだ。

 「色んな道があっても、自分が歩ける道は一つだけだ」
 やったっけ?某掲示板で見た言葉。

 昨日観てた『赤目四十八瀧心中未遂』でのラストシーン(?)。寺島しのぶ演じる在日のネーちゃんが、自分が売られて行くのがイヤで、文学野郎の主人公と心中をしようと心が動く。でも、寺島しのぶが死ぬと、売りさばく事が出来なかった寺島しのぶの兄ちゃんも殺される。
 2人死ぬ。主人公を含めて3人死ぬ。
 綺麗なハッピーエンドではない。どろどろした絶望の中での選択。でも、寺島しのぶ演じる在日のネーちゃんは「死ぬ程イヤだった道」を選ぶ。それが「生きる道」だった。

 
 あ、歯磨きして寝な。3時やんけ。

生の綺麗さ

2006年05月30日 | 坊主の家計簿
 5月30日

 雑費     缶コーヒー        120円
        タバコ          300円
 外食     焼き肉メシビール    1974円
 レンタル   赤目四十八瀧心中未遂   180円
        マグダレンの祈り     180円
        魔王           180円
 学費     公文          4200円

 合計       7134円
 5月累計   161087円

 公文の帰りに新たに発見した焼き肉屋に行く。夕方だったし、殆ど飲まなかったので安い。っちゅうか、野菜系も含めて結構喰ったのだが、やっぱりあの店は安い。チェック、チェック、と。
 帰って来て、メルアド変更の手続き。今のメルアドは、っちゅうか、メルアドだけではないのだが、まあ、Macの『.Mac』と云うやつなのだが、有料なのだ。年間1万ぐらい。2年入ってて、殆ど機能を使っていないし、メルアドも殆どniftyの方を活用しているので終了。なのはエエのだが、業者とかのメルアド変更手続きがややこしくってたまらん。。。
 浮いた金は赤十字に行く予定。

 戦争って、ホンマにうっとうしい。
 戦争が起こる原因として「儲かるやつが居るからや」と言い切ったジジイが居たが、儲かるにしても、せめて阪神株を買い占めるぐらいにしといてくれよなぁ。。。
 まあ、当然それだけではない。死にに行く『人』、その場で殺される『人』。
 「人間は虫けらか!」って、虫けらも生きている。今日喰った牛だって生きていた。そんな、もの凄く単純な『生きている』と云う事。
 戦争の原因は差別。『同じ人』『同じ生き物』って云うのは、もの凄く当然な事。でも、当然過ぎて忘れていたり、差を付けたい。
 
 本屋で立ち読みしてたら【速水敏彦『他人を見下す若者たち』講談社現代新書】と云う本を発見。少し立ち読みしたが、まあ、買うまでには至らん。でも、興味をそそられるタイトル。っちゅうか、人間の本性。
 『人間』と云う名称に様々なものをプラスしていく。あるいはマイナスしていく。

 前から観たかった『赤目四十八瀧心中未遂』を観る。オッさんなのだ、私は。なのでオッさん映画を観る。
 『心中未遂』。そう、あの映画は『未遂』なのだ。『未遂』だから素晴らしかった。綺麗で綺麗で、終わった後に『綺麗だ』としか言いようがない。本当に綺麗だった。生きてる事は綺麗だ。別に何かをプラスしたから綺麗なのではない。「生きよう」と云う姿が綺麗で綺麗で仕方がない。『心中』等と云う文学野郎がやりそうな事は醜悪だ。

 赤十字はきらいである。でも、世の中から戦争が無くなるまでの必要悪だと思う。
 戦争を無くす方法は簡単である。やり返さなければそれでイイ。殺されればイイ。でも、そんなもん、私の心の何処を探っても出て来るわけがない。反射的にやり返そうとする。それが私だ。
 たまたま私の生活が平和なだけであって、平和でない状態ならいつでも戦闘モードに入れる。でも、そんな心を見つめて、醜悪な心を見つめて行く事はとても大事だと感じる。それが私だし。掛替えの無い私だし。

 「とてもかわいいですね」と昨日も書いた韓国の拉致被害者のお婆ちゃん。あれは孫の事だろう。孫の写真を初めて観て「とてもかわいいですね」って。ごくごく普通の言葉。とっても綺麗な言葉。息子が拉致された先で産んだ孫。孫の写真を初めて観て「とてもかわいいですね」って。
 そんな、当たり前の普通の言葉の奥の奥の方に、もっともっと奥の方に『平和』って云う言葉があると感じる。
 それは寺島しのぶが映画のラストシーンで心中をせずに売られて行くのと、どっか遠くの方だけど通じる感じがする。決して文学野郎がやりそうな『心中』等の先にはない。

ヒューマニズム

2006年05月29日 | 坊主の家計簿
 5月29日

 雑費    缶コーヒー       120円
       タバコ         300円
       衣料洗剤        198円
 食類    発泡酒         175円
       カイワレ         28円
       甘夏4         250円
       野菜ジュース      178円
       ねり天3本(半額)   150円
       うどん玉(半額)     24円
       豆腐(半額)       59円

 合計       1482円
 5月累計   153953円

 テレビを観てた。
 あれは御孫さんの写真を観て云ったのだろうか?それとも義理の娘になる横田めぐみさんの写真を観て云ったのだろうか?
 「とてもかわいいですね」と云う、韓国から拉致被害を訴えに来られた崔桂月の言葉が印象的だ。なんか、救われた気がする。
 それは政治対立によって起った拉致事件以前の問題の、『お婆ちゃん』もしくは『義母』として、初めて写真を見せられた時の、恐らく何処の親であっても云いそうな言葉だからだ。

 横田早紀江さんは、相変わらずキツい顔のままだった。北朝鮮パッシングのまま。
 ふと、親しい人が殺された親族を思い出す。「死刑にしないのなら、私が殺す」

 当然、気持ちは解るが、仏教徒としてそういう立場に同調する事は出来ない。

 【ある日、私たちは、小さな船の上で、タイの海賊に強姦された、若い娘についての手紙を受けとりました。彼女は、わずか十二歳でしたが、海に飛び込んで溺れ死にました。
  はじめてこのようなことを知ると、まず、あなたは、海賊にたいして怒りを覚えます。当然、娘の側に立ちます。
  さらに深く考えるにしたがって、違った見方をします。娘の側に立てば、ものごとは容易です。銃を取って、海賊を撃つばかりです。
  しかし、私たちには、それはできません。
  もし、彼のように、海賊の村に生まれ、同じ境遇で育てられたなら、私が今海賊になっていることを、瞑想によって、私は洞察しました。私が海賊になった可能性は、非常に大きいのです。そう簡単には、彼を非難することができません。】(ティク・ナット・ハン『ビーイング・ピース』より)

 昨日の学習会の感想。
 「金正日は人間ではない」
 「アウト・カーストは人間ではない」
 「障害者は人間ではない」
 「癩病患者は人間ではない」
 「黒人は人間ではない」
 「ボランティアをしないヤツ等は人間ではない」
 「戦争に反対しないヤツ等は人間ではない」

 【身にうけた生きものの間にはそれぞれ区別があるが、人間のあいだではこの区別は存在しない。人間のあいだで区別表示が説かれるのは、ただ名称によるのみ。】(釈尊『ヴァーセッタ経』より)


 【私は十二歳の少女。小舟に乗った難民。
  海賊に犯されたあと、大海に身を投げる。
  そして、私は海賊。心はまだ、見ること、愛することができない。

  私は党の中央委員。大きな権力を手にしている。
  そして、私は人民にたいして、「血の債務」を払わなければならない者。
  強制労働収容所でゆっくりと死の道を辿っている。

  私の喜びは、春のよう。暖かく、生命の歩みのすべてが、花を開かせる。
  私の苦しみは、涙の川のよう。あふれて、四海を満たす。

  すべての、ほんとうの名前で呼んでください。
  そうすれば、私の泣き叫びと笑いが、すべて、同時に開ける。
  そうすれば、私の喜びと苦しみが一体であることがわかる。
 
  すべての、ほんとうの名前で呼んでください。
  私が目覚め、
  心の扉、慈悲の扉が、開け放しになるために。】(ティク・ナット・ハン『ビーイング・ピース』より)

 【しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆえに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆえに】(歎異抄第一章より)

 仏教徒には当然『仏教徒の立場』があり、仏教徒の行動原理がある。念仏者なら当然『念仏だけ』である。
 しかし、自分達がやっている事に対する自信の無さか、『念仏だけ』では物足りないのか、他の条件を持って来る。
 それは違う。絶対に違う。
 昨日も話したが、例えば憲法9条改正の問題は私は仏教の問題である、と感じる。他の権利を侵す権利を憲法で認める事は、私は仏教徒として認める事が出来ない。
 また、ハンセン病患者の隔離・断種政策に対しても同じである。同じ人間を隔離・断種する事は仏教徒として認める事が出来ない。しかし、だからと云って「それらに対して反対の声を挙げない人達は仏教徒ではない」と云うのは違う。『仏』でない私に、そんな権限などあり得るわけがない。

 ヒューマニズムで云うのなら、人間が人間である条件は、『人間である事』以外はない。
 『○○の行動をする人だけが人間である』と云うのなら、○○の中に一体何が入るのだ?戦前には何が入って居て、戦後に何が入った?
 私なら解りやすく言い切ってやる。「私にとって都合の良い行動をする人だけが人間である」。そんなもんだろう。そんなエゴ的存在ではないのか?悲しいかな。
 
 【弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて往生をばとぐるなりと信じて、念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき】(歎異抄第一章)
 
 そんな『時』以外はエゴバリバリでしかなく、それに気づこうとも、全くしない。
 それは、ボランティアをやろうが、反戦運動をやろうが、全く同じである。どんな生き方をしようが、法然の様な『聖者』の生き方をしようが全く同じである。
 しかし、免罪符が欲しい。免罪符でもって他を斬り裁く『立場』に居たい。それはエゴそのものである。そういう存在である。

 【現世の世を暮らすべき方法は、念仏がとなえられるように暮らしなさい。念仏のさまたげにきっとなりそうであるならば、どんなものでも、あらゆるものを嫌い捨てて、これをおやめなさい。いうなれば、聖の生活をしていて、念仏が申されないならば、妻をめとって申しなさい。妻をめとって申されないならば、聖の生活をして申しなさい。一つところに定住して申されないならば、遍歴して申しなさい。遍歴して申されないならば、家に住んで申しなさい。自分の力で衣食を調えて申されないならば、他人に助けられて申しなさい。他人に助けられて申されないならば、自分で衣食を調えて申しなさい。自分だけで申されないならば、仲間と一緒に申しなさい。一緒に行動して申されないならば、一人だけで籠って申しなさい。】(法然)

連ちゃん

2006年05月28日 | 坊主の家計簿
 5月28日

 雑費   缶コーヒー       120円
      タバコ         300円
      タイヤ&チューブ   2000円
 外食   五目そば        630円
      かけそば        230円
      ラーメン餃子      760円
 
 合計      4040円
 5月累計  152471円

 朝、無理矢理起きる。のはエエのだが、昨日貰いタバコしてたタバコがキツかって喉と胃がしんどい。普段は1ミリタバコを吸っているので、マルボロだとかを吸うとあかんな。。。
 仕事が終わって自転車屋へ。パンクした後輪がツルツル坊主だったのでチューブを共に交換して貰う。まあ、あの状態なら簡単にパンクするわ。
 仮眠して学習会へ。暖かく成って来たし、あの学習会は、終わった後に酒を飲みに行かずにファミレスに行く学習会なので、原チャリ孫一で行く。
 しんどい、っちゅうねん。。。
 なので、今日はファミレスにも行かずに解散。参加者7人のうち、昨日と連ちゃん組が4人やし。

パンク

2006年05月27日 | 坊主の家計簿
 5月27日

 雑費    缶コーヒー       120円
       チョコモナカ      103円
       スポーツドリンク    150円
 外食    ラーメンライス     650円
 交通費   駐輪場         150円
       JR           290円
 お土産   芋焼酎        1809円
       ミネラルウォーター   118円
 飲み代   坊主バー       3400円
 
 合計       6790円
 5月累計   148431円

 仕事終わって、洗濯して急いで干してイザ出発。JRの駅までチャリでダッシュして、地下鉄に乗り換えて目的地の喜連瓜破へ。ここは以前に住んでた事がある街でもあるので、駅前のスーパーで酒を買い込みシェアハウス中井へ。
 ビハーラ21の事務所開きのパーティー。
 後、坊主バーへ。車に乗って数人で向かう。
 途中、「おお!ここで会うのは久しぶりでんな」で、なんじゃかんじゃで2時ぐらいまで居る。車で団地の前まで送って貰ったのだが、着いたら3時ぐらい。当然無茶苦茶眠い。
 んが、車から降りて気が付く。「自転車。。。」
 チャリが無いと仕事にならんので、駅まで取りに行く。パンクしてやがった。。。「誰じゃこらボケ!」と怒る気力もなく、また、押して歩く気力もないので、パンクしたまま乗って帰る。布団に入ったら4時頃だった。

共に

2006年05月26日 | 坊主の家計簿
 5月26日

 雑費    缶ミルクティー    120円
       タバコ        300円
       携帯電話      4305円
 外食    酢豚定食       750円
 食類    白ネギ         78円
       発泡酒        175円
       鮭アラ焼き      125円
       とろろ芋        99円

 合計        5952円
 5月累計    141641円

 今日はお参りが少なかったので、仕事が早めに終わる。昨夜、〆のラーメンを喰わずに居たので、要するに炭水化物不足。なので、チャリで大盛り中華定食の店に。少し前なら「ボリュームありすぎでんがな。。。」だったのが、今日は全く気に成らず。飯も少なめに頼む事なく、わしゃわしゃ喰う。
 少し雑用しつつ、夕方から寝る。先輩から電話がかかって来るまで、よく寝た。。。

 で、昨日と二日分の家計簿ブログを付けているのだが。。。眠い。。。

 「やりたいこと」
 「出来ること」
 「やらなければならないこと」
 だったと思う。道場時代に云われた言葉。

 様々な想いが頭をよぎる。
 ガキの頃から、授業中に窓の外を眺めるガキだった。寝る前の空想はたまに朝まで続くガキだった。よって夜行性はガキの頃からだった。友達と遊ぶのも好きだったけど、今でも一人旅に行く位には、一人で諸々考えるのが好きだった。
 よって、『夢』を観る。

 現実と云うのは『他者』が居る世界である。自民党がある世界である。2大政党制がある世界である。様々な『他者』が居る世界である。
 『夢』は人を斬る。あるいは現実から逃避する。同じ事である。典型的な例えでは、カルト教団をみればよく解る。そんな『夢』なら観ない方が良い。ポアする『力』には成っても、現実を変革する力には成りえない。革命で人を殺すより、選挙で政治を変えるしかない。「民衆の蜂起と目覚めを待つ」等と云うのは、一体『どの立場』から云っているのだろうか?眼を覚ますのは、常に自分自身ではないのか?

 大真面目に『堕落論』の向こうをはって『絶望論』をやりたい。いや、やらざる得ないので書きなぐっているのだが。。。

神風は吹かない

2006年05月25日 | 坊主の家計簿
 5月25日
 
 雑費    缶コーヒー2本      240円
       野菜ジュース       105円 
       タバコ          300円
 昼食    回転寿司         420円
 酒代    イタ飯ビールワイン   2500円
       坊主バー        1000円
 付け忘れ  散髪代         2000円
 
 合計        6565円
 5月累計    136109円

 仕事が終わって学習会へ。財布に金が入ってなくって銀行に行ったら夕方だったので混んでて少し遅刻。研修施設の部屋がいくつもある本堂の地下を走ってたら前に人が。「すいません」と追い越す。気づいたら、近所の寺の坊守さんだった。あわてて挨拶。
 学習会後に飲み。安うまイタ飯屋へ。のちに坊主バーへ。なにやらピンチで建て直しをしたいと坊主バーの代表が云ってて、っちゅうか、その前の学習会でも一緒だったので、一緒に行く。まあ、『どつぼ』やな、あれは。

 昨日の教団問題の学習会は、私が事務担当の雑用係&パシリ。学習会の日程が決まったら会場を借りる手続きをしに行く。学習会で使うテキストを探してコピーする。案内の制作&発送作業。等々の担当。会計もか。
 最初は名前を隠していた。でも、参加者から「お前の所から送ってるねんやったら、連絡先はお前の所にしとかんと」と云う事で、最近は学習会の連絡先は思いっきり『○○団地○○号室』と(笑)。自宅に電話がないので当然携帯電話番号を記入。

 ある親しい先輩と話をする。
 「お前、あの学習会の連絡先に成ってるやろ。あれは眼をつけられるで」との事。
 まあ、最初っから私は『いろもの』だった。坊主バーに居たし。
 これまたよく遊びに行ってた寺の住職が私が坊主に成った時に「あんたは坊主バーに居て、○○(某過激派女性坊主)の門徒で、○○(坊主バーの代表)の寺で坊主に成って、うちの寺に遊びに来てる。お前の将来は決まったようなもんや(笑)」との事。
 この業界は狭いらしい。そして、そういう私の現状は、そういう狭い業界では『生き難い』らしい。
 とは云え、そういう『生き難い』状況を私はまだ体験していない。けど、話は色々聞いている。けど、まだこの業界での人間関係が狭いので『気に成らない』だけの話だろう。
 親しい先輩は云う。「だから、今の間に寺に入れ」
 そら、入れるもんやったら、住職だろうが、坊守だろうが、どんな条件だろうが入りたいのだが、話がないので入れまへんがな。。。
 「今みたいな事をやってても、寺に入ってやるのと、役僧の立場でやるのとは全然違う」

 神風は吹かない。いや、厳密に云うと、過去に『吹いた事もある』からややこしい。「あの時は神風が吹いて日本を救った。」
 結局、神風特攻隊は犬死に成ってしまった。さっさと絶望して学徒動員などせずに戦後の事を考えれば良かったんだ。沖縄広島長崎があんな大打撃を喰う事はなかったんだ。
 「そのうちに神風が吹く、そのうちにきっと吹く」と被害を大きくして行く。

 絶望しろ、絶望しろ。いつまでも夢を観るな。

2006年05月24日 | 坊主の家計簿
 5月24日

 雑費   缶コーヒー    120円
      タバコ      300円
 酒    栗焼酎     1785円
 食類   牛バラ      197円
      春キャベツ    100円
      バナナ      100円
 
 合計       2602円
 5月累計   129544円

 今日は人類最後の日らしい(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000031-jij-biz)。昼過ぎにラジオで聞いてショックだったので、今日は「まだ出してるのか?」のコタツ布団を片付けて、お膳に変身。現在コタツ布団は干してる最中。また、人類最後の日らしいので部屋掃除と、衣替えを済ます。孫一に乗る時にも着ないであろうジャンパー系と冬バージョンの衣の洗濯。コタツカバーも洗濯。布団カバーも洗濯。洗濯、洗濯、洗濯。。。普段の洗濯もあったので、人類最後の日に私は何回洗濯機を廻したのだろうか?っちゅうても、ジャンパー&法衣は手洗いだが。
 と、人類滅亡の日を迎える準備は万端である。ちなみにコタツの下に敷いていたマット(?)がボロボロに成って居たので捨てる事に決定。あれを修理する技術は私にはない。しかし、次のゴミの日が金曜日なので人類滅亡には間に合わないのだ。しかし、コタツのマット(?)は捨てるのだが、これからの時期に活躍してくれるであろう薄手のジャンパーのボタンが取れていて、しかも一つ無くなっていたので少し前に手芸用品店で買った木製ボタンに付け替えていた。
 と、人類最後の日は、家事バッカリやっていて、少ししか勉強出来なかったのだが、まあ、勉強はエエとして、水でジャブジャブやったり、コタツが無くなったせいか、なんか熱っぽいぞ。大丈夫か?そんな事で人類の滅亡を迎えられるのか?とりあえず、今日買った栗焼酎・宮の舞をお湯割りにしてみよう。体がかなり冷えている。まあ、窓開けっ放しやったしなぁ。。。

 【80年代が終わりそーなころ”世界の終わりブーム”っていうのがあった。「危険な話」が広まって、いちばん人気のあったバンドがチェルノブイリの歌を歌って、子どものウワサはどれも死の匂いがして、前世少女たちがハルマゲドンにそなえて仲間を探しはじめた。僕たちは「デカイのがくるぞ!」「明日世界が終わるかもしれない!」ってワクワクした。
  だけど世界は終わらなかった。原発はいつまでたっても爆発しないし、全面核戦争の夢もどこかに行ってしまった。アンポトウソウで学生が味わったみたいに、傍観してるだけの80年代の革命家は勝手に挫折感を味わった。
  これでやっとわかった。もう”デカイ一発”はこない。22世紀はちゃんとくる(もちろん21世紀はくる。ハルマゲドンなんてないんだから)。世界は絶対に終わらない。
   (中略)
  三島由紀夫は自伝的小説『仮面の告白』のなかで、「戦争より『日常生活』のほうが恐ろしかった」って書いた。僕たちはガマンにガマンを重ねながら、この「身ぶるいするほど恐ろしい日常生活」を生きていく。
   (中略)
  こうして無力感を抱きながら延々と同じことをくり返す僕たちは、少しずつ少しずつ、”本当に生きている実感”を忘れていく。】(鶴見済『完全自殺マニュアル』より)

 リカオさんは伊丹の駅前でコロッケを店員が揚げてるのを見て何を感じたのだろうか?うちの近所で云うのなら肉屋のオッさん、オバはんがコロッケを揚げている。リカオさんは、その人達に「成りたかったのか」。それとも、いつまでも甘い夢を見ながら、店先で毎日コロッケを揚げる人生を馬鹿にしていたのか?まあ、後者やな、きっと。
 「絶望しろ。それでなければ何も変わらない。」

 『80年代はカスだった』と云う別冊宝島の名著がある。検索したら見つからなかったので、少しタイトルが違うのかも知れない。まあ、某セクトの流れをくむ宝島らしい。
 なら、60年代もカスだったのではないのか?結局日米安保はそのままだ。やりたかったことは最大級に評価する。が、「共産党は武力闘争を捨てて、政治闘争に向かった」やったっけ?ゲバ棒で自衛隊と米軍に勝てるつもりだったのだろうか?まあ、時代の『夢』だったのかも知れないが。さっさと『絶望』すれば良かったんだ。

 何時までも借金を返さない客に対して、サラ金業界では「あいつを往生させてこい」と云うらしい。つまり、「そのうちなんとかなりますから」と云う客に対して、「そのうちなんてない」と、現実を叩き付けるらしい。そう、「そのうち」なんてない。「そのうち」がある人がサラ金から金をつまんで延滞するわけが(ほとんどの場合)あり得ない。

 救世主なんて来ない。白馬に乗った王子様も来なければ、2億円当って人生が急激に変わることなどあり得ない。仏壇に宝くじが置いてあることがよくあるが、気持ちは解るが、そんな力が仏壇にあるわけがない。

 絶望するがイイ。絶望して、自分の人生を変えるのは自分しか居ないと云う事を思い知るがイイ。
 朝起きても何も変わらない。神社に賽銭を居れようが、坊主に幾ら御布施を渡そうが、何も変わらない。そんな事で変わるのなら日本の仏教界が戦勝祈願したのにも関わらず何故米軍に負けたのか?何故未だに半植民地なのか?を考えるがイイ。そんな力などない。

 おまけの絶望の歌。

 ♪僕の話を聞いて呉れ 笑い飛ばしてもいいから
  (真島『チェインギャング』より)

 夢に力などない。あるのは夢が破れて『現実』に立ち返った時の『底力』だ。

2006年05月23日 | 坊主の家計簿
 5月23日

 外食   とんかつ定食      700円
      らーめんライス     650円
 雑費   ガソリン代       295円
 食類   れんこん水煮2P     96円
      味噌汁の具2P     156円
      ごぼう笹がき2P     96円
      しそにんにく       88円
      さんしょう袋       78円
      粗挽きこしょう袋2P  156円
      七味袋          78円
      一味袋          78円
      豆板醤         298円
      おろし生にんにく    248円
      モンゴル湖塩       58円
      発泡酒         149円
      野菜ジュース      198円

 合計       3422円
 5月累計   126942円

 夕方に公文にテキスト提出しに行く。ガキが夕方のクセに居やがって、書いてるテキストを見る。
 勝った。余裕やな。
 と、ささやかな優越感に浸りながら次の目的地である中央郵便局へ。ちょうど雨も上がって、ウスイ、違う、臼井、違う、薄い夕焼けが雨上がりのもやで綺麗で、少しチャリで御散歩。夕方なんだが、もやのせいか、明け方みたいな気分。夕方まで一歩も部屋を出ずにコツコツと雑用&公文のテキストをやっていたので、なんか今日の休日が始まったみたいなイイ感じ。
 なので、ついでに愛車のHONDAスーパー孫一に乗ってミニツーリング。っちゅう、その前に雑用の続きがあったのだが。。。ついでに今岡偉いぞ。試合結果は知らんが、井川の好投によく応えた。その後はさっき帰って来たばっかりなので知らんが。。。

 結局、和歌山・加太まで行って来た。海の匂いと、雨上がりのせいか緑の匂いが気持ちよかった。


  行住坐臥に如来の大悲を仰ぎ
  昼夜朝暮に仏徳を讃嘆すべきに
  春は桜を賞でて、心ざわめき
  秋は紅葉にあこがれて、思い空ろに
  去年今年も過ぎし人多し
  (豊原大成『真宗表百集』より)

 
 しゃて、新米役僧の私は、6月の法要に向けて『音木』(「♪火の用心、カンカン!」のあれ。)と、御文の練習を始めとかな。っちゅうか、明日は勉強しなあかんのか。明後日も出掛けなあかんし、うっといのぅ。

 大阪の郊外に住んでるのだけど、カエルってもう鳴き出しているのね。知らなかった。あれって、「ゲロゲロ」って鳴いてるけど、意訳すると「オメコがしたい。オメコがしたい。」って鳴いてるんだよ。「生きたい、生きたい」って鳴いてるんだよ。「僕はここに居るよ」って鳴いてるんだよ。
 住んでる団地は元々池だったらしい。きっとカエルもいっぱい居たんだろうな。そんなカエルが住めなくなった『無言の殺』の上に私は住んでます。
 加太までは、人間のエゴ拡大の『道』に成ってました。
 この団地がカエルが住める池に戻る可能性はほぼゼロであり、人が生きている限り『道』が無くなる事はあり得ない。
 絶望と云う現実。
 「僕はここに居るよ」

 
  もし あんたが 人やったら                        
  起ちなはれ 戦いなはれ                   
  公害戦争や 水俣戦争やでえ                 
  戦争のきらいなわし等のやる戦争や 人間最後の戦争や 正念場や
  勝たな あかん 勝ちぬかな                 
  ーー子どものために 孫のために 親のために 先祖のために  
  そうしてこの自分のために 一度しかない人生のために 
  (砂田明『起ちなはれ』より)

ホルモン

2006年05月22日 | 坊主の家計簿
 5月22日

 雑費   缶コーヒー      120円
      タバコ        300円
      銭湯&貸しタオル   410円
 昼飯   メシ大&おかず    505円
 外食   ホルモンビール   3000円
 文房具  クリップ       105円
      封筒70枚      100円
 酒    発泡酒        175円

 合計         4715円
 5月累計     123520円

 明日休みらしい。っちゅうか、以前に聞いて居たのだが、うる憶えだったので今朝確認したら「明日休みだよ~」との事。
 ラッキー!と云う事で、今日の雑用は少し行った所にある『5円コピー』の店で約一時間ぐらい諸々コピーして終了。以前から気に成ってた、これまた少し離れた所にある『ホルモン屋』でホルモンビール。店の大将曰く「元は焼き肉屋」だったそうな。でもホルモン屋にしたとの事。よってホルモンに関するうんちく&こだわりを聞く。
 産まれて初めて『焼きテール』を喰う。ムチャうめ~。テールってスープでしか喰った事が無かったのだが、焼いても美味いねんな。大将は学生時代に鶴橋で喰って感動したらしい。大将曰く「牛が意識的に動かす部分の肉と、無意識的に勝手に動いてる部分の肉の脂は性質が違う」との事。まあ、それがホルモンに対するこだわりでもあるらしい。テールは脂部分が多いクセに、しかも一人前500円のクセに、ムチャ美味かった。
 でも、いつものお婆ちゃんの店に比べるとやっぱし高いねんな。。。生中が500円やし。お婆ちゃんの店は確か320円やったし。飲み助としては結構キツい。。。でも、美味いからタマには行こ。
 
 ♪かけがえのない 大切なものは
  失ってから初めて気が付くんだね
  デッカイ愛に 包まれ過ぎてた
  俺の頭は錆び付いていたのかも知れない
  (ヘンリー松山)

ゆゆしき学生

2006年05月21日 | 坊主の家計簿
 5月21日

 雑費   缶コーヒー     120円
      タバコ       300円
 外食   回転寿司      420円
 食類   ピーマン2袋     98円
      発泡酒2本     350円
      ごぼ天        49円
      豚バラ       240円

 合計       1577円
 5月累計   118805円

 昨日は仕事終わって速攻『どとんこつらーめん』を喰いに行って、帰って速攻朝まで寝てもうたので、今日は2日分の雑用。えらい時間かかったなぁ。。。やっぱり昨日に半分くらいやって置くべきであった。。。
 んが、毎月の『一から学び直そう仏教』の所属寺の学習会をてっきり今日だと思い込んで居たのだが、第四日曜って来週なのね、良かった。。。
 あせって読んでた雲井昭善と云う人は大谷大学文学部原始仏教学科卒業らしい。っちゅうか、そんな学科があったのか?
 で、天台宗の僧侶で『天台宗勧学院長』『天台宗総合研究センター長』でもあるらしい。

 先日、『真宗』と云う大谷派機関誌を読んでたら、中折で『カルト対応の手引き』として色々書いてあった中に「ビデオや宗教関係の本を寺院が購入したということが、販売側の宣伝に使われることがあります。ご注意ください。」と云う言葉が書いてあった。
 これは要するに「ふっふっふっふ。。。天台宗の天台宗勧学院長の雲井昭善氏は大谷大学で学んだのであって、大谷大学はそれだけ凄いっちゅうわけやな。。。」っちゅう事なんだろうか?
 っちゅうか、比叡山延暦寺には親鸞も、法然も、日蓮も、道元も、栄西も「みんな延暦寺で学びました」と書いてあったが、ああいう事なんだろうか?
 っちゅうか、学習会の校長もある事を調べて学ぶ為に短期間だけだったが延暦寺に行った事があるそうである。あれも延暦寺にとっては「ふっふっふっふ。。。大谷派の僧侶だって延暦寺に学びに来るんだぜ。。。」に成るのだろうか?

 恐らく、誰もそんな事は云わないと思う。鎌倉仏教の先師達が延暦寺で学んだのは単に歴史的事実である。そして雲井昭善氏が大谷大学で学んだりしたのは多分原始仏教で良い先生が居たのであろう。で、学習会の校長が延暦寺に調べものに行ったのは単に『勉強熱心』だったからだ。
 そういう事って、ごく普通に行なわれている。ちなみに私だって原始仏教も読み始めたし、また仏教他宗の本、キリスト教の本だって買って読む。それは、例えば大谷派の安田理深先生が『生涯一学生』みたいな事を云ったらしいが、『一学生』として『当たり前』の事だと感じる。ある先輩は「無量寿経を学ぶには法華経ぐらい読んどいた方が良い」と勧めるし、実際その先輩は『大谷派僧侶』として日蓮宗の僧侶と交流があるらしい。もう、頭が痛い程勉強してはってイヤになるのだが。。。
 
 故に、上記の『真宗』に載ってあった言葉は懸念の気がするのだが。。。だって、それは、もしその教団のビデオや本等を購入した寺院や僧侶が居たとするならば、たんにそれだけ『勉強熱心』なだけではないのか?つまりは『学生』であると。
 親鸞だって、『浄土三部経』等と云いながら、実に多くの経典・本を引用している。つまり読んでいる。蓮如だって興福寺で学んだりしている。

 私は過去も現在もこれからもきっと様々な宗教を学んで行くだろうし、様々な寺院・教会にも行くだろう。で、その中で親鸞を、真宗の学びを深めて行くだろう。大谷派僧侶だからといって、大谷派だけの教えを学んで行く事などは、やなこった。

 ちなみに私の法名は『釈学生』と云って、この法名を付けた諸々の意味の中に「ゆゆしき学生になんてなりたくねえよ」っちゅうのがある。『ゆゆしき学生』とは、辞書的意味合いの話しは別にして、こういう批判文章が読んでて痛切に教え指摘される。

 【わたくしどもは、経典をよみ、あるいはその意味を詮索し、何を説いているのかを理解しようとします。その場合、自分自身をこちら側におき、経典を、経のことばを対象として向こう側においているのではないでしょうか。経典や経のことばからは、ブッタの声は響いてきません。わたくしたちがそのことばを自分自らに問いかけているのだ、と受けとめたとき、初めて経典や経のことばとの出合いがあるのではないでしょうか。】(雲井昭善『万人に語りかけるブッタ』P57より)

どとんこつの様な現実

2006年05月20日 | 坊主の家計簿
 5月20日

 雑費   缶ミルクティー       120円
 外食   回転寿司&うどん      450円
      どどんこつラーメン&メシ  700円
 薬局   エスカップ12本×2   1256円
      うこん5箱        5400円
      トクホン          598円
 2億円  宝くじ           300円

 合計       8824円
 5月累計   117228円


 ♪エスエスエスエスエスカップ
  勝ちたい時にはエスカップ

 近所に豪快なカツ丼がない私が黒人に勝つ方法はもはやエスカップを飲むしかなく、薬局に購入しに行く。
 ラッキー!いつもよりも70円安かった。ので2箱購入。ついでに店内ウロウロしてたら
 ラッキー!いつも買ってるウコンが特価の時よりも200円も安かった。なので5箱購入。で、これまた切れてるトクホンを買いに行くと
 ラッキー!いつもより100円安かった。  
 余りにもラッキーなので2億円を買う。
 ラッキーついでに堺のどとんこつらーめん・らっきーけんに行って、どとんこつらーめんを喰う。ついでに夕方の6時までメシが20円だったのでメシも頼む。
 一日終了。朝まで寝る。。。

 
 「夢を語る事はカッコいい」
 『夢』は現実でない。『カッコいい』とは規定された事であり、基本的に商業ベースに乗かって居る事が多く、また商業ベースでなくともあくまでも『』つまりカギカッコであり、非常に狭苦しく、うっとうしい。
 現実はどうしようもないものである。ベトナム戦争の時に兵士の銃先に花を刺して居たヒッピーの写真を観た事があるが、ヒッピーは金持ちの小倅でもってああいう事を出来たのだろうが、米軍、例えば沖縄の名物に何故かタコスがある。兵隊は平気で貧乏人の小倅だったりする場合が多い。
 自分のこころを見つめてみる。落ち着いた空間でインセンス(香)等の香りを楽しみながらではない。街の真っただ中で、人間関係のドツボで自分のこころを覗いてみる。平和のかけらなど全くない。あると云うのなら、そんなものはこころを覗いた事にはならない、と感じる。
 それが現実。絶望の平和。そんな所からしか何も始まらない。
 『自制」と云うが、自分のこころを観つめる事無く『自制』など出来ようがない。自分のこころを観つめる事無く、自分の問題になど成りえない。絶望からしか始まらない事しかない。

 『よゐこ』と云う『カッコつけ』。
 『よゐこ』は、自分のこころを観るのがイヤだ。故に現実でない『夢』を語る。『夢』を見る。そしてそんな『夢』など何の力にもなり得るわけがない。
 『夢』は政治の道具である。

ラブドール

2006年05月19日 | 坊主の家計簿
 5月19日

 雑費   缶コーヒー        120円
 外食   冷やし中華        680円
 食類   スパ500g 1.0mm×2   176円
      スパ500g 1.4mm×2   194円
      スパ500g 1.7mm×2   176円
      発泡酒          145円
      豪州牛          207円
      土ショウガ        100円
      長なす3本        100円
 
 合計       1898円
 5月累計   108404円

 主食パスタのまとめ買い。暑く成って来そうなので細いやつも購入。これはクールパスタに便利。スパゲティーといっても単なる『麺』なので、冷やし中華を作るにしても街売りの『中華そば麺』等を使うよりも遥かにスパゲティーを使った方が美味いに決まってますわな。

 お参り(仕事)はチャリンコと車でしている。で、当然殆どの場合は路上駐車してお参りしている。
 6月1日から、なにやら駐車違反の制度が変わるらしい。短い時間の駐車でも違反になるらしい。
 「やってられんなぁ。。。仕事になりまへんがな。。。」と、昨日のタクシーの運転手とも喋って居たのだが。まあ、タクシーは『人が乗っている』ので駐車違反には成らないらしいが。。。

 で、私も考えた。要するに私がお参りしている間に車が無人になるから問題なのであって、誰かが乗っていれば良いのだ。
 そこで登場してくるのが、やはり精密なラブドールである。少し前にネットで見てビックリしたのだが非常に精巧に出来ているので、あれを車に座らせて居たならば、きっと大丈夫であろう。まあ、『眼』はどうしても誤摩化せないだろうからサングラスでもかけさせて置けばバッチシだ。少しシートを倒して「仮眠している」風を装えば尚更である。
 これで6月から厳しくなる駐車違反対策は完璧である。完璧なんだが、助手席にラブドールを乗せてお参りしてる坊主。。。仕事は一発でクビか。。。

 昨日、結構ハードだったので今日は頭がウニ状態。

カツ丼

2006年05月18日 | 坊主の家計簿
 5月18日

 雑費   缶ミルクティー    120円
      缶アイスコーヒー   120円
      タバコ2箱      600円
 外食   カツ丼        550円
      らーめん       750円
 交通費  回数券       3700円
      タクシー      5000円
 飲み代  手鞠        2000円

 合計     12840円
 5月累計  106506円

 ついに10万突破。って、あったり前か。東京に行ったわけやし、歯医者にも行ってたわけやねんし。

 気分がカツ丼だったので、昼食はカツ丼。なか卯に入る。出て来たカツ丼を見て
 
 「こんなカツ丼で、黒人に勝てるか!!!」 

 と、思わず豪快さんに成ってしまったのだが、冷静に考えると別に黒人に勝たなければ成らない理由もないのだが、カツ丼はもっと豪快でやな、下品であって貰いたいものだ。

 20分程仮眠して、在日の実行委員会へ。のち先輩達といつもの本町・手鞠へ。ただいま『たこの串天』がお勧めです。んが、手鞠、昨日はヒマやったなぁ。。。18時前には手鞠に入店して、22時30分頃まで、要するにほぼ『開店から閉店』まで居てたんだが、他に数組来てたぐらいだった。あの辺り唯一と云っていい程の『親父店』であり、かつ値段も安いし、ボリュームもあって人気店なんだが、人気店でもヒマな時もあるんや。。。
 のち、一人の先輩と「もう一件行きましょか」と、南船場らしい(?)オシャレなカフェBARに行く。座り心地のイイソファーに座りながら喋ってたら、気が付いたら1時過ぎ。
 帰って来て、雑用かましてポスト投函して寝る。

無料の人

2006年05月17日 | 坊主の家計簿
 5月17日

 食類   カナギ      124円
      マグロ      198円
      うどん玉      18円
      発泡酒      175円
      マヨネーズ    158円 
      冷や奴       39円
      カマボコ      49円
      ワサビ       98円
      タマゴ6個     59円
  
 合計       918円
 5月累計   93666円

 ♪ストレスが(ちゃ~ら)
  地球をダメにす~る(ちゃ~ら、ちゃ~ら)

 そうか。。。作詞するストレスに耐えきれんで盗作したわけやな。安倍なつみは。。。
 
 なんかイライラする。ついでによく喰う。昼飯なんて、スパゲティーを200g、つまり2人前をミートソースで平らげてしまった。ちなみにミートソースに豆鼓ジャンを少し入れたら美味かった。メモメモ。
 夜は、『まぐろ・山かけ用』が安かったので購入。サイコロステーキ風にして食す。
 他、特価で諸々ストレス買いをしながら『カナギ』と云う『じゃこ』のデッカイヤツを購入。さっき検索したら『いかなご』なのか。と云う事は、釘煮のヤツも残って居るし、乾燥したヤツもあるし、しばらくは『いかなご』三昧やな。あ、釘煮の方はパスタにしても美味なり。和風ダシと大根おろしで喰うと美味、美味。
 
 と、結構マメに家事をこなして一人暮らしの中年の面倒を自分で看ているのだが、仕事が終わって、洗濯してメシ作って喰ってと、結構なんじゃかんじゃしているのだが、ストレスが。。。昨日、今日と二日続けて20時前にメシを喰いながら発泡酒を飲みだす。酒を飲むと出来る作業が限られて来るし。。。
 てな事を云うてるから

 ♪ストレスが(ちゃ~ら)
  地球をダメにす~る(ちゃ~ら、ちゃ~ら)
 
 と、脳味噌音楽が流れて来るのだが。。。

 ストレス解消方法で一番良いのは『あきらめてしまう事』だと思う。別名『悟ってしまう事』でもエエか。何か一つの信仰に熱中するのもエエかも知れん。と、仏教徒にあるまじき事、しかも『坊主』にあるまじき事を書いている気もするのだが、生臭真宗坊主の先輩達はストレス満腹状態の人が多いし(笑)その辺が好きな点でもあるのだが。別にストレス解消の為に仏教徒に成ったわけでもない。健康法を求めて仏教徒になったわけでもない。
 『思い通りに行かない事など当たり前である』等と云っても、予定調和で生きている『私』が確かに存在しているわけである。故にストレスぐらいたまりまっせ。っちゅうか、たまらなく成った方が危ない様な気が。。。きっと『よゐこ』はストレスを奪われてしまうのかも知れない。
 ストレスっちゅうのは、エゴ的存在を告発する叫びみたいなもんやと感じる。『思い通り』ちゅうヤツ。人間が作り出した『思い』に、『いのち』たる『身』が従わなければならない義務も何もない。差別で『苦』の状態にあるのに、心の持ちようでストレスを無くす必要も全くない。
 宗教とは『心の持ちよう』の意識操作ではないと感じる。まあ、そういう宗教(当然仏教・真宗も含む)の学び方をしている方々も多い事は確かだし、それも必要である。んが、それだけではないはずだ、と勝手に思う。
 私は『坊主』と云う仏教徒の中ではエリートである(但し金はない)。でも、スッキリなんてしたくない。ストレスがない世界には当然行きたいと思うが、同時に個人的なストレスを無くしたいとは思わない。いや、「思わない」とは嘘である。ストレスは無くしたい。でも、それは違う。逃げだ。

 ムシャクシャしながらムシャクシャ喰ってたら(親父ギャグでんな。。。)、過食症の人の気持ちが解るのでなく、自分が過食症に成って居る事に気づいた。まあ、吐くまで喰うというまでは行ってないが。。。
 自己肯定しか出来ないのなら、色んな人に成ればイイ。と。

 アル中を否定するアル中には成りたくない。
 と、言いつつ「酒飲みとアル中は違う」と、差別化したくなるのだが。。。

 しゃて、明日は『在日』の会議。帰って来て雑用せなあかんから、帰りに酒飲まんと天下一品の大盛りラーメンやな。っちゅうか、予定。
 「なんで雑用せなあかんねん!」とブチキレて酒飲みに行く可能性80%ぐらいか。それで社会的信用を無くしても『存在』を確かめれたら、多分やけど生きて行ける。いのちはタフなもんでっせ。