坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

『流罪』と『上陸』

2007年08月16日 | 坊主の家計簿
 8月16日

 回数券            3700円
 青春18きっぷ       11500円
 駅そば             220円
 野菜ジュース          105円
 カツカレー           600円
 香港              500円
 エチゴビール          269円
 ホテル            3800円
 野菜ジュース           90円
 ペット水            118円
 発泡酒             152円
 おじさん           1450円

 合計            22504円
 8月累計          87780円

 朝起きたら当然二日酔い。「ぬぉぉぉぉ。。。」と重い腰のはずが旅行なので軽い軽い。んが、二日酔いでしんどいので若干のルート変更。名古屋→長野経由で直江津に向かいたかったんだが、辞め。素直に北陸方面へ。

 旅行って気が抜ける一瞬を味わいたくて出掛ける部分もある。各駅電車の乗り換えで駅でボンヤリと本を読む。本を置いて視線を線路に向かわす。線路が暑くてモヤってる。向こうの方の踏切を車が渡る。ホームでは近所の高校生が雑談してる。
 「あ~。。。エエ感じや。。。」
 
 初日からそんな気分満タンで直江津へ。居多ケ浜に歩いて向かう途中、前も行ったボロボロの中華料理屋『香港』で今回の新潟ラーメンツアーの初ラーメン。このクソ暑いのにクーラーもない店で、重いリュックを背負いながら歩いてきたので汗をボタボタ流しながら喰う。
 当然、美味い。鶏ガラが違うのだろうか?なんか鶏のエエ出汁がちゃんと出てまんねん。美味美味。

 で、居多ケ浜。夕方だったのだが、まだ海水浴の人達も居てる中でリュックサックを背負った私。「へっへっへへぇ。。。決して怪しいもんじゃございませんぜ。」
 ついでに近所も散策しつつ夕日を楽しむ。

 あそこって『親鸞上陸の地』だったのね?越後の人にとっては。宮城がある、つまり阪神甲子園宮城がある上方の私にとっては『親鸞流罪の地』なんだが、まあ、これは『コロンブスのアメリカ大陸発見』みたいなもんやな。ちと反省。

 ホテルは高田に予約してあるので高田へ。ホテルに荷物を置いてシャワー浴びて、夜の街へ散歩。夜景が綺麗だという高田城へ。「どこがやねん!」って桜の時期だけなのか?でも、蓮の華がライトアップされた橋の光で綺麗だった。
 で、ウロウロ、ウロウロ散歩。
 途中みつけた『おじさん』という店で肉野菜炒めを喰いつつビールを飲む。〆にラーメン。美味い。ここは魚介系スープの味がきつい。隣で大騒ぎしている人達の声をBGMに店に置いてあった漫画を読みつつ、ボンヤリと。

釜ヶ崎夏祭り

2007年08月15日 | 坊主の家計簿
 8月15日

 缶コーヒー        120円
 チーズパン         73円
 発泡酒          211円
 夏祭り飲み食い     2000円ぐらい
 南海           150円
 担々麺ライス       800円
 タバコ2         600円
 ドグラマグラ       900円

 合計          4854円
 8月累計       65276円

 仕事終わって釜ヶ崎の夏祭りへGO!
 ヘンリー&mojoが出るのは夕方5時半頃だと聞いていたので、最終旅行準備を済ませて時間ギリギリセーフ。
 近所のコンビニで買った発泡酒を飲みつつ釜ヶ崎の三角公園についたら所属寺の大番頭が思いきりの坊さんルックで。
 「あれ?何してますん?」と私。
 「さっきまで御勤めと法話をしてたんや」と大番頭。
 「あれは本田神父とかがやってたうん違うんけ。。。」と思いつつも、ある先輩が夏祭りの実行委員会に入っているらしく、その関連なのか、同じ所属寺だった坊主バー三代目マスターの葬儀の縁なのか知らんが、こっちはヘンリー&mojoを見に来たのでライブが始まり、ますます酒の勢いは増える増える。EIJIさんもハープでステージに上がってたのでヘンリー&mojo&EIJI&その他諸々のライブを見る。
 釜ヶ崎にヘンリーは合いまくりやな。基本的に『ど演歌』やし。コユイし。
 気がつくと私はビール系には飽き足りず泡盛をガブガブと。

 19時半から噂に聞いていた今里哲が出るのでしばらく時間を潰す。っちゅうか、久しぶりに会った色々な人達に挨拶と。
 で、今里哲のライヴが始まる。
 最初に聞いたのは人権畑の学校の先生。故に勝手な偏見でもって「おもしろくない」と判断していた。人権だけで聴く音楽程下らんものはない。芝居でもなんでもそうやけど。
 しかーし!問答無用に今里哲はかっちょよかった。ある人も始めて観たらしいのだが、「ジギースターダストよりカッチョええ!」と。確かに無茶苦茶かっちょよく、見事なエンターテーメントでんな。

 今里哲のライブが終わって、坊さん連中と雑談。当然ヘベレケ。
 腹が減ってるヘベレケの私は坊さんを置いてミナミへ。EIJIさん所に集まってたみんなは解散したらしいし。雑談しててメールに気がつかなかった。。。
 で、ミナミ。飯喰って、毎度のドグラマグラに行ったのはエエが、さすがに「眠い。。。」とビール1本だけ飲んで帰る。



ことのは

2007年08月14日 | 坊主の家計簿
 8月14日

 雑費  缶コーヒー        120円
 食類  もやし           45円
     発泡酒          175円

 合計               340円
 8月累計           60422円
 
 ♪私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 眠ってなんかいません
  (新井満訳詞『千の風になって』より)

 「あなたね、そんないい加減な事を云ってちゃダメだよ。」(by某細木)

 と云う事でお盆である。ニュースによると京都の東大谷にも沢山の方々が墓参りに来られているらしい、日本の宗教行事の中でも謎が多いお盆である。だいたい裏付けとなるはずの『仏説盂蘭盆経』自体が怪しいらしいし。
 まあ、この本『お盆と盂蘭盆経』っちゅうのが手に入りやすくまとまっているのかな?休み明けにでも注文しよ。

 本はよく読むし、それ以上に買う。何故それ以上に買うのかというと恩師が「本は独身時代に買っときなさい」と、やはりある先生から云われたらしいから。そらそうだろう。結婚して色々と出費がかさむようになると本も買えない事もあるんだろうし。
 っちゅうか、最近は「本読んでるヒマがあるのなら筆ペンの練習をせえ!」っちゅう感じなのだが。。。

 本っちゅうもんは面白くて結構脳味噌を破壊してくれる。結構本で得た知識でもって「おお!」っちゅう事も多々あって、例えば天動説と地動説。あれは『どっちでもエエ』らしい。単に計算上で地動説の方が便利なだけな話らしい。これはショックだった。だって、『学校で習ったやんけ』っちゅう事と違うし。
 同じく1+1=2やねんけど、1+1=1っちゅう数学もあるらしい。確かプール代数とかいうらしく、これがこのMac君もそうかも知らんが、コンピューターでは大活躍しているらしい。これも「おお!」であった。だって学校で『1+1=1』とか書いたら0点でっせ。

 『千の風になって』は基本アニミズムだろう。訳詩の新井満氏もそう云う風に某早起き会の機関誌に書いてあったし。
 御先祖の墓参りをやたらと勧めはる六星占術の人も御自分なりの見解をもってはるのだろう。
 このお二人が対談したりしたら絶対にオモロイと思うのだが。。。

 ん?今日は強烈な日光でかなりやられとるなぁ。。。

 夏休みのリゾート『新潟ラーメンツアー』のお伴の本には司馬遼太郎の『峠』を選んだ。河井継之助物語でんな。新潟が生んだジャイアント馬場に匹敵する人だ。本当は『ジャイアント台風』でもよかったんだが、あんなもん全部リュックに入れて行ったらそれだけでリュックが満杯になるし。勉強中の本を持って行ったらリゾートにならん。リゾートでっせ、リゾート。まあ、背脂まみれのリゾートなんだが、ウエスト3センチ、体重2キロは肥っても大丈夫だ。

 しゃて、なんでこんな事を書いているかというと、昨日の投稿で私は蒼井優ちゃんが出ているCMを否定的に使ってしまったからだ。。。ああ、私はなんという酷い事をしてしまったのだろうか。。。っちゅうか、やっぱりあのCMはおかしいし。蒼井優ちゃんを筆頭にベッピンさんばっかり集めて『日本の女性は美しい』は変やろ。アジアンの細い方も混ぜたれよ。それが『美』やろ。蒼井優ちゃんが美しい事なんぞ解りきった話であってやな、そんなもんは日本国憲法が改正されようが全く変わらん普遍的なものである。別に本を読まんでも決まりきった事や。

 

(人間の)理想社会

2007年08月13日 | 坊主の家計簿
 8月13日

 食類  パン           105円
     ピーマン          99円
     鶏せせり         115円
     ソーセージ        159円
     もずく          114円
     豆腐            69円
 雑費  警察         15000円
     釈道安研究       2140円
 
 合計             17801円
 8月累計           60082円

 警察に払う金&古本代を振込に郵便局へ。最早頭に血が昇ってます。
 窓口のオバちゃん「最近取り締まりがキツいんですかね?払いに来られる方が多いですよ。」と。
 血管キレる間際まで血が昇る。
 っちゅう事で、非常に冷静になろ。冷静に金の流れを勉強せんと。

 あと、金だけの問題でもない気がする。当然取り締まりをすると金が入る。行政は金がない。よって取り締まりが増えるんだろうが、『綺麗好き』っちゅうのも影響あるような気が。。。『穢れを祓いて清めたまえ』か。
 確かに路上駐車が多い街は『美しくない』んだろうし。管理されていないわけだし。決して猥雑ではない。
 消臭剤系が大流行りしている。介護者の為なんだろうが、『臭いのしないウンコ』の為の薬、っちゅうのもある。切実な話だ、これは。
 だけど、行き過ぎている気がする。私は駐車違反だったが、私が乗っていた車はレッカー移動されられそうになっていた。全く交通の障害にならない場所で。

 タバコを吸う場所も減って来ている。
 ちなみに私も喫煙者であるが、タバコはタバコを吸わない人にとっては暴力である事も認識している。吸わない時代も当然あったし。ガキの頃にイヤだった事はいまだに忘れないし。
 御堂筋が路上禁煙になったのか、なるらしいのか知らんが、10月からは罰金1000円を徴収されるらしい。『ポイ捨て』ではない。
 これは、三ツ寺会館にあるプカプカとかHOBOとかガンジャで飲んでて、「よっしゃ、〆はやっぱりドグラ・マグラでっせ!」と、タバコを吸いながら御堂筋を渡っているとダメらしい。イヤな世の中や。。。

 『お互い様』っちゅう言葉がもの凄く好きで大事にしたい言葉である。
 先日放映の『はだしのゲン』でも、石田ゆり子がりょうの所に頼って行った時も、りょうが云ってた。「お互い様じゃないの」って。栗毛で眉毛を見事に切りそろえて「どう考えても戦時中ではないよなぁ。。。」と思いつつもりょうのセリフはよかった。

 『困った時はお互い様』以外にも、『お互い様』にはもっと色んな意味が含まれていると思う。
 『辛い時はお互い様』なんだろうし、『人間だからお互い様』と。煩悩具足のわれらと。

 書いたのか書いていないのか忘れたが(お互い様でっせ)、熊本にある某温泉ホテルでハンセン病の人達が宿泊を拒否されたらしい。で、その事はマスコミを通じてかなり大きなニュースになったから私も知っている。
 で、ここからは知らなかったのだが、そのホテルが潰れたらしい。
 そのホテルにとってはハンセン病患者の人達は『穢れ』であり、故に宿泊を拒否した。
 で、今度はそのホテルが「なんという人権意識のないホテルだ!」と云う事なのかよく知らんが多分『穢れ』になって潰れた。「あんな所には行きたくない」っちゅう事だろう。
 同じじゃん。

 どんどん、どんどん、綺麗に『美しく』なって来ている。
 学校からは不登校児も、校内暴力も、イジメも、学級崩壊もなくなる。
 夜の街には酔っぱらいも居なくなる。「酒は飲んでも程々に」と『大人のたしなみ』でしかなくなる。当然、夜回り先生の活躍の場がなくなる。深夜徘徊の青少年は居なくなる。
 街や村から路上駐車がなくなる。交通ルールをみんな守った世の中。
 美しい、美しい、穢れのない世の中。
 その世の中に住む人々はみな礼儀正しく、人権意識に溢れ、心優しい人達ばかりである。一切の犯罪はなく、夜でも安心して何処でも出歩ける。
 当然、ヤクザや不良等のアウトロー、アウトサイダーもいない。みんな優しい人達ばかり、よゐこばかりである。
 障害者や、女性、在日、被差別の人達などのマイノリティーも正々堂々を社会進出出来る。周囲の人達もそれを当然の如く迎える。

 そんな『こころのノート』の時代。

 旅行計画。迷いに迷っているのだが、『とりあえず』と云う事で4泊5日に決定。但し、しんどかったら最終日は辞めよ。
 映画『土徳の里』の城端にも久しぶりに行きたいし。
 映画の中では『民芸運動』が取り上げられる。別にキライではない。ただ、『民芸』が、最初から今までもそうなのかも知らんが『金持ちの道楽』というか、なんちゅうか。。。その辺がキライなだけだ。当然、思想的には好きである。ただ、今の民芸は間違いなく100円ショップだろう。別にクソ高い『民芸品店』に行く気もならん。
 ただ、美醜を越える生活の美、っちゅう発想は好きやな、当然。だから、100円ショップだろうが。うちの食器の殆どは100円ショップやぞ。ずっと使っとるぞ。
 けど、映画の中の民芸運動を進めている人の背後にあったのはどれも高そうな民芸品ばかり。
 『民芸』も『形式美』に成り上がったわけやね。問われる事を忘れて、保守に成り上がったわけやね。

 

勉強中

2007年08月12日 | 坊主の家計簿
 8月12日
 
 雑費  缶コーヒー       120円
 
 合計              120円
 8月累計          42281円

 12日は忙しい&今日は8月やし、日曜日なので気合を入れて仕事に向かう。
 家から寺まではチャリなんだが、チャリに乗って早々チェーンが外れる。
 「オッちゃんが頑張っとるのにお前も頑張らんか!!!」
 と心の中で喚きつつ、チェーンを直して、オイルをさしてイザ出陣。

 自転車のチェーンものびるぐらいに暑い日が続く大阪。忙しい8月12日の日曜日。
 っちゅう事で、帰って来てヘロヘロ。
 只今勉強中です。

 http://www5.ocn.ne.jp/~sibainu/index.html
 http://niigata.way-nifty.com/ifamily/

 やはりこの二つのサイトが非常に勉強になる。
 あと、この間買った雑誌等の情報も含めて、やはり観光客である私には
 『長岡 青島食堂」
 『燕 杭州飯店』
 『燕 福来亭本店』
 『三条 いこい食堂』
 『三条 中華亭』
 『新潟 三吉屋』
 『新潟 中華のカトウ』
 をピックアップして行こう。

 ちなみに燕三条には『大油』というものがあるらしい。新潟4大ラーメンの別説では『割スープ付き味噌ラーメン』の代わりに入る位の逸品であるらしい。
 やれ、大トロだの、霜降りだのと高価なものを食べなくても燕三条では油を大量に食する事が出来るみたいである。
 だから馬場は強かったんだ。

 

ゲンの仁義なき戦い

2007年08月11日 | 坊主の家計簿
 8月11日

 外食  かき揚げ蕎麦      326円
 食類  焼き秋刀魚        79円
     タコ造り        199円
 雑費  タバコ10      3000円
     黒霧島        1530円

 合計             5134円
 8月累計          42161円

 12、13、14、15。。。クククク。。。
 っちゅう事でホテル予約終了。最終日だけは「やっぱりしんどいで。。。」とか、「最終日ぐらい温泉に入りたいよな。。。」とか諸々迷っているので予約してないが、ビジネスホテルの多い街やし、もうちょっと何とかなるやろ。
 っちゅうか、新潟、ヒマみたい。予約がら空きでっせ。ジャイアント馬場の生地で、全世界の馬場ファン憧れの地である三条市もガラガラでっせ。っちゅうか、ビジネスホテルでしか探してないからかも知らんが。

 『はだしのゲン』のテレビバージョンをやってたので観てた。昨日もやってたのだが、え~。。。監督。。。制作費が少ないのかもしらんが、やったら工夫をこらせろよな。金のかかるシーンは『舞台芝居』にするとか、丸木位里・丸木俊夫婦の絵を使うとかなんとか工夫したらエエのに。
 あと、『りょう』。髪の色と眉毛をなんとかしろ(笑)戦時中の話やろうが。
 とか、言い垂れつつも隠れファンの石田ゆり子と、『りょうのモンペ姿』という非常に貴重なものを見れて満足。

 ただ、やっぱりガキの頃に読んだ漫画のイメージが強烈過ぎたので、その分の偏見はどうしても出てくる。ただ、読んだ記憶が戻って来た事が嬉しかった。

 「テレビではどこまでやるんだろうか?」と思てたんやけど、やっぱり『綺麗な部分』しかやらなかった。
 でも、実はあの後の方が大切な気がする。

 漫画の方ではあの後、かなり際どい内容になる。ガキの頃にショックだったのはそっちの方だ。
 ヤクザ、パン助、ヒロポン等々。「生きる」っちゅう事を痛切に描いていた。来週の同じ時間帯での放送は『ラストサムライ』らしいのだが(関西では)、なぜ『仁義なき戦い』を放映しないのだ。『千の風』なんぞと『美しい』話ちゃうぞ。戦争から一気に現代に来たわけちゃうぞ。歴史があるやんけ。その歴史を否定してどないしまんねん。
 ちなみに今の元号は『平成』である。名付け親、というか『昭和』の後の元号を『平成』としたのは安岡正篤氏であるらしい。同時に玉音放送の人でもある。

 戦後、ゲンはヤクザにならなかった。弟そっくりだった隆太がヤクザへの道を歩み始めたのと違った道を歩んだ。
 ただ、ゲンにも金が必要だった。生きる為に金が必要だった。ゲンは考えた。「なんとか金になる事はないのか。。。」と。
 路上に車が停まっていた。不法駐車である。駐車違反である。「そうだ、これをレッカー移動して金を稼げばイイんだ!」と。その為には警察の協力が必要である。警察が駐車違反のキップを切ってくれない限り、勝手に移動させれば犯罪である。
 その為にゲンは定年を迎えた警察官僚と協力した。政治献金もして法律も変えた。警察官僚の天下り先になる事で警察の協力も得られた。
 これで道に金が落ちているのと同じだった。警察は駐車違反として金が稼げる。同時にレッカー移動代の中からも3分の1弱のバックマージンも貰える。それでもゲンの下には1万円からの金が1台につき入る。金は道に幾らでも落ちている。
 ゲンは喜んだ。「これで生活の心配がなくなる」と。「友子。兄ちゃんはあの時に助けられへんかったけど、今は金が腐る程あるからちゃんと豪華に供養してあげるね」と。。。

 で、こっちは生活の心配しとるんじゃ!ボケが!だいたいやな、家計簿つけてコソコソ生きてる人間が乗ってる車を「レッカー移動しようとしてた」っちゅうのは何を考えとるねん。自家用違うぞ、仕事で使う車やぞ、こら!

 ああ、貧乏ってキライ。
 一番貧乏を思い出すのが、実家に帰ってオカンから「何が食べたい?」と聞かれた時に、ガキの頃に喰ったホルモンが美味かったから「ホルモンを喰いたい」と言ったら、「もう、そんなもん食べんでエエのに。。。」って悲しい顔をされた時。オカン。今はホルモンの方が高くないか?
 あと、会食なんぞした時に『絶対に食べきれないくらいの料理』が並んだ時。戦後の貧しい時代の「腹一杯食べたい」っちゅう気持ちを何時まで引きずっとるねん。

 ゲン、そんなに金を稼いでどうするねん?死んだ妹も泣いてるで。
 「お兄ちゃん、もうそんな全く交通の邪魔にならない所に車を停めている人から金を奪うのは辞めて」って。
 金で苦労してんやったら、他人から金を奪って苦労させて『金がない苦労』を味あわせる事をすんなよな、ゲン。

 って、ゲンと違うんか。。。

 

背脂横丁が呼んでるぜ。

2007年08月10日 | 坊主の家計簿
 8月10日

 雑費  缶コーヒー         120円
 食類  パイン缶          100円
     マンゴープリン        58円
     もずく             1円
     レモンジュース2      216円
     ペット茶4         388円
     瓶詰めミカン2       116円
     パイナップルジュース    188円
     おくら           105円
     納豆             99円
     玉子豆腐           69円
     ところてん          68円
     野菜ジュース          1円
     ピーナッツ           1円

 合計               1530円
 8月累計            37027円

 暑い。。。っちゅう事でスーパーでワケ解らん買い物。最大のワケ解らん買い物であった『マンゴープリン』が結構さっぱりしてて美味しかった。ナタデココも入ってたし。

 気かつけば8月10日である。11、12、13、14、15。バンザイ!バンザイ!である。
 んが、夏休み旅行のホテルのピックアップは済んだので予約をせんとアカンのだが、ルートで迷う。明日ぐらいにはしとかんとなぁ。。。

 仕事が終わってなんじゃかんじゃで落ち着いたのが夕方。関西ローカルであろう『ちちんぷいぷい』を観てたら新潟の知事にインタビューしてた。若い知事さんやってんな。
 知事さんお勧めの『黒埼茶豆』っちゅうのをスタジオでも食べてはったんやけど、これが無茶苦茶美味そうである。ラーメン以外にもこれは喰っとかんとアカンな。

 新潟は寿司も美味いらしい。『寿司』っちゅうか、海鮮なんだろうが。
 とは云え、寿司や刺身は高いので今の所はノーチェック。なんだが、回転寿司も結構美味い店があるらしく、それやったらええかな。
 回転寿司はエエのだ。「寿司は回転させる事によって旨味が増す」という格言があり、また、「停まると天下りのイヌにレッカー移動させられるから俺は意地でも停まらん」っちゅうのもエエ感じや。

 そろそろ盆休みの人が多いみたいである。予定が無かったら『新潟ラーメンツアー』もエエもんでっせ。
 「え?うどんツアーにする?」やと。今年の夏は辞めとけ。今年の夏休みはきっと映画UDONを観た小西真奈美ファンで一杯である。
 尾道=原田知世
 讃岐=小西真奈美
 である。ファンで一杯である。
 しかーし!
 小西真奈美ファンに告ぐ。新潟が映画blueのロケ地であった事を忘れてはならない。
 http://www.niigatalocation.net/blue/map/map.html

 

世界が歪んでいるのはレッカー移動のせいである。

2007年08月09日 | 坊主の家計簿
 8月9日
 
 雑費  缶コーヒー         120円
     銭湯&石鹸         310円
     ツタヤ更新料        200円
     毎日かあさん4巻      879円
 食類  ウニカニ飯         200円
     ラーメン発見伝ラーメン2  300円
     野菜ジュース6      1188円
 外食  焼肉ビール        2163円

 合計               5360円
 8月累計            35497円

 朝から鼻がずるずると。「夏風邪かな?」と思いつつも咳は出ないので「まあ、エエか」。喉さえ大丈夫ならなんとかなる。
 20時頃、御近所温泉に向かう。途中ツタヤに寄って、「風邪気味には焼肉である」と、風呂上がりの焼肉療法の娯楽で西原理恵子『毎日かあさん 出戻り編』を買う。癌で死んだ元夫の鴨志田の事が書いてある。別れた後も関係は続いてたのね。

 御近所温泉は休みだった。。。『館内点検日』だと。「ケ!」とツバを吐いて近所で銭湯を探す。チャリで少し行った所に銭湯みっけ。行った事がない銭湯。
 料金は310円だった。御近所温泉には石鹸が置いてあるので石鹸は持って行かなかったのでミニ石鹸込みの料金。ムラの銭湯だな、まあ。
 風呂の温度もエエ感じ。男湯は脱衣所で近所のオッさん連中がビールを飲みつつ何かを話してて浴場は私一人の貸し切り状態。
 女湯からお母さんと子どもの会話が聞こえて来る。一緒に歌ってる童謡も聞こえて来る。

 少年の母が家を出て行ったのは少年が8歳の時だった。その日も仕事で帰りが遅い父を二人で待っていた。
 帰って来た父は不機嫌だった。そんな父に声をかけた母を父はいきなり殴った。「お前もか!!!」と。
 父の眼は狂っていた。余程の事があったに違いない。父の母に対する暴力は一向に止まらなかった。キレた母は私に「ごめんね」と言葉を残し家を出て行った。それ以来母は帰って来なかった。
 父との二人だけの生活が始まった。父は仕事から帰って来るなり酒を煽るようになった。あの日に何があったのか解らない。ただ、父がベロンベロンに酔っぱらい、潰れて寝る間際に必ず「天下りのイヌが。。。」と云った。
 
 ある日、父の友人が家に遊びに来た。その時に少年は初めてあの日父が母を殴った理由が初めて解った。
 
 父はその日、仕事で営業を廻っていた。車に書類を詰め込み得意先を廻る。それが父の仕事だ。その日も父はいつもと同じように車で営業に行ってた。道端のパーキングメータに車を停めて得意先に向かった。その日は仕事の込み入った話で長引いたらしい。何時もなら30分、つまり1時間以内で余裕で済む話が、1時間5分かかってしまったらしい。
 父は車に戻った。車はなかった。レッカー移動させられていた。
 父は焦った。次の得意先への時間は迫って居る。しかし、車はレッカー移動させられていた。
 車を取りに行き、父は得意先からも会社からもかなり酷く怒られたらしい。

 そんな父の気持ちを「今になれば解る」と少年は語った。でも、8歳の少年にはハードルが高過ぎた。
 少年は当然のようにグレた。
 いや、最初は小学校に行ってクラスメートにその気持ちを伝えた。だが、小学生にとっては「警察は国家のイヌである」とは理解出来ても、「警察は天下り先のレッカー業者のイヌである」とは理解出来なかった。
 これは別に珍しい話ではない。幕藩体制の下に『殿の為』が実は『越後屋の為』である事や、『国家の為』が実は『三井・三菱等の財閥の為』である事を気づく事は難しい。
 8歳の少年の小さな頭にいきなり大人の知識が放り込まれた。
 その日から少年にとって警察とは『大好きな母を追い出した天下りのイヌども』でしかなかった。世の全ての怨みは警察に向かった。
 少年にとって『警察』とは警察官僚ではなく、町で会う警官だった。近所の交番であった。

 少年はある日ついに決行した。道の向こう側の電柱に盗んで来た鎖を巻き付け、道を挟むようにして鎖を垂らして草むらに隠れた。ひたすらバイクで移動する警官を待った。来た。警官がバイクに乗ってやって来た。少年は立ち上がり手に握った鎖を頭の上に挙げた。
 手から伝わる衝動。少年は草むらから道に飛ばされつつも、警官は面白い程簡単にバイクから転げ落ちた。少年以上に飛ばされ頭から血を流していた。
 少年に迷いはなかった。腰から拳銃を奪った。
 
 「家に帰って父を撃った。」
 と、少年は語った。

 このようにレッカー移動は少年非行の元凶である。ある資料によると少年・少女の非行のトップは「家族がレッカー移動させられた」事であるらしい。

 ついでだが、さっき帰って来てテレビをつけたら出掛ける前までの読売テレビのまんまでニュース番組をやってた。
 『知花くらら』という娘さんがお爺ちゃんの話を聞いていた。
 知花くららのお爺ちゃんは沖縄の慶留間島出身らしい。米軍が最初に沖縄に上陸した場所。集団自決の場所。
 知花くららのお爺ちゃんは集団自決の生き残りらしい。自決出来なかったらしい。
 知花くららのお爺ちゃんが今回『孫』である知花くららに初めて集団自決の体験を語った理由は日本の教科書から『集団自決に軍の関与がなかった』という事かららしい。そして知花くららのお爺ちゃんも軍からの直接の命令を聞いていないらしい。

 「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪過の汚名を残すことなかれ」
 という皇民化教育、軍国主義教育は何処に行ったのかな?軍の関与がなかったという人達は。
 『軍』は『日本軍』である。軍隊の直接命令だけが『軍』の仕事ではない。『国』の仕事ではない。『教育』も仕事である。
 んな事は、今の歴史が解り難ければ、北朝鮮での教育をみれば解るだろうが。

 で、今日、恐らく最早始まっているであろう『2ちゃんねる』等のネット右翼の『知花くららバッシング』をしている人達もレッカー移動の被害者である。きっと本人、家族、親族、友人、知人、御近所の人達の誰かがレッカー移動させられたストレスの伝達効果によりネット右翼という、本物の右翼からも見捨てられた行為を行っているんだろう。全ての元凶はレッカー移動である。

 そういや、別に明日に書いてもエエのだが、今日は夕寝してから全ての業務(勉強・公文筆ペン)をサボって銭湯→焼肉ビールツアーだったのでまだ眠たくないのだ。
 
 夏休みに『新潟ラーメンツアー』に行く予定の私は新潟の復興状況を知りたくて諸々調べている。「柏崎の『そばよし』は大丈夫なのか?」とか。
 そんな情報ツールの中にある大谷派の掲示板がある。
 そこに友人の僧侶から「僧侶は社会問題に関わるべきではない」と云われた事が書いてあった。
 恐らくその『友人』も同じ真宗僧侶であると思われる。

 ちなみに都会である大阪ではそんな発言は聞いた事がない。ただ、田舎の真宗王国の話であるのなら納得出来る。
 先日観た『土徳の里』があるから。

 現在、真宗教団に出家者はいない。出家した『僧侶』はいない。在家主義である。よって、『真宗僧侶』とはあくまでも『教団内資格』でしかない。
 しかし、知ってる限りでは江戸期に於いては『真宗僧侶』も寺社奉行の管轄だったらしい。つまり他の教団の僧侶、出家・授戒した僧侶と同じだったらしい。
 そういう身分制時代の名残りが今も生きている。

 よって、「僧侶は社会問題に関わるべきではない」とは、「出家者は社会問題に関わるべきではない」と言い換えた方が解りやすい。
 同じく、「僧侶は社会問題に関わるべきである」とは、「出家者は社会問題に関わるべきである」と言い換えた方が解りやすい。
 両方とも『出家者意識』である。
 前者は「社会運動等という下々の事柄に出家者たる私達が関わるべきではなく、私達は修行に専念するべきである」という事なんだろう。
 後者は「社会運動も私達の大切な修行であり、同時に社会運動をする事によって初めて私達出家者は僧侶として下々の者から尊敬されるのだ」という事なんだろう。

 これを『殿』『姫』としても解りやすい。
 『殿・姫は社会運動等という下々の事柄に関わってはなりませぬ。殿・姫としての品格を損なわれます。」と。
 あるいは
 『殿・姫はもっと熱心に社会運動に関わり殿・姫としての品格を高めるべきなのです」と。まあ、天皇・皇后も被災地に行くし。神谷美恵子を好きみたいだし。

 前者、後者とも同じである。共に『出家者意識』であり、『殿』『姫』意識である。

 先日、先輩達との学習会である先輩が「御遠忌をどうするのか?」と歎いておられた。
 私は『真宗門徒』に特化すべきであると思う。

 真宗教団は世界的にも珍しい(他は知らん)『授戒者がいない教団』である。
 『僧侶資格』を無くして、『門徒』『門徒の中で一定の資格を持った人を教師とする』という「僧侶を無くしてしまえ!」という議論が出る世界的にも珍しい伝統仏教教団である
 しかし、先の前者も後者も『出家者(僧侶)意識』であり、『殿・姫意識』である。
 つまり、真宗教団の特色をブチ壊そうとする動きである。
 そうではなく、真宗教団はその歴史の中で『僧侶』であり、『殿・姫』でもあった。それを解体、再構築する『動き』が大事なのではないのか?『無戒名字の比丘』として、あくまでも「法名を持った一仏弟子である」との『動き』を世に広めて行くべきではないのか?
 当然、『無戒名字の比丘』『一仏弟子』は『下々の者』と同じである。全く同じである。
 解りやすい『ボランティア』等の社会運動には『下々の者』と同じく、それぞれの縁でやればエエだけの話である。「困った時はお互い様ですよ」と。
 反戦、反差別の運動も同じである。『下々の者』と同じくそれぞれの縁でやればエエ。別にプライドなんぞ要らんやろ。

 しかーし!『出家者(僧侶)意識』や、『殿・姫意識』を持ってしまう事もよく解る。
 きっと、自分や、家族や、親族や、友人や、知人や、御近所の誰かがレッカー移動させられたのであろう。その怨みのストレスがプライドに代わり、「ホッホッホッホ!私はレッカー移動させられましたけど、下々の人達とは違うザマス」となってしまったのであろう。

 今日、諸々多くの事柄で証明したように、全ての元凶はレッカー移動にある。
 レッカー移動さえなければ、日本は憲法を変えて戦争に行く事もなく、それを煽るネット右翼もおらず、非行に走る少年少女もおらず、姫や殿意識、出家者意識を振り回す真宗僧侶もおらず、平和な世の中なのだ。。。

 ん?

 

駐車違反利権

2007年08月08日 | 坊主の家計簿
 8月8日

 食類  菜っ葉とろろ        100円
     鶏飯            200円
     トロサーモン        100円
     豆腐            100円
     鰹のたたき         119円
     たまご           158円
     茄子肉挟み天        129円
     麺類4           100円
     コンニャク2        100円

 合計               1106円
 8月累計            30137円

 やっぱり温泉&マッサージに行っとけばよかったなぁ。。。
 夕方のお参りが終わってから行こうと思てたんやけど、水曜日はテレビの日なのだ。『愛のエプロン』→『銭金』→『ベストハウス』と黄金テレビの日なのだ。よって辞めたのだが、体がダルいのぉ。。。この間の銭湯は『単なる町の銭湯』なのでマッサージ機を使ってないし。肩と足が辛いから明日でも行って来るか。あと一週間、体を保たせんとアカンし。

 っちゅう事で、テレビを見終わった後に、少しレッカー移動についての学習。
 ちなみに私はレッカー移動された事はない。昨日も「されかかった」だけの話である。ただ、全く通行に問題がない場所で警察とレッカー業者がつるんで金を稼ぎに来た事が許せんし、正直、ビックリした。
 道路は昨日も書いたが、戦車は無理でも装甲車なら走れるかもしれんぐらいの車幅は残ってた。10トントラックや、救急車、消防車なんぞも余裕である。そんな住宅街の道での出来事である。

 警察とレッカー業者の癒着は解りきった事であるが、どうも解らんのが現場の警察官なのだ。交通課の警官、つまり昨日ニコニコしながら「兄ちゃん、危なかったなぁ。もうちょっとで移動する所やったで」と云ってた警官と、生真面目そうな新米警官に対して何のメリットがあるのかと。
 交通課の警官に対して『レッカー業者がビール券を配った』という情報ソースもあったが、正直「ビール券だけかよ」とも思う。彼等、彼女等は天下りのメリットもないだろう。ないのになんで業者とつるんでレッカー業者の仕事を手伝っとるねん、レッカー業者の下請けやっとるねん、と思たんだが、色々と調べてみて解った事があった。
 
 まず、レッカー業者は基本的に警察署長の承認がいるらしい
 これは一般警官には辛いだろう。署長命令もあるだろうし。署長クラスになると天下りも出来るんだろうし。署長に睨まれると面倒なんだろうし。

 次にレッカー移動料金のうち、一定額は警察&警察の天下り先である『交通安全協会』に入る。(http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/mikata/archive/news/2006/20060927org00m300078000c.htmlなど)
 これもデカイ。『売り上げ』である。天下り先の売り上げになるのか、それとも警察に入るのか、だけの違いであって、『売り上げ』には変わりない。
 全ての路上駐車の車が『商品』であり、『金』であり、後は必要な売り上げに対してどれだけ『金を拾うか』だけの話のボロい商売を警察とレッカー業者がやってる『利権』でんな。

 『交通取り締まりのタブー!?反則金+放置駐車違反金で1千億円超え!お巡りさんウハウハのカラクリ』を注文と。

 &、昨日『何もなければ書く予定だった』のだが、真宗教団に『僧侶』なんぞいない。出家しとらんやろうが。まあ、明日何もなければ書こ。
 で、参議院議長が「しぇけなべいびー」になった。「筑紫に似ている」という声もあるが、やっぱり「しぇけなべいびー」の方が似てるやろ。

 

国体護持

2007年08月07日 | 坊主の家計簿
 8月7日

 雑費  缶コーヒー        120円
     歯医者         2790円
     公文学費        4500円
     短パン2        2000円
 食類  穴子飯          200円
     イカさし         100円
     もずく          105円
     鶏せせり         109円
     中華三昧3        204円
     片栗粉           98円
     ペット茶          78円
     ししとう          88円

 合計             10392円
 8月累計           29031円

 クソッタレ!仕事中にポリ公に駐車違反で捕まる。
 ちなみに駐車時間はホンの8分ぐらいである。道は一方通行で路肩が1.5メートルはある、つまり仕事で使っている軽自動車は充分路肩に入る。間に道があって、向こう側にも1.5メートル程の路肩がある。つまり両側で3メートルの路肩(警察調書より)はあり、道も住宅地である。つまり交通量は歩行者、自転車、車を含めて全て少ない。全くヒマな道である。駐車していた場所も人の家の前ではない。会社、もしくはそれに準ずる大きな建物の裏側で、その道に面して出入り口は一切ない。
 しかし、たった8分程の駐車、警察はたった4分の駐車時間でもって『レッカー移動しようとしていやがった!』
 ボロい商売しやがって。警察は現在ぼろ儲け状態である。『パチンコ利権』というドル箱を抱えている。&駐車違反が厳しくなったのに伴って新たな利権が生じている。たった4分で仮にレッカー移動されていたら3万である。うちレッカー会社に15000円か?それぐらいの売り上げがレッカー会社に入る。当然、周囲の他の車もやられてたから、警察もレッカー会社もボロ儲けである。当然、レッカー会社は警察の天下り先である。公安にロクな利権がないのに比べて警察はボロ儲けである。
 
 確か前回捕まった時は2時間半は警察と徹底議論した。当然負けるのだが、「通りすがりでパクられてたまるか!」っちゅう事で、警官二人&応援部隊を含めての警察経費は私が払った反則金5000円よりかかっているだろう。ついでに近所での緊急連絡が警察無線で入っていたのだが、それも「俺を許してから行け!」という態度だったし。当然、私に反省の色は全くない。
 だが、今回は『仕事中』だったし『忙しい』ので安易に「もおエエわ」になってしまった。
 
 前回捕まったのが昨年の8月19日早朝。つまり私は1年未満で前の点数が消える前にまた捕まってしまったわけだ。点数が心配なので警官に「今何点ですか?」と聞いたら、「受付で案内が置いてあるから、それで申告して下さい」との事。
 で、警察署の受付で点数を調べる案内を貰ったら、これまた警察のボロ儲け。
 免停に成ると警察から案内が来る。当たり前だ。と云う事は警察は個人の点数を管理しているわけだな。当たり前ながら。だったら警察に端末を置けば済む話である。しかし、それをせずに『自動車安全運転センター』と云う所に申請をしなければならない。当然、警察の天下り先である。しかも『法人』だと(笑)ボロ儲けしやがって。料金は700円。アホか、っちゅうねん。どこまでボロ儲けしたら気が済むねん。お前等は。だから市民に嫌われるんだよ。腰に拳銃下げてるからちゅうて偉そうにするな。武装してるからっちゅうて偉そうにするな、ボケ!

 とは云え、今回は全く警察にボロ儲けさせてしまった。昨年は原価割れどころか大赤字を出してやったので何とか気が済んだが、今回は気が済むわけがない。この怨みは生涯忘れない。今までも警察に協力した事はないが、今後一切協力しない。

 今回の反則金、っちゅうか、泥棒に払う金は15000円である。強盗に15000円持っていかれるのだ。恐喝されるのだ。10年前なら間違いなく「それ以上の迷惑を警察にかけたらエエねんやろ」なんだが、40前やし、今回はすんなり払ってやろう。但し、今後一切の協力はしない。邪魔はする事があっても協力は一切しない。

 しゃて、強盗に15000円を持って行かれる私は15000円の穴埋めをしなければならない。丁度迷っていた出費
 1 夏休みの4泊5日の旅行を3泊4日にする。だって、一日ぐらいダラダラしとかんと体が持たん。
 2 最近流行の軽そうで歩きやすそうなサンダルを買うのを辞める。
 3 欲しかった『宇井伯壽 釈道安研究』を買うのを辞める。
 これで穴は埋まる。

 って、警察に負けとるやんけ。気持ちが最早負けとるやんけ。ボケか、こら!警察はだいたいやな島津やろ。薩摩の川路利良やろ。
 だいたい、明治になってからの最初の警察の仕事は不平士族問題の解決であった。その為に川路利良がどんな事をしたのかは司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を読めば解る。薩摩でありながら西郷の裏切り者、っちゅうか、西郷自身が不平士族の後始末を望んでいたのかも知れないのだが、私は薩摩には、島津には怨みがある。
 だいたい島津が関ヶ原で活躍していれば明治維新なんぞ起っていなかったのだ。明治維新どころか日本の前の戦争も起っていなかったし、今程警察がデカイ顔をして腰に拳銃ぶら下げて歩きまわり、全く問題のない所に車を停めていて、「たった4分」でレッカー移動しようとする事なんぞなかったんだ。
 島津は強い。それは幕末を見ても解る。戦国時代も当然強かった。あの島津が西軍としてちゃんと働いてさえいたらだな、徳川なんぞに負ける事はなかったんだ。少ない兵力でも切り込み隊となり、西軍全体を引っ張る事さえしてくれれば、今日阪神が巨人に負ける事もなかったんだ。

 ん?日本の警察が最初にした大きな仕事は不平士族の後始末である。不平士族の下に薩摩の川路利良が「西郷どんは」と云い垂れつつ、西郷が蜂起した時に一斉蜂起しないように潰しにかかったのだ。それが日本の警察の最初の大きな仕事である。
 つまり警察は『国体』を守るのが仕事である。別に市民の平和を守る為になんぞ存在しない。『市民の平和』は『国体のついで』である。んなもん、戦前の特高警察をみたらよう解るやんけ。今でも変わってるわけないやろ。『警察』という仕事の目的は『国体を守る』事以外にない。

 で、警察に負けるのがイヤなのでやはり夏休み旅行は4泊5日で。
 と云いつつ別にムキになっているわけではない。ただ、旅行計画で行きたい所を時刻表で探っていると、その日程しか無理っぽいし。まあ、最終日は早めに京都に行って、修理を頼んでいる数珠を取りに行かんとあかんし。夏休みの次の休み、31日も諸々あるし。
 サンダルは辞め。この間買ったのがあるし。新しい魅力的な商品が気になって買ってたら金が続かん。
 『宇井伯壽 釈道安研究』は、さっきネットで注文した。

 真宗門徒は『法名』っちゅうのがある。他は『戒名』か。戒名には色々とあるらしいが、真宗はシンプルに『釈○○』『釈尼○○』である。『尼』の問題は今日は置いとく。
 で、この『釈』であるが、これは『釈道安』という中国の昔の坊さんから来ている。数ヶ月前に学習会の教科書を読んでて初めて知ったのだが。
 釈道安以前は

【僧侶の名はそれ以前には、それぞれの出身の国名・国王の姓・師の姓などをとって、姓の如く用いていた。】(前田恵学『仏教要説』P87より)

 らしい。
 しかし、道安は
 
【これに対して道安は、大師の本は釈尊よりも尊いものはないから、沙門はすべて<釈氏>と称するべきであると主張し、みずから釈道安と称した。日本の宗派の中で、法名に釈の字を冠する風として残っている。】(前田恵学『仏教要説』P88より)

 アナーキやないけ。親鸞が『藤井』っちゅう姓を天皇から貰ったにも関わらず『愚禿釈親鸞』と名告った事を思い出すやんけ。

 国体護持の為の警察に協力する、進んで協力する、っちゅうのは『釈氏』なのか?
 別に警察に限らん。『国体護持』の為を進んでする事が『釈氏』なのか?
 道安がどういう人だったのかは教科書程度しか解らん。本が着いてからやな。
 ただ、道安の弟子で慧遠という人がいる。

【『沙門不敬王者論』を著わして教団の権威を確立した。当時、東晋の宰相桓玄は僧侶を王権のもとにおかんとして、出家も王者に礼すべきであると命令した。慧遠はこれに反駁してこの論を書き、桓玄もこれを断念せざるをえなかったのである】(前田恵学『仏教要説』P88より)

 アナーキやんけ。国王不拝のルーツらしい(http://www.terakoya.com/ronbun/shigaragi/disp.cgi?300のP44)。

 駐車違反記念に『沙門不敬王者論』を解りやすく解説してくれているらしい『芹川博通 国家・教育と仏教』も買っとこ。アマゾンでは一ヶ月ぐらいかかるらしいが、まあエエ。

敗戦

2007年08月06日 | 坊主の家計簿
 8月6日

 雑費  缶コーヒー         120円
     古本振込         9240円
 外食  回転寿司          315円

 合計               9675円
 8月累計            18639円

 18時過ぎから、「今日は爆睡の日」と決め込んで布団に潜り込んだのだが、挫折。。。2時前に眼が醒めて、醒めたら速攻腹が減ってやなぁ。。。さっきまでテレビみながらお粥を喰ってました。

 そういえば今日は『ヒロシマの日』。戦争中に日本軍も散々悪逆非道の事をしたが、『ヒロシマの日』は人類最大のの日。『核』という新しい兵器が有色人種に対して人体実験された日。
 そんな被爆国である日本には原子力発電所があり、&潜在的核保有国でもある。

 そういや、今年の夏休みは『新潟ラーメンツアー』なんだが、夏の新潟旅行を取りやめる人達が多いと聞く。
 確かにいまだにJRも復旧していないのだが、キャンセルの主たる理由は原子力発電所に対する風評被害であるらしい。
 私もチラホラとネット上でみかけたんだが、ヒステリック・エコの人達が大騒ぎしていた。あのネット特有の情報源が定かでないにも関わらず大騒ぎして居た人達に損害賠償でもすればエエんだ。メールが情報源だったら大笑いでっせ。まあ、ヒステリック・エコの人達らしい『陰謀』とか『妄想』なんだろうが。

 原子力発電所は安全である。但し『机上』ではという限定がつくのだが。机上の論理では完璧である。但し、それを扱うのが生身の人間であり、立てる場所が『いつ何事が起るか解らない大地』である事を除けば。
 そんな証明なんぞは今まででもハッキリしてまんな。
 前の戦争でも、今回の年金問題でもなんだが、諦める事を憶えな。あ、原子力発電所も。無理や、っちゅうねん。原発ジプシーは特攻隊か?

 

Like a rolling stone

2007年08月05日 | 坊主の家計簿
 8月5日

 雑費  缶コーヒー          120円
 食類  阪神タイガースドリンク10  480円
     発泡酒            175円
     もやし             45円
     国産豚バラ          248円
 外食  五目そば           500円

 合計                1568円
 8月累計              8964円

 8月は忙しいのぉ。。。
 っちゅう事で、阪神タイガースドリンク『勝っとばせ!』を購入。っちゅうか、前に買った栄養ドリンクがまだ一杯あるんだが、やはりここはついに3位に入り首位すら射程距離圏内に入った阪神の力を借りるしかない。
 今日もお参り先のお婆ちゃんと話していたんだが、野球に興味のないお婆ちゃんでも阪神には興味がある。私だってそうだ。とりわけ阪神ファンではない。野球にもそれ程興味があるわけではない。どっちかっちゅうと格闘技系の方である(ゲーリーグッドリッジ負けてもうたやんけ)。
 しかーし!阪神が勝つと「なんとなく嬉しく」、阪神が負けると「なんとなく悲しい」。

 恩師から勧められた本『近世服忌令の研究』っちゅうのが昨日古本屋から届いたので少し読む。ついでに『世界宗教大事典』っちゅうので関連する事を調べつつ、脳味噌は勝手に動き出す。

 昭和天皇が亡くなった時に、厳密には亡くなる前から『自粛ムード』っちゅうのがあった。
 友人からも「天皇が死んだら西部講堂でイベントするから警備に来い」という電話があったりした時であった。ちなみに仕事で警備には行けなかったし、心配された(期待していた)右翼の襲撃もなかったらしい。静かに(?)粛々と(?)コンチネンタルキッズなんぞが出たはずのイベント(確か『ショーは終わってんのぉ』)は執り行われたらしい。
 当時、私は夕方から深夜まで働いていたし、仕事が終わってからは近所のバーに毎日の様に行く生活を送っていたので、テレビも殆ど観てなかった。街にも出なかった。
 けど、街(まあ、ミナミ)も多少の自粛ムードがあり、テレビではお笑い番組がなかったらしい。
 
 あれは『喪』を強制されたんだな。『強制』ではないか『自粛』だし。ただ、その背後にある『鵺』のようなものがある。実態があるのかどうかはまだ調べてない。ただ、右翼は喪に服していただろう。今の時代ならネット右翼という、右翼からも見捨てられている人達が騒ぐぐらいだろう。
 当然、左翼は騒いだ。デモや集会もあったはずだ。記憶では。

 親しい人が亡くなった時に喪に服する事は大切な作業である。哀しみと向き合う時間は大切だ。それに対しての社会システム、つまり「色々と大変ですから仕事や学校は休んでもイイですよ」っちゅうのは大事だ。ある僧侶は遺族に「勉強せえ!」と言い切ったらしいが。
 それと、「死で穢れた人は公の場所に出てくるな」とは全然違う話である。

 大好きな漫画『人間交差点』にこんなシーンがあった。
 バリバリのキャリアウーマン。仕事でほぼ毎日終電まで働いて居る。駅に着くと冴えない中年サラリーマンが酔い潰れている。彼女はそのサラリーマンを馬鹿にする。見下す。「ああいう風になっちゃダメ」と。
 でも、彼女も仕事でつまずく。「なんで、なんで。。。」と大酒を煽る。そんな日が続く。そんなある日に彼女はまた酔い潰れた同じ中年サラリーマンを見掛ける。彼女は手を貸す。落ちてる鞄を拾って「ほら、大丈夫?」と。

 

真宗の『寺』

2007年08月04日 | 坊主の家計簿
 8月4日

 雑費  缶コーヒー        120円
     ペット茶         100円
     銭湯&石鹸        420円
 外食  ラーメン         600円
 食類  麺つゆ          198円
     発泡酒          175円
     ところてん         68円

 合計              1618円
 8月累計            7396円

 「ぬぅおぅ。。。体が。。。」と、仕事後に「少しだけ仮眠しよ」と思て寝たら起きれん。。。
 なので、10分遅刻して映画『土徳の里』
 
 え~。。。上記リンクサイトの宣伝コピーは映画を観たら「違いまんがな」と思うのだが。。。
 映画を観る前は、上記リンクにあるような感じで、まあ、言葉は悪いが『おめでたい映画』と思てたんやけど、全然違う。
 富山県南砺地方。確かに真宗王国でもあるらしいのだが、同時に神社の数も多いらしい。国会議員綿貫民輔氏が神主の格好で出て来て云ってた。「この辺りは神仏を大切にする地方です」みたいな感じで。
 真宗の仏事も『祭り』である。神社の祭りも当然『祭り』である。それは村の娯楽であった。
 時代は情報化社会であり、同時に娯楽も多くなった。寺での正信偈以外にも村(?)にはカラオケなんぞもあるだろう。生活も豊かになっただろう。よって『祭りの日』(=ハレの日)以外にも御馳走を食べ、飲み食い出来て騒げる日が多くなったであろう。よって、『土徳の里』ですら、寺に集まる人が少なくなって来ているらしい。
 この映画は議論だ。映画を作った人は映画の中で議論をしている。問題を投げつけている。

 映画の最後辺りには、廃って来た『場』ではなく、新たな『場』を作り出そうとしている人達の活動も報告されている。
 また、門徒のお爺ちゃんが「自分達が感じた事を伝えて行く事が若い人に響くのではないのか?」みたいな事も云っておられた。若い人が来なくなったからだ。
 
 この映画は決して真宗王国の『土徳』に甘える事を全く許していない。土徳を褒め讃えるだけの映画では決してない。
 伝統仏教が『伝統』の上にあぐらをかいて来た事を、『土徳の里』を通じての徹底批判の映画である。『伝統』を否定する事なく、伝統は伝統として尊敬しつつも『そこから』始まる事を問題提起した映画である。

 但し、これはあくまでも個人的感想である。映画を作られた方の意図は知らない。
 ただ、映画を観た場所が、私が坊主になる前から遊びに行ってた寺であり、また今日はこれまたずっと以前から遊びに行ってた寺(まあ、所属寺でもあるんだが)の『仏青みたいなもん』の日でもあったから。
 両方の寺は『新しい取り組み』で寺を開放しているし、若い人も来ている。私は僧侶になったが『僧侶以外』の人、『門徒』以外の人も。

 情報が余りなかった時代や、娯楽があまりなかった時代では『選べなかった』。だが、今では寺を選べる時代である。宗教を選べる時代である。宗教と密接だった生活文化が『宗教』と切り離されている。
 多くの情報、多くの文化、多くの宗教の中で『選ぶ事が出来る』時代である。

 昼過ぎに仮眠する前にチュートリアルが母校で漫才をする番組をやってた。高校時代によく行った高校近くの場所に二人で行き、「懐かしいのぉ。。。」と徳井が泣いてた。「嬉しい事があったらここに来て、悲しい事があってもここに来てよく語り合ったのぉ。。。」と。
 
 それが『寺』でも構わない。当然『バー』でも構わない。ただ、そんな『場』を求めている人は多い。そんな事に時代はあんまり関係なかったりする。
 徳井と福田は友達同士である。

 【僧侶も御門徒もみな御同行・御同朋なんです。僧侶と門徒が違うわけではありません。ここをはっきりと区別して浄土真宗の親鸞聖人の人は、僧侶が偉い御門徒が偉いというものではなく】(蒲池勢至『真宗民俗の再発見』P63より)

 まあ、『真宗坊主』になってしまったという事実はあるが、真宗の寺は居心地エエでっせ。
 ある先輩が端的に云うてた「ここは競争社会と違うから」。

 

流転三界中 恩愛不能断

2007年08月03日 | 坊主の家計簿
 8月3日

 外食   牛皿飯芋サラダ     484円
 雑費   発泡酒         175円

 合計               659円
 8月累計            5778円

 夕方のお参りが終わって気分はルンルン♪

 ♪温泉、温泉
  ゆっくり温泉

 と、意味なく歌ってしまいそうな勢い。
 そうなのだ。昨日爆睡してしまったし、この前(30日やったっけな?)に行けなかった御近所温泉に今日こそは行くのだ、行って温泉三昧&マッサージ機三昧なのだ。ただーし!『禁風呂上がりの焼肉ビール』なのだ。
 と、気合充分。仕事終わって、洗濯してる間に晩飯喰って、チャリチャリと。
 「10時までです」とオバはん。
 (スーハ~、スーハ~)みんな死んだらエエねん。。。
 いかん!いかん!こんな事で人間腐らせてどないすんねん!「最初っから腐っとるやろ!」「うるさいボケ!」と少しの心のやり取りの後に気を取り直して、若干可哀想な分だけ「今日は辛かったね」と発泡酒(糖質70%オフ)を購入。
 気分が少し治ったので、「よっしゃ!おっちゃんも頑張りまっせ!」と公文筆ペン練習。温泉は明日じゃ、明日。明日は仕事が終わったら速攻→温泉→マッサージ機→メシ屋でメシ&ビール(確か明日から100円。ビールのカロリー分はサウナでなんとか)→御近所寺映画上映会でっせ。

 とは云え、マッサージ機をしてないので肩がパンパン。サロンパスじゃ無理やな、やっぱ。もっと「ぐいぐい押してんか」っちゅう感じでっせ。

 と、若干不機嫌なので文句。

 安倍総理の退陣の声がある。メシ喰いつつ観てた、なんじゃ、あの番組は、え~関西なら金曜20時から10チャンネルでやってる『太田総理』とかいうヤツでもやってたんだが。
 安倍総理の退陣を求める人は自民党支持者なんだろうか?自民党支持者なら解る。『安倍総理の退陣』といっても『安倍総裁』の退陣なんだし。「あんな大将で戦が勝てるか!!!」っちゅうやつでんな。確かに勝てんだろう。だから自民党支持者でない私は退陣を求める意思など全くない。
 仮に退陣して麻生氏とかがなったら大変だ。麻生氏は『笑いが出来る総理』になる。片や小沢氏は「そんなに無理して笑わんでも。。。」っちゅう人である。強敵だ。
 ついでに谷垣氏と小沢氏を並べてみる。福田氏でもエエ。加藤氏でもエエ。
 「うむむむむ。。。やっぱり小沢の方が悪代官よのぉ。。。」

 確かに現状の『安倍総理』は日本の大将でもあるわけだが、その大将を引きづり下ろすのは衆院選挙しかないやろ。例えば今『安倍総理退陣』なら衆院選挙が先延ばしになるのでは?新しい総理の下で内閣が出来る。「その内閣の信任選挙だ!」とはすぐにならんやろ。なるのか?よう解らんが。

 なんにしても今回の選挙が終わってからも安倍内閣の支持率が下がっているみたいやし、安倍内閣の退陣の声が挙がるくらいには「今回の自民党敗因の最大の理由は安倍内閣だ」なんなら、そのままでエエやん。そのまま安倍総理、っちゅうか、安倍総裁の方が安倍大将の方が闘いやすくないか?
 &勝ち戦で深追いする事は兵法としても如何なものか。安倍総裁の首を取って、次に出て来たのが『日本初の女性総理』だったり、多分小沢氏よりもリベラルっぽい加藤紘一氏だったりしたら民主党は大変でっせ。前回自民は議席を取り過ぎたから、前回より下回っても与党で過半数を押さえればエエだけの話やねんし。

 とか書き垂れつつも私は自民支持者でも民主支持者でもないわけなんだが。
 ただ、民主党の年金案には賛成だ。出来れば『グリーンピア』等の施設を使って、年金生活になった時に『年金だけで生活出来て死ねる施設』を是非作って頂きたい。「新たな姥捨て山ではないのか?」と云われてもエエやん。路上で寝て死ぬよりマシやで。野垂れ死ぬ事なんぞ真っ平御免やで。野垂れ死ぬ事がイヤやから『野垂れ死ぬ危機にある人』と一緒になれるんやろ。「私は宗教者やから野垂れ死んでもエエ」っちゅうのは道楽やろ。『道楽』っちゅうか、優生思想っちゅうか、うっとうしい話や。
 別に地味でもエエねん。『でも』っちゅう辺りの弱気が非常に私らしいのだが、別にエエねん。仕事があるうちは働いて、こうやってネットで遊んだりしつつ、タンマに温泉行ったり、夏休みには燕三条豚脂ラーメンツアーや、讃岐うどんツアーに行けるだけでもエエねん。仕事が無くなったら貧乏でもとりあえず部屋があって、御飯が食べれたらエエねん。歯が痛かったら歯医者に行けて、お腹が痛かったら薬を飲んで、これから歳いって来たら病気になるんやろうし、なったら最低限でもエエから治療を受けたいねん。
 「お前、坊主やろ!仏教徒やろ!」
 と、なじられてもエエねん。
 ホンマはイヤやねん。もっと立派になりたいねん。そんな心配せんでもエエぐらいになりたいねん。でも、無理でも死ぬまでは生きたいねん。



土徳の里

2007年08月02日 | 坊主の家計簿
 8月2日

 先に7月〆

 一般会計            110937円
 奨学金カンパ           10000円
 医療保険              4740円
 家賃               32430円
 ネット代              5279円
 携帯電話              4203円
 アマゾン              2993円
 電気代(6月分)          1590円
 ガス代(7月分)          3023円
 国民健康保険           27200円
 
 7月合計            202395円
 これに一括払いの年金の月割り13804円を仮にプラスするなら216199円

 なんでや。何が悪かってんや。。。

 
 8月2日

 雑費  缶コーヒー         120円
     歯医者          1850円
     黒霧島          1530円
     コピー            40円
     切手             90円
 外食  かき揚げ蕎麦        326円
 食類  蒸し鶏           131円
     カットパイン        100円
     ゴーヤ           100円
     豆腐            100円

 合計               4387円
 8月累計             5119円

 歯医者でくたびれて爆睡。目が覚めたら24時過ぎ(笑)
 「朝まで寝たろ」と思たんやけど、無理っぽいので辞め。

 しゃて、御近所寺映画上映会、次回は『土徳の里』らしい。
 『土徳の里』とは、自民党の支持基盤である(笑)っちゅうか、今回では変わったのね。『民主党=小沢=角栄の弟子』になったのね。
 とか云いつつ

【僧侶も御門徒もみな御同行・御同朋なんです。僧侶と門徒が違うわけではありません。ここをはっきりと区別して浄土真宗の親鸞聖人の人は、僧侶が偉い御門徒が偉いというものではなく】(蒲池勢至『真宗民俗の再発見』P63より)
 
 という『歓喜光院殿御崇敬法要』での『御門徒』の発言を聞いたりすると「おお。。。土徳やのぉ。。。」と思ったりもするのだが、その前提である『御本山の権威』がなぁ。。。天皇の赤子、っちゅうか、天皇の下の平等との違いがイマイチ不勉強な私には解らん。
 「法主が入った風呂の水を飲む」っちゅうのも、確か司馬遼太郎が「あれは御門跡様やからや」と。確か。貴族信仰の故に「風呂の湯を飲む」と。んな仮説を立てたもんがあったが。

 とか書き垂れつつも都会で生まれ育った私には『田舎』は魅力的である。これは決して親鸞がいう「いなか」ではない。んなもん時代が違うわ。情報化社会を無視して「いなか」もクソもないやろ。文字を読めない人が多いのは『田舎』の爺婆ではなく、被差別の爺婆やろ。『日本語』で限定するなら『在日1世』の人達とか。
 
 とか書き垂れつつも『田舎』は魅力的である。
 『地方』と云ってもエエ。
 当然、『大阪』だって『地方』であり『田舎』である。ただ、平均大阪人は東京に行こうが何処に行こうが『大阪弁で通す』という事が多々ある。テレビでもそうやな。堂々と大阪弁っちゅうか、関西弁で通しとる。標準語と東京弁は違うらしいが、ひょっとすると日本で一番堂々と方言を使っているのかも知れん。
 これは全て「あの時に小早川のガキが裏切らんかったら天下はこっちのままやったんじゃ」と関ヶ原の怨みに由来する。。。のか?とりあえず個人的にはそうなのだが。

 それぞれの『御国訛り』という方言。燕三条豚脂ラーメン、さぬきうどんに代表されるような『御当地食』。エエもんや。
 でぃすかばーじゃぱん、っちゅうやつでっせ。ワハハハハ!!!『美しい日本』っちゅうヤツでっせ。

 確か『在日1世』っちゅう写真集の中の言葉だったと思うのだが、昔に在日の人達がホルモンを喰っていると「クソ袋を喰いやがって」と日本人から云われたらしい。で、今は日本人も『クソ袋』を平気で喰らう様になったのだが。

 ヘンリー松山の曲で「スイートホームシカゴ」を「スイートホーム生野」と歌っているのがある。
  ♪へい!みんなで帰ろう
   俺達が生まれた あの生野へ
 っちゅう感じでんな。母国は朝鮮半島かも知らんが、故郷は生野なんだろう。

 最近好きな昨日貼った住友生命のCM。
  ♪みんな同じ 生きているから
   一人に一つずつ
   大切な いのち
 
 あれは、『いのち』を奪われる現場でもっとも輝く言葉だと感じる。
 『いのち』とは別に個人に限定された『命』ではなく、つまり生命保険会社が保障する『命』ではなく、生活文化も引っ括めた『いのち』として。

 嫁威肉付きの面っちゅう話がある。今日本を読んでて思いだしたのだが。
 当然『伝説』である。んが、その『伝説』で今日での影響はどうなんだろうか?
 例えば女性が寺に出掛ける。法座に出掛ける。あるいは寺に住んでいる女性が本堂での法座に参列する。
 まあ、色んなパターンがあるんだろうが、「出掛け難い」という話も聞く。「出掛ける事を反対される」という声を聞く。
 そんな時にこの『伝説』は意味を持って来る。
 『伝説上』は当然『法座』であるのだが、別に会議でも議会でもなんでもエエやん。

 地方の過疎化が進む。まあ、これに関しては私も色々意見があるのだが『駅前のシャッター通り』もある。『駅前のシャッター通り』の代わりに郊外にデカイスーパーが出来た。
 情報化で地方も都市部も変わりなくなりつつある。そんな中での『土徳の里』である。

 んが、当然『美しい日本』と紙一重なんだろうが。別に『中央』から奪われた『地方』の保障を『中央』指導の下、つまり教育基本法なんぞで保障されたくないわな。どうせ『中央』から観た『地方』であり、保障された植民地文化みたいなもんや。
 「『地方』って呼ぶな!『田舎』って呼ぶな!ここが世界の中心じゃ!」
 とやなぁ。。。

 ちなみに大阪も真宗王国です。御堂筋は北御堂と南御堂を結ぶから御堂筋です。
 よって、大阪人は全国何処に行っても、大阪弁です(笑)
 小早川のボケが。。。