坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

豚三昧

2007年08月17日 | 坊主の家計簿
 8月17日

 ねぎ蕎麦          310円
 青島食堂          750円
 河井継之助記念館      200円
 蕎麦茶            98円
 醤油おこわ         210円
 中華亭           650円(?)
 ホルモンビール      2350円ぐらい
 野菜ジュース         95円
 発泡酒           187円
 ホテル          4750円(但し楽天ポイント500円使用)
 
 合計           9600円
 8月累計        97380円

 長野へ。長野方面から長岡入りする。北越戦争で黒田清隆がとったルートやね。
 で、青島食堂・宮内駅前店。うめ~。。。無茶苦茶美味い。トッピングで50円チャーシューと100円ほうれん草にしたのだが、「もう一杯食ったろか」っちゅうぐらい美味い。ただ、関西人にはちょっと塩辛いかな?
 有名店で行った日も行列が出来るぐらいの状態だったのだが、店員の態度も素晴らしく、ラーメンも美味しく、素晴らしい。

 長岡駅で河井継之助記念館へ。まあ、小説読んでますし、ついでに、っちゅう感じ。駅で長岡名物の『醤油おこわ』を買って車内で喰いつつ目指せ背脂の聖地へ。

 杭州飯店は振り替え休日で休み。。。雨の中歩いて来たのに。。。
 なんだが、町を散策しつつプラプラと次は福来亭本店。ここも移転なのかなんか知らんが休み。店の外に荷物を出してたし、よく解らん。
 んが、町をプラプラ散策。なんか、西成とか、大正とか、生野とかの大阪の下町を歩いてる感じ。小さい鉄工所(?)みたいなのが沢山あって、銭湯が沢山ある。あちこちで眼につく。それだけでも好きな町。雨の中だったけど歩いてて楽しかった。
 燕三条背脂ラーメンはこういう土地柄だから出来たんだな、と納得する。寒いだけじゃなく、出前で冷めない為だけじゃなく、きつい肉体労働での『脂』だったんだ。
 西原理恵子の名言で「貧乏人は何処でもニンニクと油を喰う」というのがあるが、ニンニクは解らんが、新潟にしては小さな家、大阪の下町のような感じの町で一生懸命働いて、で、「ラーメン喰うか」みたいな感じなんだろう。
 九州の豚骨ラーメンだって、炭坑労働者のものだ。炭坑労働者がキツい肉体労働と喉につまった黒い炭を豚骨ラーメンでブチ破る。突破する。
 そういうソウルフード。燕市をウロウロして解った。

 で、予定では歩いて行くはずだった北三条のホテルに電車に乗って行く。ホテルにチェックインして荷物を置いてシャワー浴びて、いざ夜の町へ。
 まずは背脂。雨だし、疲れてるので駅近く(?)の中華亭へ。大油玉ねぎ入りを頼む。
 出来るまで店に置いてあった少年マガジンを読みつつ、待つ。
 出てくる。
 「すいません。。。」と思わず土下座しそうになった。。。
 店にもよるんだろうけど、『大油』とは、ラーメンの上に豚油が『こんもり』と盛り上がって居る。ざっと150g程度の脂が盛り上がって居る。ドンブリ鉢の中に白い山がある。その『白』が『脂』である。
 よく見ると玉ねぎも入っているのだが、圧倒的に脂である。
 悪かった。。。私が悪かった。。。私がもっと若ければ、そう、20代だったら君の事を大好きになっていただろう。しかし僕はもう40前なのだ。
 「愛があれば歳の差なんて関係ないじゃん!」
 と心は闘う。
 喰う。

 ♪あぶら、あぶら、あぶら~
  あぶら~を食べ~ると
  あたま、あたま、あたま~
  あたまがよくなる~

 ようするに『脂』を喰ってるようなものなので変な興奮の仕方をする。脳内物質出まくりでっせ。
 当然、美味い。麺も太くしっかりしてて美味い。絶品である。スープの味も私には塩辛いが美味い。
 しかし『大油』である。豚の脂がぬらぬらと。。。
 とか言いつつ完食。

 町をぶらぶら。翌日行く予定の三条別院の周囲が繁華街なのでウロウロ、ウロウロ。客引きに「どこか探してるんですか?」と云われつつウロウロ、ウロウロ。「兄ちゃん、キャバクラどうですか?」と、ウロウロ、ウロウロ。
 結局、一番気に入ったホルモン屋に入る。大油の後だったんだが、一番気になった店やししゃーない。
 『赤 380円』『白 380円』っちゅうのが気になったのだ。大阪ではそんな表現のしかたをせえへんし。
 店に入る。赤と白とココロと生中を頼む。
 赤白ココロが出てくる。
 「すいません。。。これって一人前ですか?」と思わず店の人に聞くぐらいの量。どう考えても2人前ぐらいないか?白は3人前ぐらいないか?
 豚肉だった。豚のホルモンだった。「さっきは豚の大油で、今度は豚のホルモンか。。。豚三昧やな。」と思いつつ、テレビでやってたバレーと写真週刊誌を見つつビールを飲んで終了。
 っちゅうか、腹ごなしに、まだまだ散歩してたけど。