坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

Like a rolling stone

2007年08月05日 | 坊主の家計簿
 8月5日

 雑費  缶コーヒー          120円
 食類  阪神タイガースドリンク10  480円
     発泡酒            175円
     もやし             45円
     国産豚バラ          248円
 外食  五目そば           500円

 合計                1568円
 8月累計              8964円

 8月は忙しいのぉ。。。
 っちゅう事で、阪神タイガースドリンク『勝っとばせ!』を購入。っちゅうか、前に買った栄養ドリンクがまだ一杯あるんだが、やはりここはついに3位に入り首位すら射程距離圏内に入った阪神の力を借りるしかない。
 今日もお参り先のお婆ちゃんと話していたんだが、野球に興味のないお婆ちゃんでも阪神には興味がある。私だってそうだ。とりわけ阪神ファンではない。野球にもそれ程興味があるわけではない。どっちかっちゅうと格闘技系の方である(ゲーリーグッドリッジ負けてもうたやんけ)。
 しかーし!阪神が勝つと「なんとなく嬉しく」、阪神が負けると「なんとなく悲しい」。

 恩師から勧められた本『近世服忌令の研究』っちゅうのが昨日古本屋から届いたので少し読む。ついでに『世界宗教大事典』っちゅうので関連する事を調べつつ、脳味噌は勝手に動き出す。

 昭和天皇が亡くなった時に、厳密には亡くなる前から『自粛ムード』っちゅうのがあった。
 友人からも「天皇が死んだら西部講堂でイベントするから警備に来い」という電話があったりした時であった。ちなみに仕事で警備には行けなかったし、心配された(期待していた)右翼の襲撃もなかったらしい。静かに(?)粛々と(?)コンチネンタルキッズなんぞが出たはずのイベント(確か『ショーは終わってんのぉ』)は執り行われたらしい。
 当時、私は夕方から深夜まで働いていたし、仕事が終わってからは近所のバーに毎日の様に行く生活を送っていたので、テレビも殆ど観てなかった。街にも出なかった。
 けど、街(まあ、ミナミ)も多少の自粛ムードがあり、テレビではお笑い番組がなかったらしい。
 
 あれは『喪』を強制されたんだな。『強制』ではないか『自粛』だし。ただ、その背後にある『鵺』のようなものがある。実態があるのかどうかはまだ調べてない。ただ、右翼は喪に服していただろう。今の時代ならネット右翼という、右翼からも見捨てられている人達が騒ぐぐらいだろう。
 当然、左翼は騒いだ。デモや集会もあったはずだ。記憶では。

 親しい人が亡くなった時に喪に服する事は大切な作業である。哀しみと向き合う時間は大切だ。それに対しての社会システム、つまり「色々と大変ですから仕事や学校は休んでもイイですよ」っちゅうのは大事だ。ある僧侶は遺族に「勉強せえ!」と言い切ったらしいが。
 それと、「死で穢れた人は公の場所に出てくるな」とは全然違う話である。

 大好きな漫画『人間交差点』にこんなシーンがあった。
 バリバリのキャリアウーマン。仕事でほぼ毎日終電まで働いて居る。駅に着くと冴えない中年サラリーマンが酔い潰れている。彼女はそのサラリーマンを馬鹿にする。見下す。「ああいう風になっちゃダメ」と。
 でも、彼女も仕事でつまずく。「なんで、なんで。。。」と大酒を煽る。そんな日が続く。そんなある日に彼女はまた酔い潰れた同じ中年サラリーマンを見掛ける。彼女は手を貸す。落ちてる鞄を拾って「ほら、大丈夫?」と。