坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

先生

2006年10月26日 | 坊主の家計簿
 10月26日

 雑費   缶コーヒー        120円
      タバコ          320円
      ペット茶         105円
 食類   豆腐           100円
      寿司           200円
 外食?  打ち上げ        3500円

 合計               4345円
 10月累計           86924円

 仏教青年会での報恩講。
 講師は、専修学院時代に『仏弟子』と云う事を徹底的に教わった恩師。

 「先生を持たないと云う事は、自分が先生に成っている事」
 と、やはり専修学院時代に教えて貰った。
 「かくの如く、われ聞きたまいき」
 『聞く』事。師の言葉を『聞く事』。
 プライドが高く、エラそうな私にはなかなか難しい。。。
 恩師や先生は居てるのだが、恩師や先生でさえも利用しようと、『私』のエゴでもって利用しようとしている。
 そういう私を改めて「ああ、この先生は私のそういう部分まで見透かしているんだろうなぁ。。。」と。
 でも、見放さずに教えてくれる。

 打ち上げで、久しぶりの先輩。私が僧侶に成る前からの先輩。
 少し喋る。
 「この人は、どんな哀しみ海を潜っておられて、何を感じておられるのだろうか?」と。先輩の声は海の底、大地の底から、哀しみの底から発しているように私には感じれた。
 逆に、その先輩の話を聞く事によって、私がどれだけ人間関係を粗末にしてきたのかを思い知らされ、同時に『包み込む』様な暖かさを感じた。それはその先輩から包み込まれるのでなく、その先輩が語る言葉の感情の発する元、原点から包み込まれる様な感じを受けた。

 教えを聞く身。
 私が私として生き切る為には、教えを聞かないとどうしようもならん。
 そういう事を、何度も何度も何度も何度も繰り返し繰り返しなんだろうが、でも、感じる事の大切さを『今』感じる。

 本当に、ありがとうございました。