坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

第六話『帰るべき場所』まで

2008年03月30日 | 坊主の家計簿
 3月30日

 外食  ラーメン        409円
 雑費  ゴミ袋         248円
     レンタル6      1200円
 食類  発泡酒6        583円
     海童         1490円
     紅ショウガ        78円
     からし          98円
     わさび          98円
     こんぶダシ        98円
     オニオンスープ3     60円
     ウインナー       176円
     豚肉          244円
     豆腐          128円
     うどん玉2        50円
 
 合計             4960円
 3月累計         105307円

 明日はお休み♪
 っちゅう事でボンヤリと。今日は結構忙しかったし、バタバタ動き回ったので、「うっ。腰が。。。」っちゅうやつでんな。まだハードに動き回るには少し早い。
 特に腰をひねる行為に弱い。野球とかはもっての他なんだが、まあ、別に野球せえへんし。
 
 野球。。。
 全国1億人の阪神ファンの皆様。今年の優勝は決まりましたな。やっぱし、平野、新井の加入がデカイな。
 投手陣もエエ。久保田とかも先発組にしたらエエのに。別に『JFK』にこだわる必要はないで。
 まあ、今年は貰ったも同然や。

 と、安心して『Dr.コトー診療所2006』を観る。今日は第六話まで。
 この作品は蒼井優ちゃんが出ているので注目していたのだが、なんせ、主人公らしき男優が気に入らんので、つまりテレビ画面に一番多く出てくるであろう男優が気に入らんので借りるのを避けていたのだが、まあ、評判も良さそうやし、一気にレンタル。
 ついでに柴咲コウも出ているらしい。
 え~。。。柴咲コウはやっぱし俳優を辞めた方がエエで。あんたは歌を歌っときなさい。歌はエエ感じで『大根』ではないのに、なんで芝居になると大根になるかな。
 比べて蒼井優ちゃんの演技の素晴らしい事。もう、キラキラしてまんな。テレビでも手を抜けへんねんな。その姿勢も素晴らしい。っちゅうか、蒼井優は天才やから手を抜くもクソもないか。
 しかも、思った以上に登場シーンが多い。これはヒットやな。

 ドラマ内容は第六話まででは、東京からやって来た新米看護士の蒼井優が意地悪な先輩看護士(柴咲コウ)に虐められる所から始まる。しかし、そんな意地悪な先輩看護士も蒼井優の笑顔や健気に懸命に働く姿を観て態度を改める。
 柴咲コウのオッパイを見れなくて腐っているコトー先生も蒼井優ちゃんが健気に働く姿に感動して乳癌だった柴咲コウの治療を大学時代の友人に任せつつも柴咲コウを脇から支える力になろうとする事が出来た。
 有名な漁師だったのに息子の進学資金を稼ぎだす為に出稼ぎに行き、そこで色々なトラブルに巻き込まれて腐っていた時任三郎も蒼井優ちゃんの笑顔に癒されて腐る事を辞める。

 そして、一番大きな変化は漁師役で出てる船木だろう。これは『ドラマ内』ではないので一行開けて書くのだが、ヒクソンに負けて引退した船木は『役者』なんぞという慣れない、というか、本当はあまりしたくなかったであろう仕事に付いた。
 船木はプロレスラーとして天才だった。その事は誰も異論はないだろう。佐山(初代タイガーマスク)以来の天才だと私は思った。
 ただ、船木は格闘技団体としては中途半端に終わってしまった第2次UWFに参加した。そこでも頭角をみせ、幻の『高田10秒KO事件』、つまり、ゴング早々拳底の連打で当時前田と並ぶエースであった高田をKOしたのだが、何故か不思議な事に、っちゅうか、『プロレス』が故に認められる事が出来ずに高田のKOは撤回で、結局その試合では負けた。
 その後船木は藤原組に参加した後に、自分の理想の団体、つまり『パンクラス』を旗揚げする。
 『パンクラス』を旗揚げする際に逸話がある。旗揚げするまでは船木は無職である。当然、メシが喰えない。だから、確か船木はファミレスでバイトしてたはず。20代半ばだし、ファミレスでバイトしてても当然おかしくないのだが、なんせ『船木』である。あの『船木』である。船木はファミレスでバイトをしながら生活費を稼ぎ、練習を積み重ねた。
 そこまでしてやりたかった自分の理想の格闘技である。
 だが、船木は若くして引退する。ヒクソンに負けて引退する。

 『Dr.コトー診療所2006』には、カレーで有名なクラーク博士の言葉が出てくる。
 
【少年よ 大志を抱け!
 お金のためではなく
 私欲のためでもなく
 名声という空虚な志のためでもなく
 人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け】

 忘れるのだ。そんな事をいっても。
 忘れ、金や私欲や名声にハマるが故に人間なのだ。
 
 船木も忘れ、迷っていた。迷っていた時に蒼井優ちゃんに出会ったのだ。
 「なんだ?この子は?無茶苦茶『芝居』を楽しんでいるではないか?こんなにキラキラと輝く芝居なんぞ見た事がない」と。
 当然、全て『多分』である。私の妄想である。だが、きっと船木はそう感じたのだろうと想像する。

 故に、船木は現役復帰する。彼は、蒼井優ちゃんと出会う事によって自分が「格闘技が好き」という単純な事を思い出したのだ。

 好きな事に理由はない。好きだから始めただけの話である。
 だが、悲しいかな『人間』だから金や私欲や名声等にハマってしまう。
 自分が選んだ道であるにも関わらず。

 人生には色々な道があるが、自分が歩けるのは自分の道だけしかない。
 具体的な事実では自分の道しか歩けていない。他人の道など歩けるはずがない。他人の道を真似て歩いてもそれが自分の道でしかない。何をやろうが、どんなに腐ろうが、それも自分の道でしかない。
 「私は親が決めた道を歩んで来たの!」
 「私は社会の道から外れないように歩いて来たの!」
 でも、自分の道。
 それを選んだ自分の道でしかあり得ない。他人の道などあり得ないし、他人が強制しようともそれを選ぶのも自分でしかあり得ない。

 蒼井優ちゃんは、出演する映画やテレビドラマでは主役級等にこだわらないらしい。『Dr.コトー診療所2006』でも脇役である。単純に芝居、いや、『役者』という仕事が好きなんだと思う。
 だから、自分よりも芝居が下手な吉岡某とか、柴咲某等の脇役を演じても、あんなにキラキラと輝く事が出来るのだ。

 自分の人生は、自分だけの人生でしかあり得ない。
 誰もが皆、スポットライトを浴びる人生であり得るわけがなく、また、自分の思い通りに生きれるわけもない。
 スポットライトも思いも世間。世間の話。
 
 アカン、夕寝してないし、深夜までDVD観てたし、酒も明日休みやからベロンベロンやのぉ。。。
 まあ、それが、事実や。事実に帰らんと、何処に帰りまんねん。

 あ、今日のブログは、何時もに増して嘘が多いです。
 だって、明日休みやも~ん♪
 二日酔いしてエエ日やも~ん♪

 中年よ大志を抱け!
 「何がメタボじゃ、こらボケ。オレ様はオレ様じゃ。勝手にレッテル貼るなボケ!何時から日本はナチスになってんじゃボケ!」とでんな。
 我がは我がや。他人のエゴと交換なんぞ出来るわけないやろうがい。
 エゴで他人の痛みが解るわけないやろうが。そりゃ『気分』や。気分やから『都合』や。都合次第の痛みの共感でんな。そりゃ『想像』の『思い』でしかないわけでんな。
 『よゐこ』はそれを覆い隠す。だから『真面目』で『優しい』わけでんな。エゴを隠すわけでんな。
 そこに『他者』は存在しない。
 「他人等全くどうなっても構わない」だから『他者』がいる。エゴを見出すが故に他者が居る。

 そうやって、優しくなんか全くなく、薄情極まりないもの同士がやな、『お互い様』でっせ。
 お互い様や、お互い様。