序盤、シャンソンのディフェンスが良く(ターンオーバー三菱3、シャンソン0)、ゲームを支配していた。三菱は渡邉の3Pシュート(第1Qの渡辺の得点13)や王のゴール下で何とか繋ぐ。シャンソンはオフェンスが機能しての得点が多く、第1Qは24-17と点差以上にプレイに差を感じた。また、池谷のパーソナルファール3も気になる。
第2Q、三菱はディフェンスを建て直しシャンソンのオフェンスを封じる。シャンソンは開始6分10秒まで無得点。この間、三菱は王を中心に攻め(王6点)27-24と逆転。シャンソンは王をうまく守っていた河村を下げたのが失敗。また、スイッチディフェンスが上手く出来ず、ノーマークの選手を作ってしまうことが多かった。
この後は、三菱に走った反動が出たのと、シャンソンも立て直し、第2Qは35-31のシャンソンリードで終了。
第3Qは一進一退の攻防が続く。
しかし、開始4分11秒にシャンソンの近平がシュートを決め、43-41とリードしてから、このクォーター終了までフィールドゴールを決められず、46-51と逆転、5点リードされてしまう。三菱のディフェンスがうまく機能しているせいもあるが、シャンソンの動きが落ちているように思えた。
第4Qは池住が2本フェードアウェイ気味のミドルショットを決め50-51と詰め寄るが、三菱も松島が3Pを決め、流れを渡さない。この後も、王、松島、橋本がシュートを決めバランスよく攻める。この間、シャンソンは池住が三度(みたび)フェードアウェイシュートを決めただけで52-60と点差を広げられてしまう(5分46秒)。シャンソンはオフェンスがほとんど形にならない。
この後、約1分30秒はお互い攻めが決められず、7分15秒にシャンソンの三好がスチールからシュートを決める。これで、ゲームの流れがシャンソンに。
8分54秒、池住がフリースローを2本決め、60-62と2点差に詰め寄る。
この後、三菱・王とシャンソン・三好がシュートを決め、残り36秒で2点三菱がリード。
三菱のオフェンスで、シャンソン・河村が王にファール。フリースローを王が1本外し、3点差。
残り17秒でシャンソンの攻撃。三好がボールを運び、ドリブルをしながら攻撃を窺うが、マークが厳しくシュート機会はなく、パスも出せず、スチールされてしまい、万事休す。
シャンソンはオフェンスがうまく機能しないこともあり、3度のタイムアウトを使い切ってしまい、プレーの指示を出せなかったのが痛かった。また、三好がドリブルをしている間、河村がスクリーンに言ったほかは、他の3人がほとんどパスを待っていただけなのも、いただけなかった。
65-62で三菱電機の勝利。
前半を見る限り、シャンソンの勝利は堅いように思えたが、第2Q以降、徐々にシャンソンのオフェンスが機能しなくなった。
三菱のディフェンスがうまく対応したのか、シャンソンの動きが落ちたのかは不明。
上記の理由の他に、シャンソンのオフェンスシステムのバリエーションが少なかったことも考えられる。ゲームが進むにつれ、オフェンスが機能してのシュートがなくなった。三菱の王のゴールしたが強力なので、ポストプレーができなかったことも一因か。
また、ガード陣はシュート力はあるが、オフェンス停滞を打開する能力はまだ未発達のようだった。
あと、気になったのはヘッドコーチ木村氏のベンチワーク。
ゲームが上手くいかないとき、その理由を選手に問いかけることが多く、その現状について叱る時間が長い。これは、試合後のミーティングや練習中なら有益だが、試合中ならば、ダメな点を端的に指摘し、具体的な対応策やプレーの方針を示すべきである。
ベンチワークが勝敗を分けたような気がして仕方がない。
あと、審判の笛はシャンソン寄りのようだった気がする。
第2Q、三菱はディフェンスを建て直しシャンソンのオフェンスを封じる。シャンソンは開始6分10秒まで無得点。この間、三菱は王を中心に攻め(王6点)27-24と逆転。シャンソンは王をうまく守っていた河村を下げたのが失敗。また、スイッチディフェンスが上手く出来ず、ノーマークの選手を作ってしまうことが多かった。
この後は、三菱に走った反動が出たのと、シャンソンも立て直し、第2Qは35-31のシャンソンリードで終了。
第3Qは一進一退の攻防が続く。
しかし、開始4分11秒にシャンソンの近平がシュートを決め、43-41とリードしてから、このクォーター終了までフィールドゴールを決められず、46-51と逆転、5点リードされてしまう。三菱のディフェンスがうまく機能しているせいもあるが、シャンソンの動きが落ちているように思えた。
第4Qは池住が2本フェードアウェイ気味のミドルショットを決め50-51と詰め寄るが、三菱も松島が3Pを決め、流れを渡さない。この後も、王、松島、橋本がシュートを決めバランスよく攻める。この間、シャンソンは池住が三度(みたび)フェードアウェイシュートを決めただけで52-60と点差を広げられてしまう(5分46秒)。シャンソンはオフェンスがほとんど形にならない。
この後、約1分30秒はお互い攻めが決められず、7分15秒にシャンソンの三好がスチールからシュートを決める。これで、ゲームの流れがシャンソンに。
8分54秒、池住がフリースローを2本決め、60-62と2点差に詰め寄る。
この後、三菱・王とシャンソン・三好がシュートを決め、残り36秒で2点三菱がリード。
三菱のオフェンスで、シャンソン・河村が王にファール。フリースローを王が1本外し、3点差。
残り17秒でシャンソンの攻撃。三好がボールを運び、ドリブルをしながら攻撃を窺うが、マークが厳しくシュート機会はなく、パスも出せず、スチールされてしまい、万事休す。
シャンソンはオフェンスがうまく機能しないこともあり、3度のタイムアウトを使い切ってしまい、プレーの指示を出せなかったのが痛かった。また、三好がドリブルをしている間、河村がスクリーンに言ったほかは、他の3人がほとんどパスを待っていただけなのも、いただけなかった。
65-62で三菱電機の勝利。
前半を見る限り、シャンソンの勝利は堅いように思えたが、第2Q以降、徐々にシャンソンのオフェンスが機能しなくなった。
三菱のディフェンスがうまく対応したのか、シャンソンの動きが落ちたのかは不明。
上記の理由の他に、シャンソンのオフェンスシステムのバリエーションが少なかったことも考えられる。ゲームが進むにつれ、オフェンスが機能してのシュートがなくなった。三菱の王のゴールしたが強力なので、ポストプレーができなかったことも一因か。
また、ガード陣はシュート力はあるが、オフェンス停滞を打開する能力はまだ未発達のようだった。
あと、気になったのはヘッドコーチ木村氏のベンチワーク。
ゲームが上手くいかないとき、その理由を選手に問いかけることが多く、その現状について叱る時間が長い。これは、試合後のミーティングや練習中なら有益だが、試合中ならば、ダメな点を端的に指摘し、具体的な対応策やプレーの方針を示すべきである。
ベンチワークが勝敗を分けたような気がして仕方がない。
あと、審判の笛はシャンソン寄りのようだった気がする。
さて、この試合は私もTV観戦していましたが、シャンソンファンの私から見ると、誠に情けない、ストレスのたまる敗戦でした。
前半はディフェンスもオフェンスもまずまず機能していたのですが、後半は全く違うゲームになってしまいました。
その原因として、ポイントだけ挙げますが、ディフェンスでは三菱がフロアバランスを広くとって攻撃した結果、王のところが完全な一対一となり、ヘルプやダブルチームに行けなくなってしまい、王に得点を量産されたこと。オフェンスでは、英さんも指摘されていますが、ガードからのパスを三菱がしつこくディナイしたことと、シャンソンのパスをもらう動きが鈍くなった結果、パスが全く回らなくなり、オフェンスの形が作れなくなってしまったことです。
ディフェンスでは、逆サイドのマークマンがダブルチームに行くという工夫をするべきでしたし、オフェンスではまるで中学生に対するアドバイスを実業団の選手に対して行わなくてはならない状況でした。(相手をロックしてからミートするとか、スクリーンを利用してミートするとか)木村HCも、「勝ち負けよりも大事なことができていない」とかなりご立腹の様子でしたが当然でしょう。それでタイムアウトを無駄に使いましたが、こんなことができないチームでは勝利には値しませんね。
また、おっしゃるように、木村HCの采配にも疑問がありましたね。長々としたお説教ではなく、解決策を簡潔に提示する方が何倍も効果的です。それに、大事なところで簡単なシュートを落としたりミスをしたりする藤吉をずっと使い続けるのは、私には理解できません。本川でも十分に藤吉の代わりが務まると思います。また、河村の出し方もあまり良くないですね。それにしても、シャンソンは杉山と元山が全くゲームに出ていませんでしたが、ケガなのでしょうか。そのあたりも気になりました。まあ、三菱電機の山下HCの方が、よほどいい采配をしていたことは間違いないでしょう。
ともあれ、新年早々情けないゲームを見てしまい、今季のシャンソンには期待していただけに、失望感が残りました。
今年もよろしくお願いします。
>シャンソンファンの私から見ると、誠に情けない、ストレスのたまる敗戦でした。
ええ、そうでしょうね。出だしは完全にシャンソンペースでしたし、展開がおかしくなった時も、≪もっと何とかなるんじゃないの≫というフラストレーションが溜まる試合でした。
私は、NBAと女子のWリーグを観戦します。日本男子の実業団やBJリーグ?は観ないので、傾向がつかみにくいのですが、NBAの方が戦略、戦術のツボが分かりやすいと思います。
WリーグはNBAに存在するスーパープレーヤーが居ないので、戦術・戦略が占めるウエイトが大きいです。
「こうしていたら展開が違っていた」という分岐点は多いのですが、それに気づきにくい。
批判めいた記事を偉そうに書いていますが、全く見当違いのことを書いているのではないかと心配です。私が見えていない部分をエスカルゴさんに補足していただき、本当にありがたいです。
>三菱がフロアバランスを広くとって攻撃した結果、王のところが完全な一対一となり、ヘルプやダブルチームに行けなくなってしまい、王に得点を量産されたこと。
なるほど、三菱がうまくオフェンスを改善したのですね。
王の得点の量産に関しては、「卵が先か、ニワトリが先か」の問題で難しいです。
三菱が広く攻撃したこともあり、割と簡単に外角にフリーな選手を作ってしまい、ロングシュートを決められてしまいました。そのせいで、王にダブルチームに生きづらくなってしまったように思います。
オフェンスに関しては、おっしゃる通り、徐々に行き詰まってしまい、それを打開する手が打てなかったこと。杉山選手と元山選手が故障していた可能性もありますが、メンバーチェンジをして、オフェンスパターンを変える試みをすべきだったと思います。
ポイントガードを替えるのも一つの手段だったと思います。ベンチに下げた選手をクールダウンさせて外からゲームを見せ、指示を与えるのも有効だったと思います。
不甲斐ないプレーに苛立つ気持ちは理解できますが、練習でできたことができなかったのか、出来るだけの練習ができていなかったのか(レギュラーシーズンは2位なので、本来のプレーが出来ていなかったと考えるべきなのですが)……
そこまで勘ぐりたくなるような、ヘッドコーチの采配とタイムアウト時の態度でした。