英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

色づく街、色づく「えぶりほえあ」 【10月12日、10月19日撮影】

2011-10-21 15:06:46 | 歳時
 いよいよ彼らの季節です。
【10月12日撮影】


 はい、セイタカアワダチソウです。河原、堤防、崖、道端、庭先など、少しでも余地があればニョキニョキ伸びてくる黄色の背が高い(背が低いものもありますが)秋の野草です。本当にどこにでも伸びてくるので、私は秘かに「えぶりほえあ」と呼んでいます。
 昨年は残暑が長く厳しく、秋の訪れも遅く、さすがのセイタカアワダチソウも「秋はまだだろう」と思っているうちに、いきなり秋が来たので、虚を突かれたのか、花の部分が小さく咲ききれずに冬が来てしまったという感がありました。
 そのせいか、私のセイタカアワダチソウの記事のアップも咲き始めの一回きり(2010年9月28日記事)でした。写真は撮ったのですが、アップし損ねてしまいました。
(一昨年の記事はこちら
 今年も、昨年と同様猛暑で、残暑も長く厳しかったのですが、そこはさすがのえぶりほえあ、しっかり対応してきました。例年より個体数も多く、背も高いです。

 崖一面に咲いているので、視界的には黄色がずっと続いているように見えました。8部咲きといったところで、もう少し日が経ってから撮った方が黄色がもっと鮮やかだったと思われますが、撮る機会がありませんでした。
 道路わきのアスファルトの隙間からも当然のように伸びていて、コンクリートの白に良く映えていました。



【10月19日撮影】

 いつもの空き地です。
 同じ空き地でも、生育状況が違います。今が盛りのものもあれば、これから色づくものもあります。花弁が形成されてから、ゆっくりゆっくり色づいていきます。



 生育条件が似ているのでしょう。ススキがペアのように伸びています。


 仲良く咲いているように見えますが、強力なライバル関係かもしれません。
 実際、セイタカアワダチソウは根から植物の成長を抑制する化学物質を出すらしいです。(何年もそれが蓄積されると、セイタカアワダチソウ自身もそれによって抑制されてしまう)

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