棋王位挑戦者決定戦、渡辺竜王×羽生三冠戦は、渡辺竜王が制し、郷田真隆棋王への挑戦権を獲得した。
将棋は脇システムから先手の渡辺竜王が棒銀で攻め込む定跡形へと進み、羽生三冠が飛車切りの強襲(新手)を敢行。しかし、渡辺竜王にきっちり見切られ、不発。終わってみると、「暴発」に近い印象がある。
対渡辺戦になると、急かされるように攻めてしまう悪いパターンに陥ってしまった。もう少し、どっしり構えた方が良いように思う。
残念な結果となってしまったが、渡辺竜王は王将戦に続いての挑戦権を獲得。佐藤王将との7番勝負、郷田棋王との5番勝負がほぼ同時進行で、これは非常に楽しみ。防衛と挑戦の違いはあるが、昨年の久保棋王・王将と同じ状況。はたして、いかなる結果となるか。敗れて弱点が露見してしまうという可能性もあるが、二人を連破して3冠となり第一人者の地位を確立するかもしれない。
非常に興味深いこの冬である。
将棋は脇システムから先手の渡辺竜王が棒銀で攻め込む定跡形へと進み、羽生三冠が飛車切りの強襲(新手)を敢行。しかし、渡辺竜王にきっちり見切られ、不発。終わってみると、「暴発」に近い印象がある。
対渡辺戦になると、急かされるように攻めてしまう悪いパターンに陥ってしまった。もう少し、どっしり構えた方が良いように思う。
残念な結果となってしまったが、渡辺竜王は王将戦に続いての挑戦権を獲得。佐藤王将との7番勝負、郷田棋王との5番勝負がほぼ同時進行で、これは非常に楽しみ。防衛と挑戦の違いはあるが、昨年の久保棋王・王将と同じ状況。はたして、いかなる結果となるか。敗れて弱点が露見してしまうという可能性もあるが、二人を連破して3冠となり第一人者の地位を確立するかもしれない。
非常に興味深いこの冬である。
むしろ剛直な郷田棋王に期待します。
王将戦は、佐藤王将の奔放な指し回しに期待したいです。2日制なので時間もたっぷりありますし。
と言っても、佐藤王将は残り時間が1時間を切っても時間を惜しまず考えてしまい、終盤の入り口で秒読みに近い状況に陥る危険性もあります。
中盤で優位を確保し、持ち時間が切迫しない展開に持ち込みたいです。
棋王戦の対郷田戦はどういう展開になるのか予想がつきません。対局相手ではなく将棋に正対する郷田棋王はある意味、渡辺竜王と対局の位置にあると言えます。興味深い顔合わせです。
順位戦の最終局もこの組み合わせですね。
あと、渡辺竜王は3月に調子を落とす傾向があるので、番勝負が長引くと両タイトルとも敗退する可能性が高くなります。
どちらも渡辺竜王が挑戦者ということで、まず、佐藤さんに対しては負け越しているのでやや厳しいかもしれません。もちろん、渡辺竜王にまた二冠になって欲しい思いもありますが...
次に郷田さんに対してですが、勝ち越しているのですんなりと決着してしまうかもしれません。しかし郷田さんはひさびさのタイトルを譲らないように作戦を練っているでしょう(当たり前ですが(笑)
たぶん渡辺竜王は、どちらかのタイトルを奪取してくるかなと思います。
第一局は渡辺竜王が勝ちました。
佐藤王将が勝手に空中分解してしまったという印象です。
実は、竜王が少なくともどちらかのタイトルを奪取する可能性は8割、両方とも奪取する可能性は5割近くあるとみています。