英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』を観る

2024-07-06 21:02:23 | ドラマ・映画
『キングダム』はアニメで知った。
画風が少し濃かった?ので、NHKで放送されていたのは知っていたが、観る気にはなれず、録っておいたスポーツ中継とかドラマの再生ボタンを押してしまっていた。
それでも、ブログ記事を書いている時に放送されていたのをチラチラ見ているうちに、けっこうおもしろいなあと。
本格的に観たのは、成嬌が瑠衣を必死に助けに行こうとしている辺りから。なので、"ニワカ(俄か)”から脱皮したくらいで、戦国模様の状況も人物関係もよく把握していない。未だに、《こいつ敵?味方?》と悩む程度。

 で、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』を金曜ロードショーでやるらしいというので、取りあえず録画して、昨夜、遅く観た。
 面白かったと思うが、実写は少し無理があると感じることが幾つかあった。映像的には素晴らしいと思うが、実写故に、"現実離れ感”を感じてしまうことがしばしば。
 世間の評価が気になったのでネットで調べてみると、好評、酷評様々。…まあ、そんな気がする。


 詳しいことを述べても、私自身よく分かっていないので、思うがままに書かせていただく。

羌瘣(清野菜名)……アニメでは羌瘣が好きなのだが、実写だとあの"いで立ち”は浮くなあ(かなり変!走り方も)。目立ちすぎて狙い撃ちされそうだし……
 信と二人で敵の攻撃を食い止めるシーン、信さえも羌瘣の武闘に見とれるほどの戦いぶりだったが、「息が…」と言って苦しみだす……無呼吸で一気に戦闘したので、酸欠になったのだろうが、どういう状態だったのかの描写(表現)が欲しかった。それと……アニメの羌瘣とは少し違うなあ……
・敵将軍の呉慶(小澤征悦)……隈取?が強かったので誰だか分からなかった。あれだけ有利な状況だったのに、結果的には大敗。名将と謳われていたが……
王騎(大沢たかお)……信が師と仰ぐほどの名将だが、"変なおじさん”にしか見えなかった
縛虎申(渋川清彦)……登場時には横暴で猪突猛進な愚将だと思ったが、けっこう格好良かった
麃公(豊川悦司)……凡将に見えたが、おいしいところをさらって行った。仮面をかぶって戦場を猛進していたが、誰?っと思った
(満島真之介)……ほとんど活躍しなかった

 古代や中世や戦国時代では騎馬シーンが多いし、格好いいが、「将を射んとする者はまず馬を射よ」というように、馬が狙われることが多い。
 本作でも転倒シーンが続出。特に、戦車(2頭立ての騎馬隊)が防御壁として重ねられた死体に躓いて大クラッシュした時など、馬は只では済まなそうな転び方だった。見たくないなあ……


 来週も『キングダム3』を放送するみたい。一応来週も観るつもり。
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補助金申請漏れの件で杉本福井県知事が陳謝したが、何か違うような…

2024-07-06 11:42:24 | 時事
(関連記事「福井県水産課、23年度補助金請求手続きを怠り4億6千万円を自腹(←福井県民が?)、18年度も3億円」

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「知事 補助金問題「おわび」 県議会予算決算特別委」(中日新聞:日刊県民福井Web)
県議会予算決算特別委員会で、県が国の補助金の事務手続きを怠っていた問題で、杉本達治知事
「県民に不信感を抱かせてしまっていること、18年度の事案の教訓を生かせずに再びミスが起きてしまう組織体制であったことを重く受け止めている」と述べ、水産庁との協議を続ける考えを示した。
 補助金を受け取れなかった場合、事務的経費の削減や費用対効果の低い事業の見直しなどで歳入の不足分を補う方針。再発防止策として、人工知能(AI)の活用、財政課や会計局など他部局によるチェックを挙げた。9月定例会までに再発防止策をまとめる考えを示した
 18年度の事案を当時公表していなかった点を追及され、杉本知事は「対策に集中して、報告に思いが至っていなかった。組織として公表までいかなかったことを大きく反省している」


委員会終了後、杉本知事はぶら下がり会見では
「類似の事案がないか全庁的に調査し、再発防止策を講じる。県民に疑念を持たれないよう説明責任を果たしたい」(中日新聞:日刊県民福井Web)
「県民の皆さんに影響が出ないよう、県庁の事務的な経費の削減や事業のスクラップなどで国の補助分を複数年かけて補填していきたい」(福井 NEWS WEB)
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 何か違う……
・「県民に不信感を抱かせてしまっていること、18年度の事案の教訓を生かせずに再びミスが起きてしまう組織体制であったことを重く受け止めている」
 ……何だか岸田総理の答弁(弁明)を聴いているような気がした。
 (水産庁との協議中なので確定はしていないが)《県民に損害を与えてしまったこと》に対する謝罪をすべきだ

・補助金を受け取れなかった場合、事務的経費の削減や費用対効果の低い事業の見直しなどで歳入の不足分を補う方針
 ……(節約や無駄を少なくすることは不可欠だが)県のミスによる損害を、事務経費や費用対効果の少ない事業の見直しで補填するのはおかしい。関係業者はえらい迷惑だ。その前に、たるんでいた県庁職員の給与カットで多少の補填を図るべきだ。効果的な再発防止になる。
 それよりも、まず、水産庁に何度もお願いして、全額とはいかないまでも補助を受けられるようにするのが一番の施策であろう

・再発防止策として、人工知能(AI)の活用、財政課や会計局など他部局によるチェックを挙げた。9月定例会までに再発防止策をまとめる考え
 ……人工知能に頼らなくても、担当部署の上司がきちんとチェックしておけば防げたはず
 9月までに再発防止策というのも悠長だ。
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