英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

デジタル庁 不心得者のデジタル監とショボ過ぎるホームページ  ……予算の無駄遣いにならなければ良いが

2021-09-04 11:18:23 | 時事
デジタル庁事務方トップ石倉デジタル監 画像サンプル無断使用
デジタル庁の事務方トップにあたる「デジタル監」に就任した石倉洋子氏が自身のウェブサイトで、インターネット上の画像サンプルを無断で使用していた
ダメだろう、こんな不心得のものを要職に置いては!
 "デジタル庁”自体、発足したばかりなので聞き慣れないのも仕方がないが、"デジタル監”て何?……どうやら、事務方のトップで、デジタル大臣に次ぐ組織ナンバー2らしい。
 石倉洋子氏がどういう人物なのかと言うと……上記の件で、自身の公式サイトが閉鎖されているので、『講演依頼com』の紹介ページを引用。
1985年、ハーバード大学大学院にて、日本人女性初となる経営学博士(DBA)を取得。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーのマネジャーとして、クライアントが抱える様々な問題解決に従事してきた。2000年からは一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授に就任。世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席し、モデレーターを務める。また、経営陣として日清食品、ライフネット生命、双日社外取締役としても活躍している。
最近は、企業の抱えるグローバル化、人材など実際の課題をブレーンストーミング方式で解決する企業向けワークショップを行っている。


 任官が決まってからかなりの時間が経っているのに、画像の無断引用を放置していたのは、甘すぎる。……と言うより、倫理観なさすぎ。違法の意識がなかったのか、他の者にサイト運営を任せていたのか……
 とにかく、辞任するか罷免するかすべきであろう


 で、おそらく、この無断使用の件の言及はないだろうなとは思いつつ、デジタル庁のホームページをチェック………
………しょぼい、ショボイ、ショボ過ぎる!
 既に21世紀になって20年も経とうかというのに、1990年当時のインターネット草創期のページデザインである。
 デジタル庁の概要を把握しようと、ホームページを閲覧するが、分かりにくい。「組織情報」「政策」「法令」「採用」「資料」「申請・届出」「お知らせ」などのリンク項目が並び、リンクをチェックするが、要領が掴めない。
 例えば、「政策」。ここをチェックすると、
政策分野……誰一人取り残さないデジタル社会の実現のため、各分野において取組を進めています。主な分野の取組状況は以下のとおりです。
 続いて、「1. デジタル社会に必要な共通機能の整備・普及」とあり、細目として「ID・認証」「ガバメントクラウド・ガバメントソリューションサービス」「サイバーセキュリティ」「データ戦略」と並んでいて、それぞれに用語がありリンクが張ってある。そして、次に「2. 国民目線のUI・UXの改善と国民向けサービスの実現」があり細目として、「UI・UX/アクセシビリティ」「公共フロントサービス(ワンストップサービス等)」…………誰が読む?!。説明すると長いので、お暇な方は「政策」をチェックしてみてください。

 とにかく、資料をそのままテキスト化して、リンクを張っただけのおざなりのホームページである。
 ホームページにお金を掛けろとも言わないし、お金をかけるべきものとも思わいが、もう少し、意欲を見せろ!

 ちなみに、デジタル庁全体での概算要求額は5426億3200万円で、うち5300億円を「情報システムの整備・運用に関する経費」が占めるらしい。


 さて、今回の不祥事であるが、やはり、ホームページでは何も触れていないようだ(どこかに、記述があるかもしれないが、要領を掴めないサイトなので……)
 目に入ったのは、「デジタル庁発足式を行いました」という記事(ページ)。
 発足式の様子の画像と、菅総理、平井卓也 デジタル大臣、石倉洋子 デジタル監の挨拶画像と挨拶要旨がだらだらと表記されているだけ。スクロールさせるのも面倒だった。

 活動記事の中に、「デザインシステム勉強会を開催しました」があるが、まず、このホームページ運営者、特に、「デザインシステム勉強会を開催しました」をアップした人が、勉強すべきだろう。

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