「おじさんみたい」だと友だちに馬鹿にされた弁当箱を、払い落としてしまった……生前の母との最後のやりとりだった。
………事故死だろうが、殺人(傷害致死)だろうが、娘にとっては一生背負い続ける後悔だろう(自殺よりはましかも)
購入した娘の弁当箱をひったくりから守ろうと抵抗して、その弾みで、汽水域の縁に転落、うつ伏せ状態で気絶。その時に、水を吸い込んでしまった。しばらくして意識を取り戻し、家に帰ろうとしたが、遅発性溺水を起こし、帰路の途中で力尽きた。
「おかあさんからのプレゼント。盗られないように必死に守ったの」と弁当箱を渡されても、後悔のダメ押しにしかならないよね。
その後も、「おうちに帰ろうとした」「おかあさん、…弁当箱を選ぶの、楽しかったと思うよ」とフォローしたが、悲しすぎる。
母と娘の悲しい話で、心が沈んだが、初回拡大枠と言うことで、事件の真相が明らかになった時点で、15分ぐらい残っていた。
どうやら、朝顔(上野樹里)の母で、平の妻の里子(石田ひかり)の実家に向かうようだ。
駅のホームに降りた朝顔に、8年前の辛い記憶が蘇る……
東日本大震災の記憶だった。里子は津波に遭い、今も行方不明。
ドラマ上必要なのかもしれないが、リアリティのある悲惨な情景が続いた。
今回の少女の悲しみを薄れさせてしまうほどの惨状……(つらい気持ちが蘇ってしまった人も多いのでは?)
監察医が主人公なので、死の真相がテーマ(悲しいものが多そう)
さらに、東日本大震災……
………月曜日に観るのはちょっと…………………………
例によって
【些細な疑問点】
1.陸上での溺死についての推理・検証
遅発性溺水は『科捜研の女』だったか『法医学教室の事件ファイル』で題材になっていたと思う。
題材が被るのは問題ないが、陸上での溺死体の可能性としては、
①死体を移動させた
②水槽などを使った
③遅発性溺水
“死体の移動”“水槽”などの推理・検証がないのはどうなのか?
2.遅発性溺水の可能性
上記の①②でないとすると、法医学的に“陸上で溺死”の可能性を考えると、遅発性溺水に到達するような気がする
そもそも、水を吸い込む(飲み込む)可能性、さらに、吸い込んだ場合はどのくらいの割合で遅発性溺水で死に至るのだろうか?
3.防犯カメラ
・事件後にさまよう被害者の防犯カメラの映像はなかったのか?
・あの映像で、被害者と断定するのも凄い
4.汽水域の水質鑑定
鑑定は1箇所だけでいいのか?
5.他のキャラの行動が薄い
万木父娘と桑原刑事(風間俊介)以外は、行動の意味が薄かった
【ストーリー】番組サイトより
万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。新米とはいえ、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ朝顔は、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまうような愛情深く心優しい女性だ。そんな朝顔は、捜査畑ひと筋の刑事でもある父・ 平(時任三郎)とふたりで、寄り添うように暮らしている。他愛もない会話と穏やかな笑顔。2011年3月11日から変わらない娘と父の日常。そこに母の 里子(石田ひかり)の姿はない。あの日、里子は、父親の 嶋田浩之(柄本明)に会うために、生まれ育った東北のとある海沿いの町に帰省していた。
朝顔が興雲大学の法医学教室に出勤すると、検査技師の 高橋涼介(中尾明慶)、法歯学者の 藤堂絵美(平岩紙)、絵美の夫でベテラン法医学者の 藤堂雅史(板尾創路)がすでに来ていた。野毛山署の強行犯係に異動してくる刑事がハリウッド・スターに似ているらしい、と噂話で盛り上がる高橋と絵美。絵美は、朝顔の恋人で、野毛山署強行犯係の新米刑事・桑原真也(風間俊介)に確かめてほしい、とまで言い出す。
同じころ、野毛山署強行犯係でも、係長の 山倉伸彦(戸次重幸)、刑事の 森本琢磨(森本慎太郎)、新米刑事の 愛川江梨花(坂ノ上茜)らがどんな刑事が来るのか興味津々で待っていた。すると、そこにやってきたのは平だった。
そんな折、野毛山署管内の倉庫で女性が死んでいるとの無線が入る。すかさず現場に向かう平。山倉は、桑原にも同行を命じた。検視官の 伊東純(三宅弘城)は、到着した平たちに、頭部に外傷があるものの詳しいことは解剖をしてみないとわからないと伝え、興雲大学の法医学教室へ連絡する。
連絡を受けた朝顔と絵美は、藤堂が別の解剖に入ったこともあって一度は断ろうとした。そこに、ちょうど旅行から戻ってきた主任教授の夏目茶子(山口智子)は、朝顔に解剖をするよう指示する。
ほどなく、平と桑原が、遺体とともに法医学教室へとやってきた。そこで初めて、平が野毛山署に異動したことを知って驚く朝顔。そしてそれ以上に驚いていたのは、平が恋人の父親だと知った桑原だった。
「教えてください。お願いします」。朝顔は、遺体の胸に手を当てて小さくつぶやくと、茶子の指導の下、遺体の解剖を行った。そこで分かったのは、女性が溺死した可能性がある、ということだった。倉庫で溺死という不可解な話に困惑する一同。平は、桑原とともに現場に戻り、周囲の捜査を進めるが……。
原作:(作)香川まさひと (画)木村直巳 (監修)佐藤喜宣
脚本: 根本ノンジ
演出: 平野眞
………事故死だろうが、殺人(傷害致死)だろうが、娘にとっては一生背負い続ける後悔だろう(自殺よりはましかも)
購入した娘の弁当箱をひったくりから守ろうと抵抗して、その弾みで、汽水域の縁に転落、うつ伏せ状態で気絶。その時に、水を吸い込んでしまった。しばらくして意識を取り戻し、家に帰ろうとしたが、遅発性溺水を起こし、帰路の途中で力尽きた。
「おかあさんからのプレゼント。盗られないように必死に守ったの」と弁当箱を渡されても、後悔のダメ押しにしかならないよね。
その後も、「おうちに帰ろうとした」「おかあさん、…弁当箱を選ぶの、楽しかったと思うよ」とフォローしたが、悲しすぎる。
母と娘の悲しい話で、心が沈んだが、初回拡大枠と言うことで、事件の真相が明らかになった時点で、15分ぐらい残っていた。
どうやら、朝顔(上野樹里)の母で、平の妻の里子(石田ひかり)の実家に向かうようだ。
駅のホームに降りた朝顔に、8年前の辛い記憶が蘇る……
東日本大震災の記憶だった。里子は津波に遭い、今も行方不明。
ドラマ上必要なのかもしれないが、リアリティのある悲惨な情景が続いた。
今回の少女の悲しみを薄れさせてしまうほどの惨状……(つらい気持ちが蘇ってしまった人も多いのでは?)
監察医が主人公なので、死の真相がテーマ(悲しいものが多そう)
さらに、東日本大震災……
………月曜日に観るのはちょっと…………………………
例によって
【些細な疑問点】
1.陸上での溺死についての推理・検証
遅発性溺水は『科捜研の女』だったか『法医学教室の事件ファイル』で題材になっていたと思う。
題材が被るのは問題ないが、陸上での溺死体の可能性としては、
①死体を移動させた
②水槽などを使った
③遅発性溺水
“死体の移動”“水槽”などの推理・検証がないのはどうなのか?
2.遅発性溺水の可能性
上記の①②でないとすると、法医学的に“陸上で溺死”の可能性を考えると、遅発性溺水に到達するような気がする
そもそも、水を吸い込む(飲み込む)可能性、さらに、吸い込んだ場合はどのくらいの割合で遅発性溺水で死に至るのだろうか?
3.防犯カメラ
・事件後にさまよう被害者の防犯カメラの映像はなかったのか?
・あの映像で、被害者と断定するのも凄い
4.汽水域の水質鑑定
鑑定は1箇所だけでいいのか?
5.他のキャラの行動が薄い
万木父娘と桑原刑事(風間俊介)以外は、行動の意味が薄かった
【ストーリー】番組サイトより
万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。新米とはいえ、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ朝顔は、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまうような愛情深く心優しい女性だ。そんな朝顔は、捜査畑ひと筋の刑事でもある父・ 平(時任三郎)とふたりで、寄り添うように暮らしている。他愛もない会話と穏やかな笑顔。2011年3月11日から変わらない娘と父の日常。そこに母の 里子(石田ひかり)の姿はない。あの日、里子は、父親の 嶋田浩之(柄本明)に会うために、生まれ育った東北のとある海沿いの町に帰省していた。
朝顔が興雲大学の法医学教室に出勤すると、検査技師の 高橋涼介(中尾明慶)、法歯学者の 藤堂絵美(平岩紙)、絵美の夫でベテラン法医学者の 藤堂雅史(板尾創路)がすでに来ていた。野毛山署の強行犯係に異動してくる刑事がハリウッド・スターに似ているらしい、と噂話で盛り上がる高橋と絵美。絵美は、朝顔の恋人で、野毛山署強行犯係の新米刑事・桑原真也(風間俊介)に確かめてほしい、とまで言い出す。
同じころ、野毛山署強行犯係でも、係長の 山倉伸彦(戸次重幸)、刑事の 森本琢磨(森本慎太郎)、新米刑事の 愛川江梨花(坂ノ上茜)らがどんな刑事が来るのか興味津々で待っていた。すると、そこにやってきたのは平だった。
そんな折、野毛山署管内の倉庫で女性が死んでいるとの無線が入る。すかさず現場に向かう平。山倉は、桑原にも同行を命じた。検視官の 伊東純(三宅弘城)は、到着した平たちに、頭部に外傷があるものの詳しいことは解剖をしてみないとわからないと伝え、興雲大学の法医学教室へ連絡する。
連絡を受けた朝顔と絵美は、藤堂が別の解剖に入ったこともあって一度は断ろうとした。そこに、ちょうど旅行から戻ってきた主任教授の夏目茶子(山口智子)は、朝顔に解剖をするよう指示する。
ほどなく、平と桑原が、遺体とともに法医学教室へとやってきた。そこで初めて、平が野毛山署に異動したことを知って驚く朝顔。そしてそれ以上に驚いていたのは、平が恋人の父親だと知った桑原だった。
「教えてください。お願いします」。朝顔は、遺体の胸に手を当てて小さくつぶやくと、茶子の指導の下、遺体の解剖を行った。そこで分かったのは、女性が溺死した可能性がある、ということだった。倉庫で溺死という不可解な話に困惑する一同。平は、桑原とともに現場に戻り、周囲の捜査を進めるが……。
原作:(作)香川まさひと (画)木村直巳 (監修)佐藤喜宣
脚本: 根本ノンジ
演出: 平野眞
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