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英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

まったく信憑性がない“自民党の聴き取り結果”公表

2024-02-16 10:14:39 | 時事
「 岸田総理の答弁・施策は政治改革ではなく、《自分が如何に窮地を切り抜けるか》だけ…その1」
「到底、納得できない……高木毅議員(安倍派事務総長)の説明……」
「岸田総理の答弁・施策は政治改革ではなく、《自分が如何に窮地を切り抜けるか》だけ…その2」
「“説明責任を果たす”という言い方」

森山総務会長ら党幹部が、安倍派や二階派など現職の国会議員82人と8つの派閥や議員グループの幹部ら91人を対象に聴き取りを行い、その結果を公表。議員らへの還付の総額は、おととしまでの5年間で5億7949万円にのぼる。
そもそも、“キックバック”や“裏金”を「還付金」と正当性のあるような言葉に変換し、印象操作をしている(自民党が“裏金”とは言うはずはないが)

還付金などを使ったかどうか?
▽使用していた……53人
▽使用していなかった……31人
▽還付を受けたことを議員や秘書が認識していなかった……1人


還付金などに関する議員の認識
▽還付金などの存在が認められた……85人
▽議員自らが還付金などを認識していた……32人
▽「収支報告書に還付金などの記載がないこと」を認識していた……11人

収支報告書不記載の理由
①【議員自らが還付金などを認識していたケース:11人】
・派閥事務局から収支報告する必要はないといわれたのを信じていた
・もともと記載したいという思いはあったが、派閥事務局からの記載不要との説明を受けて、記載しなくても合法だと認識した

②【議員自らは当時還付金などを認識していなかったケース:53人のうち29人】
・派閥の事務局から「収支報告書に記載しないようにとの指示があった」「記載しなくてもよいとの説明があった」
  「事務局と秘書らが折衝したが、収支報告書への記載は認められなかった」という声も

③【その他】(不記載ではなかった議員?)
「派閥のお金だという認識だった」
「還流という認識がなかったので問題意識もなかった」
「自分たちが汗をかいて集めてきたお金で派閥のお金という感覚がなかった」


還付金の使用の有無
▽使用していた……53人
▽使用していなかった……31人
▽受領していたことを議員や秘書が認識していなかった……1人

還付金などの主な使途
会合費、研修会の施設経費、懇親費用、小口現金、事務費、車両購入費、書籍代、人件費、通信費、手土産代、備品・消耗品費、弁当代、リース代、旅費・交通費、翌年以降の派閥パーティー券購入
……会合費、研修会の施設経費、懇親費用、手土産代、弁当代、旅費・交通費なんて、贅沢しようと思えばいくらでも出来る
……“翌年以降の派閥パーティー券購入”は、笑える

再発防止策について
・一番いけないのは金と政治の中で国民に不信感を与えたこと。今後、再発防止策が必要
……“不信感”というレベルではないだろう

《私の感想》
・すべて匿名での公表?なので、誰の意見・説明なのか分からず、信憑性が低い
  建設的、あるいは批判的意見があっても、匿名なので、《きちんと聴き取りし、公表した》という細工とも考えることも出来る
・《派閥の事務局から「収支報告書に記載しないようにとの指示があった」「記載しなくてもよいとの説明があった」》とあるが、具体的に指示した幹部やその周辺が誰なのかを明らかにしないと、自民党の言う“政治への不信感”は払しょくできない
・還付金の使途については並べただけで、個人個人での具体的な使途状況を示すべき
 高木議員のように、「すべて使い切り、領収書もない」という状況なのだろうか?

 《庶民は、領収書がないと経費として認められない》《インボイスで消費税を吸い上げる》《インボイスは処理が面倒》《電子帳簿保存法も面倒で経費も掛かる》というのに

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