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英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小泉農水相はそう言うが…

2025-06-12 17:36:28 | 時事
「小泉農相 入札備蓄米 “消費現場にいち早く届く環境整備急ぐ”」(NHK NEWS WEB)
 競争入札で放出された備蓄米について、小泉農林水産大臣は12日午前、記者団に対し、外食などへの販売には慎重な立場を示したうえで、消費の現場にいち早く届くための環境整備を急ぐ考えを示しました。
 ことし3月から4月に行われた競争入札で放出された備蓄米をめぐり、農林水産省は先月25日時点の流通状況を11日に公表し、売り渡された31万トンのうち、消費の現場に届いたのは6万トン余りで、全体の2割程度にとどまっていることが明らかになりました。
 これについて小泉農林水産大臣は12日午前、記者団に対し「入札米をいま抱えている方々に、早く出していただける環境をあらゆる手段を駆使してつくっていきたい」と述べました。
 競争入札で放出された備蓄米が売れなくなってきているという指摘があることについて
「仮に入札米が今回の随意契約よりも高くてなかなか売れないということであれば、それは経営努力の中で売れる価格にしていただくことは当然のことの一つだと思う」
【引用 終】

 先月、小泉農水相が《随意契約の備蓄米を放出する》方針を表明した。
 この時点で、報道番組で米穀店(埼玉県だったと思う)へ取材し、状況や思いを社長が述べていた。
 「なかなか備蓄米が入荷しなかったが、ようやく入荷の目途が付き、運送料が勿体ないのでトラックをレンタルし自ら運んだというのに、この発表でパタッとお客さんが来なくなった。
 今度の随意契約の備蓄米は、輸送費も国が負担するというのに」


 ………“理不尽”と言ってよいだろう。

 備蓄米が滞ったままだったというのは、農水省が無策だったからなのではないだろうか?
 しかも、生産年の違いはあるものの、仕入れ値は入札米の方がかなり高い。その上、輸送費も不公平。


 それなのに、
「入札米が今回の随意契約よりも高くてなかなか売れないということであれば、それは経営努力の中で売れる価格にしていただくことは当然」と言い切る農水大臣!

………売れない状況にしたのは、どなたなのでしょう?

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