英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

花を眺めることは、いけないことなのか? 【追記あり】

2020-03-27 08:41:44 | 時事
(この記事の主旨は、自粛要請を批判しているものではありません)
“ロックダウン”という言葉が飛び交っているが、その定義は広いと言うか、曖昧というか…
一般的には、“都市封鎖”(外出禁止や公共交通の制限といった経済活動停止や日常生活の強い制限)を指すことが多いようで、実際、ウィルスが蔓延していると思われる欧米諸国ではそういう処置がとられている(インドはまだ蔓延という状態ではないが、人口が非常に多いので、蔓延した場合の患者数が半端ではなくなるので、強い処置がとられているようだ)。

 これに対して、日本の処置は「不要不急の外出を控えるよう」という自粛要請のみで、3連休中の花見に興じ、飲食を楽しむ光景が散見され、世界から批判も浴びている。
 ブルーシートを敷いての大宴会や、バーなどでの夜間の繁華街での飲食はNGだと思うが、花を眺める行為はダメなのだろうか?


 クラスターを避けるため、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなど、「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声(密接場面)」が重ならないようにする(2要件を満たしても危険なような気がする)
 と注意喚起を促したが、散歩など屋外で人が密集しないような行為は可としていた。公園や校庭でのサッカーも、更衣室やシャワーを使用しなければOKというような説明だったと思う。
 だったら、花を眺めるのは構わないのではないか?(少人数での飲食を伴う花見はNGぽいが、家族単位のハイキングでの弁当を食べることは可としていたように思う)

 行政(報道も)はロックダウンをどうのこうの言うより、まず、その辺り(散歩や花を眺める行為、屋外での軽い運動)の是非をはっきりすべきではないのだろうか?
 少し前までは、「識者(専門家)が、それらの屋外行動は良いですよ」と許容していた。その意見を受けて、国民に説明していた行政や報道関係者が、公園での賑わいに顔をしかめるというのは、変である。


【追記】
今朝の報道によると、
「不要不急に該当せず、制限しない例として
・食品、日用品、医薬品の買い物
・病院への通院
・仕事で公共機関利用
・個人的な運動で公園の利用
が挙げられていました。


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