【公式サイト Introduction】より
「異能」の名家に生まれながらもその才を持たず、家族から虐げられて育った少女・美世は、これまでに数多の婚約者たちが逃げ出し〝冷酷な軍人〟と噂される久堂家当主・清霞のもとへ嫁ぐ。
始まりは、誰もが不幸な結末を予測する政略結婚だった。
だが、清霞は美世の偽りない純粋さに心解かれ、美世もまた、そんな清霞の芯にある優しさに心温められていく。
「旦那さまの力になりたい」——。そう願うようになった美世は、亡き母の深い愛のもとに封印されていた「夢見の力」を開花させ、ついには清霞の危機を救う。
ふたりはお互いの存在によって幸せを知り、末永く寄り添い合って生きていくことを誓うのだった。
しかし、来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れる。
清霞の父・正清に招待され、隠居先の屋敷へ向かったふたりを待ち受けていたのは、清霞の母・芙由の激しい罵倒。
美世は「久堂家の嫁」として認められるべく、奮闘する。そこにまとわりつく怪しい視線の理由も知らず……。
ときを同じくして、屋敷の付近で相次いでいた
「鬼」の目撃情報を調査していた清霞は国家転覆を企てる「異能心教」と交戦し……。
「厄災が来る」――。
帝都の平和を揺るがす、新たな事件の幕が開ける。
ふたりは、祝福された未来へ辿り着くことができるのだろうか?
実は、《美形の若当主に幸薄そうな娘が嫁ぎ、姑、小姑らにイビられながらもへこたれず、実はツンデレの若当主と幸せになる》というストーリーだと思っていた。
第1期の初放送当時も、その再放送時も、たまにチラチラ映像を見ても、そのイメージは変わらなかった。
ところが、『BS11』だと思うが、クール移行期のアニメ紹介番組の“これから始まるアニメの紹介”で、「異能」「異形」「夢見の力」とかの言葉が飛び交ったので、取りあえず視聴した。
まあ、《イビられながらもへこたれず、実はツンデレの若当主と幸せになる》というのは、外れてはいなかった(物語の一部)。
第二部では、清霞(女性みたいな名前だがヒロインが愛する男性)の父・正清の隠居先の屋敷で、清霞の母・芙由のイビリがあった。1話分ぐらいで終了。
メイド服を強制し、家事を言いつけたが、第一部で継母と連れ子に散々イビられた(と思われる)ので、全くへこたれず、美世の有能さが示されただけ。芙由も高慢ではあるが根は善人。割とあっさり“嫁”と認めた……“ツンデレ”は芙由だった。
根幹のストーリー(第1期を見ていないので、細かい時代設定や異能の詳細などは把握していません)
……強力ない能力を持つ“ひねくれ者”がいたが、思慕する女性の諭しにより立ち直りかけたが、その女性が政略結婚により引き離されてしまった(←思い込みっぽい、女性は男を恋愛対象と見ていなかったような)。
さらに、その女性が若くして亡くなったしまい、性根が“捻じ曲がって”しまった。
その女性というのが、ヒロインの美世の母・澄美。ねじ曲がり男は、澄美との仲を引き裂いたと思い込んだ帝へ復讐するために、国家転覆を果たし、思慕する澄美の娘の“夢見”の力を有する美世を象徴(女王?女帝?)とする新たな国家を創ろうとした。(心がおかしい者が力を持つと、庶民は苦しむことになる……実際の世界でも同じ)
謀略、策略、異能が飛び交う中、《美世の清霞への一途な思い》《愛し返す清霞》《捻じ曲がった怨念》の交錯は、見応え充分。
それにしても、“捻じ曲がり男”・甘水 直の異能は恐ろしかったなあ。精神感応で人の視覚や痛覚も偽ってしまう……
アニメやドラマのお約束通り、クライマックスの決戦の場で盛り上がったが、甘水が己の力を誇示することなく、こっそり異能を行使していたら太刀打ちできないぞ。
《幻覚を見破る手段を見つける》などの知恵を見せてほしかったなあ。
異能者部隊は異形(鬼、妖)と闘っているが、真の敵は“異能心教”を率いる甘水。
異能心教は異形と連動して事を起こしていた。異形は甘水に操られていた?異能心教信徒も個性はなく、駒扱い。
ヒロイン周辺のキャラは魅力的だったが、敵がほぼ一人だけで、あとは意図不明者が一人いただけで、その分、ストーリーが少し平べったかった。
クーデターの鎮圧後の関与者の処分、被害者の状況などの報告も欲しかった。おざなり感が残念。
個人的嗜好得点……702点(1000点満点)
「異能」の名家に生まれながらもその才を持たず、家族から虐げられて育った少女・美世は、これまでに数多の婚約者たちが逃げ出し〝冷酷な軍人〟と噂される久堂家当主・清霞のもとへ嫁ぐ。
始まりは、誰もが不幸な結末を予測する政略結婚だった。
だが、清霞は美世の偽りない純粋さに心解かれ、美世もまた、そんな清霞の芯にある優しさに心温められていく。
「旦那さまの力になりたい」——。そう願うようになった美世は、亡き母の深い愛のもとに封印されていた「夢見の力」を開花させ、ついには清霞の危機を救う。
ふたりはお互いの存在によって幸せを知り、末永く寄り添い合って生きていくことを誓うのだった。
しかし、来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れる。
清霞の父・正清に招待され、隠居先の屋敷へ向かったふたりを待ち受けていたのは、清霞の母・芙由の激しい罵倒。
美世は「久堂家の嫁」として認められるべく、奮闘する。そこにまとわりつく怪しい視線の理由も知らず……。
ときを同じくして、屋敷の付近で相次いでいた
「鬼」の目撃情報を調査していた清霞は国家転覆を企てる「異能心教」と交戦し……。
「厄災が来る」――。
帝都の平和を揺るがす、新たな事件の幕が開ける。
ふたりは、祝福された未来へ辿り着くことができるのだろうか?
実は、《美形の若当主に幸薄そうな娘が嫁ぎ、姑、小姑らにイビられながらもへこたれず、実はツンデレの若当主と幸せになる》というストーリーだと思っていた。
第1期の初放送当時も、その再放送時も、たまにチラチラ映像を見ても、そのイメージは変わらなかった。
ところが、『BS11』だと思うが、クール移行期のアニメ紹介番組の“これから始まるアニメの紹介”で、「異能」「異形」「夢見の力」とかの言葉が飛び交ったので、取りあえず視聴した。
まあ、《イビられながらもへこたれず、実はツンデレの若当主と幸せになる》というのは、外れてはいなかった(物語の一部)。
第二部では、清霞(女性みたいな名前だがヒロインが愛する男性)の父・正清の隠居先の屋敷で、清霞の母・芙由のイビリがあった。1話分ぐらいで終了。
メイド服を強制し、家事を言いつけたが、第一部で継母と連れ子に散々イビられた(と思われる)ので、全くへこたれず、美世の有能さが示されただけ。芙由も高慢ではあるが根は善人。割とあっさり“嫁”と認めた……“ツンデレ”は芙由だった。
根幹のストーリー(第1期を見ていないので、細かい時代設定や異能の詳細などは把握していません)
……強力ない能力を持つ“ひねくれ者”がいたが、思慕する女性の諭しにより立ち直りかけたが、その女性が政略結婚により引き離されてしまった(←思い込みっぽい、女性は男を恋愛対象と見ていなかったような)。
さらに、その女性が若くして亡くなったしまい、性根が“捻じ曲がって”しまった。
その女性というのが、ヒロインの美世の母・澄美。ねじ曲がり男は、澄美との仲を引き裂いたと思い込んだ帝へ復讐するために、国家転覆を果たし、思慕する澄美の娘の“夢見”の力を有する美世を象徴(女王?女帝?)とする新たな国家を創ろうとした。(心がおかしい者が力を持つと、庶民は苦しむことになる……実際の世界でも同じ)
謀略、策略、異能が飛び交う中、《美世の清霞への一途な思い》《愛し返す清霞》《捻じ曲がった怨念》の交錯は、見応え充分。
それにしても、“捻じ曲がり男”・甘水 直の異能は恐ろしかったなあ。精神感応で人の視覚や痛覚も偽ってしまう……
アニメやドラマのお約束通り、クライマックスの決戦の場で盛り上がったが、甘水が己の力を誇示することなく、こっそり異能を行使していたら太刀打ちできないぞ。
《幻覚を見破る手段を見つける》などの知恵を見せてほしかったなあ。
異能者部隊は異形(鬼、妖)と闘っているが、真の敵は“異能心教”を率いる甘水。
異能心教は異形と連動して事を起こしていた。異形は甘水に操られていた?異能心教信徒も個性はなく、駒扱い。
ヒロイン周辺のキャラは魅力的だったが、敵がほぼ一人だけで、あとは意図不明者が一人いただけで、その分、ストーリーが少し平べったかった。
クーデターの鎮圧後の関与者の処分、被害者の状況などの報告も欲しかった。おざなり感が残念。
個人的嗜好得点……702点(1000点満点)
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