英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その9「スカイツリーは動かない」

2023-07-19 17:54:21 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」「その8」の続きです。

 錦糸町駅に到着。あとは、東京メトロに乗り換えて、押上駅に行くだけ。
 ホームに降りるのも苦労するほど、車内が非常に混んでいた。それで、もう一回、あの混雑の中に行くのにはためらいを感じた。
 “メトロ”だよ…近未来的響き……地下鉄…少し怖い。
 路線図を見ると、総武本線とは垂直に伸びている。乗り換えも大変そう(勝手な想像です)

 ……で、《ひと駅ぐらい歩けるだろう》《目標物のスカイツリーは、この上もなく目立ち、方向を誤ることはないだろう》
 スカイツリーへ出発!(しゅっぱぁ~つ!)



 この画像は浅草から撮ったもの。錦糸町~押上(スカイツリー)までの写真は撮らなかった。
 おそらく、四ツ目通りを歩いたと思われるが、その時のイメージに近い画像を載せているブログがあり、使わせてほしいとお願いをしました(つい先ほど、その方のブログにコメントでお願いしました)
 許可がいただければ、画像を差し替える予定です。


 駅を出て通りに出ると、スカイツリーが見える。
 ホテルも“スカイツリーとは目と鼻の先”らしいので、スカイツリーに向かって歩けばよい。
 そのスカイツリーは、もう間近だ。

 間近だ…間近だ……間近だ……………全然、スカイツリーが大きくならない。近づかない。動かない……動かないのは当然なのだが、ほとんど、大きく見えてこないのだ。それだけ、スカイツリーが巨大で、少しぐらい近づいても、姿に変化はないということなのだろう。
 荷物もあり、これまでの旅での消耗もあり、歩みも鈍い。
 感覚的には、40分…50分ぐらい歩いた気がする。さすがに、スカイツリーに接近した感覚がある。
 スカイツリーの麓に到着。ホテルもこの近くにあるはず。しかし、見当たらない。
 スマホのナビで確認すると、少し通り過ぎてしまったようだ。
 ああ、そうか……都会のホテルは、ある階から上がホテルということが多く、一見、普通のビルに見える。
 ビジネスビルの通用口のようなところにエレベーターがある。ここの5Fがフロントのようだ。

 この記事を書くにあたって、道のりを検証。Google地図で地図上の長さを計り、縮尺を換算すると、1.5㎞。
 ちなみに、「錦糸町駅からリッチモンドホテルプレミア東京スコーレまでの距離」で検索すると、「四ツ目通り/都道465号経由で1.7㎞(22分)」とある。
 さらに、ブログ『おひとりゆかこ』さんの記事「JR錦糸町駅から徒歩で東京スカイツリーへ!行き方やかかる時間は?」という記事がヒット。
 ああ、どうせ歩くのなら、”タワービュー通り”を歩けばよかった》と……(記事では《Googleマップで調べたところによると、『JR錦糸町駅から徒歩で24分』との表示》されたと記されている)

 《あの疲労と長時間間隔は、何だったのか?》と今でも不思議だが、スカイツリーの“動かない佇まい攻撃”に幻惑されたということにしておこう。

 リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ(長い名称だなぁ)の隠れ蓑の術にも惑わされたが、フロントに着いて、ようやく安堵……できなかった
 係の男性がサッとやってきて「お泊りでしょうか?」と尋ねられた。
 名前と宿泊日を確認して、フロントへ行った。しばらくして「お待たせしました。もう一度、お名前の確認をしてよろしいでしょうか?」……
 《発音が悪かったのかな?よく間違えられる姓でもあるし》
 フロントの様子を見ていると、先ほどの係りの男性と、同僚(先輩?)の女性が何やら相談している……いやな予感。
 「予約した時の画像か何かありますか?」
 「いえ、旅行代理店に手配していただいたので、ありません」
 この返事に、係の男性が少し困った顔をしている。
 「あ、そうだ。これが見積書です……(見積書ではダメらしい)。それから……申込書もあります」
 「恐れ入ります。拝見します」
 表情が変わったので、何とかなりそうだ。そのあと、旅行代理店の領収証(レシート)も出てきたが、申込書で確認できたらしい。
 念のため、旅行代理店関連の書類などを持ってきておいてよかった。
 それにしても、旅行代理店の不手際だったのか、ホテルのチェックミスだったのか?……追及する気はないが……

 客室で少しくつろいだあと、スカイツリーに向かった。
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将棋雑記 2023年7月19日

2023-07-19 11:32:26 | 将棋
棋聖戦、藤井防衛 4連覇
 藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将)が佐々木大地七段に勝利。3勝1敗で棋聖位を防衛した。4連覇を達成。これで、タイトル戦の番勝負は、16期全勝(獲得または防衛)。
 強い!
 第1局からの手数は、113手○、111手●、107手○、84手○…藤井から見た勝敗。ちなみに王位戦は、97手○、98手○。
 1局110手だとすると、互いの指す手は55手。藤井七冠はこの55手で1.5回ぐらいしか間違えない。渡辺九段、豊島九段、羽生九段、そしては3回ぐらい間違える。もちろん、大体の平均的印象で、藤井七冠とて3回間違えて敗北することはある。
 でも、大概は1回か2回しか間違えない。なので、対戦相手が有利に進めていたり、互角の戦いをしていても、結局、藤井七冠が勝ってしまう……そんなパターンだ。後者(互角→勝利)は、いわゆる“藤井曲線”の勝利パターンだ。
 佐々木七段なら、“もしかすると”という観測もあったが……。
 王位戦は0勝2敗と苦しい星勘定だが、まだ、わからない。次局を勝って、藤井将棋に対して、小さな穴を開けることができれば、勝機も見えてくるかもしれない。

竜王戦決勝トーナメント、ベスト4決まる
 準決勝の組み合わせは、稲葉陽八段(1組優勝)vs伊藤匠六段(5組優勝)、羽生善治九段(1組2位)vs永瀬拓矢王座(1組3位)。
 稲葉八段は、1組優勝による大シードで、ベスト4からの参戦。
 伊藤六段は、出口六段(6組優勝)、大石七段(4組優勝)、広瀬八段(1組5位)を連破しての準決勝進出。
 羽生九段は、三浦九段(3組優勝)を破っての進出。
 永瀬王座は、豊島九段(2組優勝)を破っての進出。
 伊藤六段はこのまま決勝三番勝負に駆けあがりそう。もう一方の準決勝は、14勝6敗と永瀬王座が圧倒しているが、直近は2勝2敗。羽生九段が調子が良ければ、五分以上の勝機があると見る。

 この決勝トーナメントだが、低い山で4~6組の優勝者がつぶし合うので、4~6組参加者で一人しか3回戦(ベスト9)に進出できないシステム。4~6組まとめての予選となっている。
 以前も疑問を唱えたが、後日、改良案を提示する予定。

無敗対決!西山女流三冠ー今井女流1級
 この対局を前にして、西山女流三冠は14連勝(対男性棋士を含めると16連勝)、今井女流1級は女流棋士へ転向後7連勝。まさに、無敗対決。
 西山女流三冠の連勝中には、里見女流五冠との対局はない。如何にこの二者が抜きんでているか分かる。二人を追う加藤女流四段、伊藤女流四段も相当強いが…
 今井女流1級は元奨励会1級で、2023年2月1日に女流1級で女流プロ入りしている。7連勝には、香川女流四段、岩根女流三段、渡部女流三段、千葉女流四段に対する勝ち星も含まれている。
 この将棋、大激戦となり、西山危うしの局面もあった。

 西山女流三冠は、この後、清麗戦第一局で里見清麗に敗れ連勝はストップしている。


“余計なお世話的” 羽生九段へのアドバイス
 やはり、夕食休憩付近で将棋が変調になり、形勢を損なうことが多い。
 1時間を超える長考で、形勢を損ね、残り時間も脳エネルギーも少なくなる……という悪循環。
 どうせ1時間消費するなら、20~30分は”ぼ~”として頭を休め、その後、リフレッシュした脳と新たな視点で局面に臨んではどうだろうか?
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