英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その6「彫刻の森美術館」

2023-07-07 20:20:55 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」の続きです。

 大涌谷の噴煙を後にして、ロープウェイで早雲山駅へ。
 タイトな行程なので、すぐ、箱根登山ケーブルカーに乗り換えた。

★“ロープウェイ”と“ケーブルカー”の違い
 ぶら下がるゴンドラと電車のような車両と見た目は大きく異なるが、《ワイヤーロープなどでけん引して動かす》という原理は同じ
 イギリス英語では、日本で言う“ロープウェイ”を“ケーブルカー”と言うらしい。では、日本で言う“ケーブルカー”は何と言うかというと、“フニクラー”と言うそうだ(『キニナルネット』:「ケーブルカーとロープウェイの違いって何?」より)
 ああ、そう言えば『フニクリ・フニクラ』という歌があったなあ。……「とざ~ん電車(登山電車)が降りてくる……行こう、行こう、火の山へ~……フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラぁ~
 男性から女性へ熱い愛の気持ちを歌ったイタリア・ナポリの楽曲『フニコラーレ』の愛称が「フニクリ・フニクラ」だそうだ。

 ケーブルカーで終着・強羅駅まで行く
 強羅付近で一か所観光ポイントに行く予定だったが、候補地は「箱根美術館」(“公園上駅”下車)、「箱根強羅公園」(“公園下駅”下車)、「彫刻の森美術館」(箱根登山鉄道・“彫刻の森駅”下車)の3つ。
 《少しでも先に行きたい》という理由で「彫刻の森美術館」に決定!(ガイドブックの“美術館・博物館”のコーナーでは、トップに紹介されていた)
 実は、この「彫刻の森美術館」は……インパクト十分。今回の旅行で、最も印象に残った観光ポイントだった。

 箱根登山鉄道に乗り換えて、“彫刻の森駅”で下車。
 徒歩2分(by サイトやガイドブック、体感だともう少し…気のせい?)
 入館料は1600円。……初っ端から、インパクト!
 入り口を過ぎると、いきなり、下りのエスカレーター。しかも、かなり長い。
 エスカレーターを降りたところは、地下駐車場のような趣き。《通路を間違えたのか?》と思わせる風情。
 とは言え、分岐点はなかったと思うので、地下駐車場…野外展示場へ。緑と芸術空間が広がっていた。
 インフォメーションで受け取ったパンフレットのガイドマップに従って、会場を散策し始めたのだが……

←↑パンフレットのガイドマップ

 ………実は、このガイドマップ、非常に雑。イラストは手抜き、縮尺や位置関係もいい加減。
 お陰で、通り過ぎたり、同じ場所に戻ったり……けっこう坂道が多く、急勾配だったのに!
 何しろ、パンフレットの地図の対象物が目の前にあるのに、気がつかない!
 マップの中央やや左寄りに4つの柱のようなイラストがあるが、実はこれ。

「作品の主題を神話に求め、造形的にはアルカイック期のギリシャ彫刻と、ロマネスク彫刻の素朴な剛健さに惹かれて、両者を自分の作品の中に融合しようと試みた」(サイトの解説より)

 美術館サイトの「屋外展示場マップ」の方が遥かに正確で丁寧。

←クリックすると拡大図。こちらの方が鮮明です。
 地図では平面的に見えるが、かなりの高低差があり、坂道が多い。

 すべての作品を撮らなかったのが残念?(笑)だったが、いくつかご紹介。

 先ほどのギリシア彫刻風の像は、美や技巧を感じることができたが、こちらは、下○く○な落▼きの羅列にしか見えず、幼▽園の教室を観ている気がした。(個人的な感想です)


 寝そべっている人がいた……


 パワーは感じる……

 その他、多くの作品が展示されていた。詳しくはこちら
 私が気がつかなかった作品も紹介されている。私が気がついた作品で、紹介されていないものもあるような気がする。
 撮るのを忘れたが、「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂箱根バージョン」は、どこかの造りかけの遺跡(製作を放棄した作品)かと思った。


 ガイドブックや観光スポット記事で、良く紹介されるのが“幸せをよぶシンフォニー彫刻”であろう。



 よく目にする情景が

 《ステンドグラスではなく、螺旋階段を撮ってどうするんだ!》とセルフ突っ込みを入れておく。

 螺旋階段が結構大変だった。ぐるぐると長く登らねばならないし、けっこう高い。
 外観はパッとしないが、内部にライトが設置されているので、夜は綺麗なのだろう。


 塔の上部で撮ったのがこれ


 この他には、「星の庭」


 上から観ると、星の形になっているらしい。
 展示作品?そのものは迷路になっているが、挑戦するエネルギーはなかった。

 この他、ピカソ館も鑑賞したが、私には理解困難だった。

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