英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その5「大涌谷」

2023-07-05 14:37:53 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」の続きです。


 


 海賊船航路の桃源台港から箱根ロープウエイの桃源台駅は隣接している。
 桃源台駅~蛯子駅~大涌谷駅~早雲山駅の4㎞・約30分の空中散歩とガイドブックに記されている。ただ、同じガイドブックには各駅間8分とあり、計算が合わないと思ったが、大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える必要があり、その時間を含めての記載と考えられる。ただし、箱根ロープウエイのサイトの路線図には「各駅間15分(計45分)」とある。意識しなかったので実際の所要時間は分からないが、移動ではなく“空中散歩”なので、ゆっくり味わえるという意味で、時間がかかることは得なのかもしれない。
 駅名も風情がある。“桃源台”、“早雲山”など天女や仙人が住んでいそうなイメージを抱かせる。ちなみに、「姥子駅」は“うばこ駅”と読む。ずっと、“えびす駅”だと思っていた(今、気づいた)。横道に逸れるが、「えびす」にはいろいろな漢字表記がある……恵比寿、恵比須、夷、戎、蛯子、蛭子、胡、胡子………

 ロープウェイは1分おきに運行するらしいが、桃源台駅には乗車待ちが50人ぐらいいたので(もう少しいたかも)、10分ぐらいは待ったかもしれない。
 ゴンドラの定員は18人となっていたが、座席には詰めて座っても12人が良いとこだろう。
 自分たちふたりにと、あとは外国人観光客が8人ぐらい乗車。
 ………杞憂だと思うが、もしかしたら危険な状況かもしれない。
 《小遣いをせがまれたら、どうしよう。痛い目に遭うのは嫌なので、一人1000円ぐらいで勘弁してくれないかな》などと、心の片隅で計算していた。
 もちろん、そういう種類の人たちではないだろう。そんな心配を気取られたら、せっかくの観光気分が台無しになってしまう。……けっこう気疲れした(笑)

 それはともかく、空中散歩を堪能。移動を兼ねての”非日常体験”は嬉しい。



 さらば、芦ノ湖。


 大涌谷は標高1044m。通常、100m標高が高くなると0.6℃気温が下がる(天候や季節などで多少異なる)ので、平地とは6℃低いということになる。箱根湯本駅の標高は94m、桃源台の標高は741m(芦ノ湖725m)。桃源台では寒さを感じなかったが、大涌谷では何か羽織らないと寒いかもしれない。
 この日の小田原の午前10時の観測データは22.5℃。アメダスには箱根湯本や芦ノ湖、大涌谷の気温観測はない。なので、単純に計算すると、箱根湯本は22℃、芦ノ湖付近は18℃、大涌谷は16.5℃となる。
 大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える。折角なので、駅外の広場に。


 
 あちらこちらに噴煙が上がっている。
 感動の景色と言う訳ではないが、かなりの“非日常”だ。
 ここは、土産物も充実。ゴンドラ乗り換えは、観光協会の戦略かもしれない(笑)

 土産物も買って、ロープウェイに。

 
 黄色い地面も斬新だった。

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