英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その8「都内乗り換え事情」

2023-07-11 22:02:54 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」の続きです。

 旅行を終えて既に3週間が経とうとしているのに、未だ、旅行記を書いている……おかげで、旅行気分が抜けない……


 箱根登山電車で小田原に着いたのが、2時20分頃。
 小田原から新幹線ひかりに乗車し、東京駅に着いたのが3時ごろだったと思う。
 時間に余裕があったので、一旦、丸の内中央口に出る。『鉄道捜査官』(主演:沢口靖子、原作:西村京太郎)気分を味わいつつ、ひと休み。

 2日目は、箱根登山バス(箱根駅伝)、海賊船(芦ノ湖)、ロープウェイ(大涌谷)、ケーブルカー、箱根登山電車、新幹線とバラエティーに富んだ交通手段に、ハイキング(箱根の森美術館)と盛りだくさんであったが、《スカイツリー登頂?》という大きな目的が残っている。
 そして、その目的を果たすのに、大きな難題が待ち構えていた。

・ICOCAを支障なく使いこなせるか?
・乗り換えをスムーズにこなして、押上(スカイツリー付近)まで午後6時までに到達できるか?

 「その4」で、「難題があったのだが、それは後ほど(「その5」か「その6」辺りで)」と書いたのが、これ。(「その8」になってしまったが)

 何しろ、「自動改札」でさえ、緊張する田舎者。何しろ、地元は最近まで、自動改札がなかった。それより、一段階進化した「ICカード切符」である。
 《青白く光る部位に、カードをかざす(置く? タッチする?)》という光景は、映像で観たことはあるので、その真似をすればよいのだろう。
 しかし、《どっちの面を向ければよいか?》《触れなければならないのか?かざすだけでよいのか?》など不安要素が心を覆う。
《バツ印が出て、ゲートが閉ざされる》のは嫌だ。

 【ICOCA:JRおでかけネット】によると、
01
自動改札機・簡易型自動改札機のカード読み取り部にICOCAを水平にして確実にタッチしてください
タッチ部が青く光っているときにタッチしてください。
自動改札機の乗車券投入口に入れないでください。カードが破損する恐れがあります。
02
「ピッ」または「ピピッ」などの音がします
自動改札機がカードの情報を読み取れない場合は、「ピピピピピ」と音が鳴り、ゲートが閉まります。
ディスプレイに「もう一度ふれてください」と表示されますので、再度、カード読み取り部にタッチしてください。


 《きちんと水平にしないとダメなの?》 《確実にタッチ》って??

 それに、「ゲートは通れたけれど、“ピッ”という音がしなかった。次は使えるの?」という質問に、「使えないことがある」という情報も。
 単に、次の人のICカードを使用するタイミングが早くて、音が鳴らなかっただけということもあるらしいし、きちんと読み取っていなくて「入場(出場)」したと認識されずに、次に使用する際に使えないという可能性もあるらしい。

 それから…
・入場(乗車)して、割と遠距離を乗った場合、残金が足りなくなって“×印”という可能性もあるのでは?……
・(多分大丈夫だと思うが、)ICOCA(JR西日本)が都内で使えるか?←2013年に交通系ICカード全国相互利用サービスが開始交通系ICカード全国相互利用サービスが開始
・私鉄は大丈夫なの?
 ……など、心配し始めると、キリがない。
 (実は、3日目も少し悩んだ事項がある・後述)

 実は、自動改札で“×印”の洗礼を受けたことは、これまでの東京旅行で、数回あったので、《そんなことで、都民は嘲笑をしない》ということも承知している。
 なので、大した問題ではない(でも、改札の流れが停止してしまうのは迷惑なんだろうなあ)。
 《嫁さんに恥をかかせたくない》……、いや、《嫁さんの前で失敗したくない》というのが本音

 
 ピッと音が鳴って、無事通過できた時は……嬉しかった。


 
 で、もう一つの難題は押上駅までの乗り継ぎ
 「東京駅からスカイツリーまでの経路」とかで検索したところ、一番上に表示されたのが
《東京駅~[総武本線]~錦糸町駅~[東京メトロ半蔵門線]~押上駅》。他のルートもあると思うが、よく分からないので、一番上のこのルートを信じて採用。

 実は、前夜(ホテルおかだ泊)にガイドブックでこのルートを確認したら、「総武本線」ではなく「総武線」となっていた。
 ……「総武本線」と「総武線」は違うの?もし違う路線で、全く違うところに行ってしまったら……
 でも多分、同じだろう……実際に東京駅に行けばわかるだろう。(今ネットで調べたら、『「総武線」と「総武本線」の違いとは?正式には「総武本線」だけしかない!』に詳しく書かれていた……詳しすぎて、分からなかった(笑))

 取りあえず入場して、「総武本線(総武線)」への”矢印”を探す…………
 ……………………(はっきり覚えていないが)、総武線への矢印が途絶えるのだ
 どういう事かと言うと……”路線記号”の「JO」横須賀・総武快速線、「JB」中央線・総武線各駅停車が使われていて、案内表示も「JO(横須賀・総武快速線)」という風になっていたところがあり、最初の“JO”しか目に入らなかったと思われる。何しろ《“JO、あるいはJB”=総武線》という思考回路がない。
 なぜ、”路線記号”を使用するのかと言うと……思うに、案内に日本語、英語、中国語、韓国語と4か国語で表記するので、略号を使用して字数を減らす為なのかもしれない。
 田舎者の私にとっては、《「総武本線」と「総武線」》、《路線記号》は障壁となってしまった。
 この難局を打開したのが、妻。
 「“JO”っていうのが、“総武線”なのよ!」(実際は、こんな標準語ぽくはない)
 「お手柄だよ。ワトスン君」(なんてしゃれたことを言う余裕はなかった・笑)

 ともかく、総武本線(総武線)に辿り着くことができたのだが、これが、超満員
 「キャリーバック」「錦糸町経由の列車」ということで、行き先がスカイツリーと言うのが見え見えだったが、この時は、窮屈さの中で立っているのがやっとという状態。周囲の目を気にする余裕はなかった。
 ようやく、錦糸町に到着(10分弱だったと思う)。
 今度は、東京メトロに乗り換えて、押上駅に行く……予定だったが……
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