英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

これは“謝罪”になるのか?

2018-06-22 16:57:18 | 時事
自民党の穴見陽一衆議院議員が、先週の衆議院厚生労働委員会で、参考人として出席したがん患者の男性が意見を述べている際に、「いいかげんにしろ」と発言(ヤジ)。
その件について、謝罪のコメントを出した。(『NHK NEWS WEB』の記事、参照


ヤジを飛ばす行為、そして、その内容も大いに問題あるが、その謝罪コメントも大きな疑問を感じる。

【謝罪文全文】
この度、去る6月15日に行われた衆議院厚生労働委員会において、参考人のご意見の際、私が「いい加減にしろ」といったヤジを飛ばしたという報道がありました。
まずは参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くお詫び申し上げる次第でございます。
もちろん、参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いたものです。
とはいえ、今後、十分に注意して参りたいと存じます。
この度は誠に申し訳ありませんでした。

平成30年6月21日
衆議院議員 穴見陽一

 「心からの反省と共に深くお詫び申し上げる次第でございます」と述べているが、“ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば”という但し書きがある
 つまり、≪不快な思いをさせたとのなら、謝ります≫と言っているのである


……これって、謝っていないよね。

 “不快な思いを与えた”とは認めておらず、“謝る意思がある”と予告しただけである。
 単に、「いい加減にしろ」と呟いたことを認めただけで、その言い訳を述べたに過ぎない。
 
 
コメント (2)
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