朝日杯将棋オープン戦で、渡辺竜王が準決勝で羽生三冠、決勝で菅井五段を破って初優勝を遂げた
準決勝、決勝とも完勝。羽生ファンとしては悔しいが、完敗、惨敗であった。しかも先手番で。
渡辺竜王は、王将戦、棋王戦のタイトル戦などハードスケジュールの中での優勝。「大変だなあ」と同情したが、大きな誤りであった。
今年に入っての渡辺竜王の対局
1月 7日 ○ 対羽生三冠 棋王戦挑戦者決定戦第2局
9日 ○ 対佐藤王将 A級順位戦
13日、14日 ○ 対佐藤王将 王将戦第1局(静岡県掛川市)
18日 ○ 対村山六段 朝日杯本戦1回戦
18日 ○ 対郷田棋王 朝日杯本戦準々決勝
23日、24日 ○ 対佐藤王将 王将戦第2局(千葉県野田市)
2月 1日 ● 対羽生三冠 A級順位戦
3日 ● 対郷田棋王 棋王戦第1局(長野県長野市)
6日 ● 対佐藤王将 王位戦挑戦者決定リーグ戦
9日 ○ 対羽生三冠 朝日杯本戦準決勝(東京・千代田区・有楽町朝日ホール)
9日 ○ 対菅井五段 朝日杯本戦決勝(東京・千代田区・有楽町朝日ホール)
11日 対行方八段 棋聖戦本戦1回戦
13日、14日 対佐藤王将 王将戦第3局(岩手県大船渡市)
この後も19日、20日に王将戦第4局(栃木県大田原市)、23日に棋王戦第2局(石川県金沢市)と続く。
何という過密スケジュールだろうか。タイトル戦は移動や前夜祭もあり、日程以上に大変である。
しかも、対戦相手もハード。村山六段、菅井五段の活きの良い若手、そして、この若手以外は羽生三冠、佐藤王将、郷田棋王とタイトル保持者のみ。最強羽生世代をひとりで立ち向かうというより、、迎え撃つと言った方が良いような竜王の貫録と将棋。もし、あの羽生戦(A級順位戦)の錯覚がなければ、凄いことになっていた。
心配なのは、以前も書いたが、渡辺竜王は3月に調子を落とす傾向があること。今後もハードな戦いが続くが、頑張っていただきたい(って、私が言う立場ではない)。
(『朝日杯将棋オープン戦』という名称だが、「オープン戦」という響きは、プロ野球のオープン戦を連想してしまう(テニスやゴルフだと『全英オープン』『全米オープン』とメジャーの響きがあるが)。『朝日杯将棋オープントーナメント』の方が良いのではないだろうか)
準決勝、決勝とも完勝。羽生ファンとしては悔しいが、完敗、惨敗であった。しかも先手番で。
渡辺竜王は、王将戦、棋王戦のタイトル戦などハードスケジュールの中での優勝。「大変だなあ」と同情したが、大きな誤りであった。
今年に入っての渡辺竜王の対局
1月 7日 ○ 対羽生三冠 棋王戦挑戦者決定戦第2局
9日 ○ 対佐藤王将 A級順位戦
13日、14日 ○ 対佐藤王将 王将戦第1局(静岡県掛川市)
18日 ○ 対村山六段 朝日杯本戦1回戦
18日 ○ 対郷田棋王 朝日杯本戦準々決勝
23日、24日 ○ 対佐藤王将 王将戦第2局(千葉県野田市)
2月 1日 ● 対羽生三冠 A級順位戦
3日 ● 対郷田棋王 棋王戦第1局(長野県長野市)
6日 ● 対佐藤王将 王位戦挑戦者決定リーグ戦
9日 ○ 対羽生三冠 朝日杯本戦準決勝(東京・千代田区・有楽町朝日ホール)
9日 ○ 対菅井五段 朝日杯本戦決勝(東京・千代田区・有楽町朝日ホール)
11日 対行方八段 棋聖戦本戦1回戦
13日、14日 対佐藤王将 王将戦第3局(岩手県大船渡市)
この後も19日、20日に王将戦第4局(栃木県大田原市)、23日に棋王戦第2局(石川県金沢市)と続く。
何という過密スケジュールだろうか。タイトル戦は移動や前夜祭もあり、日程以上に大変である。
しかも、対戦相手もハード。村山六段、菅井五段の活きの良い若手、そして、この若手以外は羽生三冠、佐藤王将、郷田棋王とタイトル保持者のみ。最強羽生世代をひとりで立ち向かうというより、、迎え撃つと言った方が良いような竜王の貫録と将棋。もし、あの羽生戦(A級順位戦)の錯覚がなければ、凄いことになっていた。
心配なのは、以前も書いたが、渡辺竜王は3月に調子を落とす傾向があること。今後もハードな戦いが続くが、頑張っていただきたい(って、私が言う立場ではない)。
(『朝日杯将棋オープン戦』という名称だが、「オープン戦」という響きは、プロ野球のオープン戦を連想してしまう(テニスやゴルフだと『全英オープン』『全米オープン』とメジャーの響きがあるが)。『朝日杯将棋オープントーナメント』の方が良いのではないだろうか)