英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『タイムマシン』

2010-05-29 19:31:25 | ドラマ・映画
 録画しっ放しにしておいた『タイムマシン』(2002年・アメリカ)を観ました。テレビで放送されたのは、2008年の3月で、もう2年以上前です。

 ストーリーは、主人公の物理学者アレクサンダーはプロポーズした直後に恋人を強盗に襲われ失ってしまう。通常なら、嘆き悲しんだり、復讐に走るかするのだが、「タイムマシンは可能である」というテーマを研究していた彼は、タイムマシンで過去を変える(恋人を助ける)ことを考える。
 4年後、タイムマシンを完成させた彼は、彼女を救うため、殺された当日にタイムトラベルをする。デートの待ち合わせ時刻より、早めに待ち合わせ場所に行き、強盗にあった場所に行かないことに成功する。危険を回避できたと思った直後、彼女は馬車に轢かれてしまう。
 過去を変えることはできないのか…。その答えを求めて、科学の進んだ未来へタイムトラベルする……


 ここまで、ストーリーのほぼ半分。

 いやあ、面白かったですよ(ここまでは)。登場人物も魅力的だし、映像は奇麗。タイムトラベルのSFXも見事です。

 後半は、サイエンス・フィクション(SF)ではなく、サイエンス・ファンタジーになってしまいました。賛否両論あると思いますが、たぶん圧倒的に「否」の方が多数だと思います。
 それでも、後半部分で「過去を変えられない理由」が語られていたのが救いです。

 私としては、過去を改変しようと何度もトライして、絶望し……というストーリーを期待していたので、残念でした。(未来に答えを求めたのは、原作通りだったようでした。その後の設定はやや違っていたようですし、結末も違うそうです)

 後半のストーリーはともかく、先述しましたが、映像は美しく、SFXも見事でした。登場人物も魅力的で、特に恋人のエマは魅力的で、彼女が命を失ったことは、主人公同様、すごく悲しみを覚えました。
 残念な部分も多かったのですが、後半もサイエンスファンタジーと割り切れば、それなりに楽しめるモノでした。


 さて、この放送を録画したのは、2年以上前です。私は録画したモノを保存する場合は、ほとんどCMをカットします。また、観る場合もCMは早送り、あるいはスキップすることが多いです。
 このDVDの場合は普通に録画していて、CMチャプターもないので、CMは早送りしました。早送りなので、CMの内容は分かります。

 目を引いたのは、「FRISK」のCM。精神を落ち着かせる効果のあるドロップ?なのですが、聴診器で心音を聴こうとする内科医だが、何故か聴こえない。落ち着くため、FRISKを口に放り込んで、再度聴診器を当てる。ふと、鏡に目をやると、自分の耳に聴診器が入っていなかった……。よくできたCMで、好きでした。

 「ヘルシア」 気合を入れるため仕事前に飲むというシチュエーションで、「高濃度茶カテキンがあなたの力に」とい主旨で、「体脂肪が気になる方に」という触れ込みです。
 このCMに出演していたのが香川照之なのですが、今よりスマートに見えます。


 他には映画のCM。『フレフレ少女』(新垣結衣主演・2008年10月公開)『相棒 -劇場版-』(同年5月公開)のCMが連続して流れました。あと『銀幕版スシ王子!』と『ポストマン』も。
 懐かしいですね。『相棒』以外は観ていませんが、2年前にタイムスリップしてしまいました。
コメント
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