先日『白い花の正体2』で、ハルジオンとヒメジョオンの違いについて取り上げました。
違いをまとめると
①茎を折って中が空洞であればハルジオンで、髄が詰まっていればヒメジオン
②つぼみが垂れていれば、ハルジオン。ハルジオンのつぼみは、はっきりと下向きにたれているそうです。しかし、ヒメジョオンもつぼみの状態によっては垂れているものがあるようで、つぼみだけでは判別の決め手にはならないようです。
③草丈は、ハルジオンが30~90センチ(30~80センチ)、ヒメジョオンが30~130センチ(50~100センチ)で、ヒメジョオンの方がやや高い。(カッコ内はウィキペディア解説)
④根元の葉はハルジオンは残っていて、ヒメジョオンは枯れている
⑤葉の付き方は、ハルジオンは葉の付け根が茎を抱くように付き、ヒメジョオンは茎を抱かない
⑥ハルジオンはほとんど枝分かれせず、先端で別れるのに対して、ヒメジョオンは中ほどから分かれる
⑦咲く時期は、ハルジオンが4~7月、ヒメジョオンが6~10月。文献によっては若干の違いはあるが、ハルジオンの方が咲く時期は早い
⑧ハルジオンは、頭花(花全体を指す)の舌状花(花びらのように見える部分で、これがひとつの花である)の数が多く(細い)、密に見える。ヒメジョオンは、ハルジオンに比べると舌状花の数が少ない
⑨花の数や、色・1輪1輪の大きさについては、諸説あるので判断基準にはならないかもしれないが、ハルジオンの花の色は、白から淡紅色まであるが、どちらかというと、ピンクのような淡紅色の方が多く見られ、ヒメジョオンは花の色は白が多く、時に淡紫色やピンク色を帯びる。
大きさや数については、ハルジオンの方が若干大きくて数が多いという表記も見られる。
以上は、ポケット図鑑『日本の野草・雑草』(成美堂出版・解説日野東氏、写真平野隆久氏)、ウィキペディア、ブログ『プロジェクト・農』さんの 「何が違う? ハルジオン、ヒメジョオン」 、『スケッチブック』さんの「ハルジオンとヒメジョオンの見分け方」を参考にしています。
いろいろ。両種の違いは分かりましたが、①以外は判別の決め手にはならないようです。専門家ならともかく、「茎を抱くように葉が付いている」と言われても、実際に「これとこれでは、こう違う」と言われないと分かりません。実際の状態を見ると、「茎を抱いているようないないような、どっちなんだ?」となるばかりです。
何度も足を運んで、それぞれのポイントをチェックしたのですが、分かりません。確かに上記の特徴があるのですが、それがハルジオンだったり、ヒメジョオンだったりで、判別できません。
やっぱり、茎を切って調べるしかないのでしょうか?私の興味だけで、ちょん切るのは、せっかく咲いている花に申し訳ないです。
で、もう一度、調べました。と、あることに気づきました。
葉っぱが……ちがう!
葉の付き方ばかりに注目しましたが、葉の形そのものが違うのです。
個体差かとも思いましたが、別物と考える方が妥当のような気がします。
『スケッチブック』さんの「ハルジオンとヒメジョオンの見分け方」にも葉の写真が載っていて、それと同じような感じです。
と言うことは……この空き地には、ハルジオンとヒメジョオンが混在していたのではないでしょうか。
ちなみに、左側の葉は、道路寄りの所に咲いていました。
右側の葉は、空き地の中央付近に見られました。
両種とも、点在している程度です。
今後、余裕があれば、経過を追っていこうと思います。
違いをまとめると
①茎を折って中が空洞であればハルジオンで、髄が詰まっていればヒメジオン
②つぼみが垂れていれば、ハルジオン。ハルジオンのつぼみは、はっきりと下向きにたれているそうです。しかし、ヒメジョオンもつぼみの状態によっては垂れているものがあるようで、つぼみだけでは判別の決め手にはならないようです。
③草丈は、ハルジオンが30~90センチ(30~80センチ)、ヒメジョオンが30~130センチ(50~100センチ)で、ヒメジョオンの方がやや高い。(カッコ内はウィキペディア解説)
④根元の葉はハルジオンは残っていて、ヒメジョオンは枯れている
⑤葉の付き方は、ハルジオンは葉の付け根が茎を抱くように付き、ヒメジョオンは茎を抱かない
⑥ハルジオンはほとんど枝分かれせず、先端で別れるのに対して、ヒメジョオンは中ほどから分かれる
⑦咲く時期は、ハルジオンが4~7月、ヒメジョオンが6~10月。文献によっては若干の違いはあるが、ハルジオンの方が咲く時期は早い
⑧ハルジオンは、頭花(花全体を指す)の舌状花(花びらのように見える部分で、これがひとつの花である)の数が多く(細い)、密に見える。ヒメジョオンは、ハルジオンに比べると舌状花の数が少ない
⑨花の数や、色・1輪1輪の大きさについては、諸説あるので判断基準にはならないかもしれないが、ハルジオンの花の色は、白から淡紅色まであるが、どちらかというと、ピンクのような淡紅色の方が多く見られ、ヒメジョオンは花の色は白が多く、時に淡紫色やピンク色を帯びる。
大きさや数については、ハルジオンの方が若干大きくて数が多いという表記も見られる。
以上は、ポケット図鑑『日本の野草・雑草』(成美堂出版・解説日野東氏、写真平野隆久氏)、ウィキペディア、ブログ『プロジェクト・農』さんの 「何が違う? ハルジオン、ヒメジョオン」 、『スケッチブック』さんの「ハルジオンとヒメジョオンの見分け方」を参考にしています。
いろいろ。両種の違いは分かりましたが、①以外は判別の決め手にはならないようです。専門家ならともかく、「茎を抱くように葉が付いている」と言われても、実際に「これとこれでは、こう違う」と言われないと分かりません。実際の状態を見ると、「茎を抱いているようないないような、どっちなんだ?」となるばかりです。
何度も足を運んで、それぞれのポイントをチェックしたのですが、分かりません。確かに上記の特徴があるのですが、それがハルジオンだったり、ヒメジョオンだったりで、判別できません。
やっぱり、茎を切って調べるしかないのでしょうか?私の興味だけで、ちょん切るのは、せっかく咲いている花に申し訳ないです。
で、もう一度、調べました。と、あることに気づきました。
葉っぱが……ちがう!
葉の付き方ばかりに注目しましたが、葉の形そのものが違うのです。
個体差かとも思いましたが、別物と考える方が妥当のような気がします。
『スケッチブック』さんの「ハルジオンとヒメジョオンの見分け方」にも葉の写真が載っていて、それと同じような感じです。
と言うことは……この空き地には、ハルジオンとヒメジョオンが混在していたのではないでしょうか。
ちなみに、左側の葉は、道路寄りの所に咲いていました。
右側の葉は、空き地の中央付近に見られました。
両種とも、点在している程度です。
今後、余裕があれば、経過を追っていこうと思います。