さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ニュースアラカルト LXXVII

2021-07-11 17:40:05 | be short



・五輪関連で;
“五輪で感染拡大しないよう対策を” 全国知事会で意見相次ぐ。
東京都に4回目となる緊急事態宣言が12日から出されるのを前に、全国知事会の会合が開かれました。開幕まで2週間を切った東京オリンピックによって感染が拡大しないよう、十分な対策が必要だといった意見が相次ぎました。愛知県の大村知事は「海外の選手の水際対策を徹底し、陽性者だけでなく、濃厚接触者も水際で留め置くべきだ。パブリックビューイングは全国的な自粛を求めたい」と述べました。札幌ドームでの競技が無観客となった北海道の鈴木知事は「無観客はやむをえないが、観戦を楽しみにしていた人の気持ちをむだにしないためにも、安全な観戦スタイルを国が呼びかけるべきだ」と述べました。島根県の丸山知事は「大会関係者を別枠とする対応は国民の協力が得られにくい状況を作っているのではないか。オリンピックによる感染拡大は避けられないと思って対応する必要がある」と指摘しました。(NHK NEWS WEBより)

水際対策、安全な観戦スタイルは国主導で対応すること、IOCによる別枠観戦者は国民の感染予防意識を逆なでするもので、間接的に感染拡大を招くもの 等が知事らから指摘されましたが、どれも対応は非現実的なものばかりのように感じます。

静岡県知事 “県内開催の五輪の自転車競技 上限設け有観客で”。
静岡県内では、東京オリンピックの自転車競技の「トラック」や「ロード」などが実施される予定で、大会組織委員会は今月8日、観客の数を施設の収容定員の50%以内で1万人を上限とする方針を決定しています。これを受けて、川勝知事は11日午前、記者団に対し「組織委員会のルールに従って開催する。静岡県は組織委員会と全くの同一歩調だ」と述べ、組織委員会の方針にのっとり観客を入れて開催する考えを示しました。(NHK NEWS WEBより)

静岡県知事は有観客観戦対応に自信があるようで、目立ちますよね。

・東南アで中国製ワクチンに疑いの目、欧米製追加も検討。
インドネシアとタイは、中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナワクチンの効果に疑念があるとして、同ワクチンを接種済みの医療関係者に対して欧米製ワクチンの追加接種を検討している。シノバック製は両国の接種計画を支えてきたが、今後は国民の間で信頼が薄れそうだ。中国製ワクチンを巡っては、より感染力の強い変異株への効果が低いのではないかとの懸念が広がり、すでにトルコやアラブ首長国連邦(UAE)など複数の国が、中国製を接種済みの人への欧米製の追加接種を開始した。ただ、東南アジア諸国が直面している課題ははるかに大きい。多くの国は欧米製ワクチンの供給が少ないため中国製への依存度が高く、接種率は10%以下と低い。東南アジア諸国は、インドを起源とする感染力の強いデルタ株が広がり、新規感染者数と死者数が記録的水準に急増。医療関係者の間ではシノバック製の2回接種を終えたにもかかわらず感染する人が増え、もともと手薄の医療体制がひっ迫している。インドネシア医療協会のサルメト・ブディアルト副会長は5日の議会で、「多くの医者や医療関係者が2回の接種を終えているが、中等症もしくは重症に見舞われ、死者すら出ている」と証言した。インドネシアでは医療関係者数百万人がシノバック製の接種を受けており、今ではこのうち数千人が検査で陽性となっている。議会の医療問題委員会のメルキ・ラカ・レナ副委員長は「より恐ろしい、心配な変異株から医療関係者を守るため、3回目の追加接種を受けさせるべき時期に来ている」と述べた。インドネシア保健省の当局者によると、追加接種について専門家組織とインドネシア食品医薬品局からの勧告を待っている状況だという。シノバック製ワクチンは一部データにより、入院や重症化を防ぐ効果が示されているが、デルタ株に対する効果についてはまだ詳細なデータがない。タイは寄付されたファイザー/ビオンテック製ワクチン150万回分が月内に米国から届く見込みで、これを医療関係者70万人の接種に充てるが、対象者のほとんどはシノバック製の2回接種を終えている。医療当局の幹部Udom Kachintorn氏は、ファイザー製の追加接種は免疫を高めるのが目的だと説明。デルタ株の感染が増えており、シノバック製の接種が完了した医療関係者の多くが感染しているためだとした。医療関係者への欧米製の追加接種を巡っては今週、流出したタイ保健省の内部メモにより、政府が国民に間違ったシグナルを送る可能性を懸念していたことが明らかになった。シノバック製に効果がないと認めることになるからだ。オーストラリアのグリフィス大学のディッキー・ブディマン氏は「ワクチンの信頼性に影響を与えるのは間違いない」と指摘。「シノバック製は必ずしも効果がないわけではないが、6カ月後に効果が弱まる。これが私の予測だ」と述べ、当局に追加接種を実施し、この問題を国民に周知するよう促した。一方、タイ当局はシノバック製の接種を擁護し、追加購入する計画だと言う。Udom氏は「効果が比較的低いことが分かっているとしても、シノバック製を軽視すべきではない。重体の患者や死者を減らしている」と述べた。インドネシアの医師もシノバックが最良のワクチンではない可能性を認めるが、今はそれしかなく、何もないよりは良いと言う。(ロイター電より)

インドネシアとタイでは中国製シノバック・ワクチン接種が、特にデルタ株感染にはあまり効かないとし、対応(シノバックの3回接種か欧米のワクチン接種)を検討しているニュースです。中国製ワクチンでコロナ感染予防を採ってきた五輪の中国・中南米・中近東・アフリカから選手が、東京で、デルタ株に感染しなければいいのですが・・・東京五輪で新たなパンデミック発生とならないことを祈ります。

・ワクチン証明書26日から受付開始 加藤長官。
加藤勝信官房長官は11日午前、NHK番組に出演し、新型コロナウイルスワクチンの接種履歴を示す証明書の申請について、26日から受け付けると明らかにした。市区町村の窓口で対応する。日本から海外に行く場合、接種証明書があれば防疫措置が緩和されるケースがある。加藤氏は「あくまでも海外渡航用だ」と述べ、国内での運用については慎重な考えを示した。(産経新聞より)

ワクチン接種証明書は、米国では、市民のプライバシーや人権を守るためと、アメリカ人に証明書を持ち歩かせるようなシステムは支持しないとの考えで、合衆国レベルでは導入しないとしています。そして今行き渡っている証明は、ワクチンを接種後にCDCが発行する小さな紙のカードとなっています。従って盗難や偽造が横行しているとのこと。日本は米国を手本とするでしょうから、国レベルの証明はパスポートにスタンプを押す程度にとどめる(?)市区町村レベルでは接種券のコピー(?)でしょうか? お金持ち=海外旅行への証明書ですので、行政も力が入らないでしょう...


紺色のTシャツでは結構わきの下の汗じみが分かるので、また 先日1290円で買ったものが1090円になっていたので、紺のシャツに変わる黒のTシャツを数枚購入しました。Tシャツにも結構お金がかかるものです。
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