今日は、米トランプ大統領が豪州のターンブル首相に激怒して1時間の電話会談が25分で切り上げられた、と伝えられた。
怒りの原因は、昨年11月に米オバマ大統領と豪ターンブル首相との間で合意した、豪州に入ってきた中東及びアジアからの難民1200人を米国が引き取るという、件だという。トランプ大統領は反故にしたい一方、ターンブル氏は合意の履行を迫ったのでしょう。
オバマさんは、次期大統領が米国内の雇用を守るため移民難民に厳しい対応をとることを見越しながらも、なぜ豪州との合意を図ったのでしょう?EUが積極的にシリア・北アフリカ難民受け入れている現状から米国も、国際関係のバランス上、ある一定数の難民の受け入れは認めなくてはならないとの考えもあったのでしょうか?豪州はなぜ自国が受けいれる難民を米国に移住させる計画を計ったのだろう?
先日はトランプさんは大統領令で、イスラム7か国からの米国入国禁止令を発令した。日本はコメントなしとしたが、EU大統領は、米国をIS・ロシアと並ぶ脅威国と非難し、国連事務総長も早急に解除すべきとこれを否定し、昨日は、トランプ大統領と盟友となった英メイ首相もこれを非難した。
トランプ大統領は大統領選の公約を実行しているだけとの思いでしょうが、大統領府の報道官はもう少しこの決定に至る経緯や禁止国の事情などを補足してほしいもの。場合によっては、日本も、他国も参考にできるかも知れないし…
米豪のトップ会談も、米国入国禁止令も、レッドカードが当然現れたような感じで、まあ、急に、特急電車にのせられたような、車窓がどんどん飛んで行くような、感じで、ちょっと
気分も悪くなるというものです。
来週10日にトランプさんと安倍さんが米国で会談する。円高誘導、乗用車の輸出規制、米車の輸入増加、米・肉類の輸入税撤廃、米軍基地費用の負担増、などが米国から強要されまいか?レッドカードを差し出されて、帰国後、安倍さん、また、まさかの、入院になったりしないでしょうね…
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