さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ゴーン氏逃亡に思うこと

2019-12-31 19:34:04 | be short
日産の前会長であるゴーン被告が、保釈の条件を破り偽名で出国し、レバノンで「日本の人質的な司法制度から逃れてきた」と声明を出した という。びっくりしました。

でも、
人権重視の立場でしょうか(?)日本の被疑者・被告保護(少なくとも被害者の人権より重んじられている)の法規と 外国人に甘い国民性からすると、

“やっぱり” なんでしょうね。


検察側は出国とは保釈破りで恥をかかされた といい、弁護士は、そして、ゴーン氏の下で働いていたケリー被告も「(出国するとは)知らなかった」と当たり前のこといっているようです。

ただ、
弁護士側は「知らなかった」で済まされるのでしょうか?知っていたという証拠がなければ法的責任は問われないでしょうが、出国の気配(複数のパスポートを持っていた等)は感じていたでしょうから(そうでなければ無責任な弁護を続けていたということでしょう)モラル的には問題です。

ゴーン氏が、保釈金15億円を捨てても日本を出たということは、よっぽどの大金を日産で私的に使ったのでしょうね。そうでなければ勘定に合わないですよね。日産(アンチ・ルノーのトップであった関COOが辞めて、日産の代表権者はほぼルノー色に染まったという)もルノー(ゴーン氏はルノーから日産に送り込まれた社長)もフランス(マクロン大統領もAF2テレビ局もゴーン氏は日本の司法制度の犠牲者と臭わし続けていました)も、ゴーン氏の逃亡で、ホッとしていたりして・・・

外国人は(今年になって目に付くのは建設現場・小売店・料理店・電車の中)増えています。在日の多い地域では、地下が安いといっても住むな、当地の校区に通うな、車でも通るな と関西では注意されていました。この教訓を脇に置いて、政府は労働者不足の解消に、今年から外国人労働者の受け入れ拡大してきましたが、心配ですよね。ゴーン氏はフランス一の大学を卒業した人物ですので、教養に関係なく、外国人にとって日本はやりたい放題で住めるところにならなければいいのですが・・・

ゴーンは、今後 レバノンから、フランスでの・中東での・オランダでの・ブラジルでの、そしてレバノンでの証拠を抹消し、また日本に帰国することもあるでしょう。
検察は困るでしょうね。

ゴーン氏の逃亡から学ぶことは、我々の住む環境は今急激に変わってきていて、注意して生活する ということでしょう。
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