さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

大和ハウス工業と日本国

2019-03-14 11:00:36 | ダイアリー


大和ハウスは面白い と知人の間で時々話題にする。
要は 竹之内豊氏出演の大和ハウスTVCMの話題で、天井の高い家が好い?低い方が好き?と話が進むからです。
私は、ホテルなどは前者で、寝室などのプライベートスペースでは後者の方が落ち着くので好きです と答えたりしています…

昨夕驚いたのは この大和ハウス関連のニュースで これは、中国で、大和ハウスの合弁会社が中国側から転籍してきた3名の中国人に、234億円持ち逃げされ、回収見込みがなく、とりあえず半額の117億円を今期の損金とする というもの。

恐ろしくお金にルーズな大和ハウスですよね。天井の高い低いという細かいところまで気遣いのある会社ではなかったのですね。こんな大ざっぱな会社だったのですね。
ルーズな人間がルーズなシステムを運用しても、日本では問題なしということで、他国も同じに違いないと、おめでたい体制で、お金を持ち逃げされた(横領された)ということでしょう。

日本本社と連結決算する海外支社/合弁会社とは、普通は、毎月の本社への経営報告書で、月次のP/LとB/Sは貼付するはず(大金が動くような会社では特に)で、不自然な資金の動きはすぐ分かるはずです。今はTV電話が一般的な連絡ツールですので、オンラインで、リアルタイムで、子会社のP/LとB/Sは本社で管理されているはずです。

中国での大和ハウスの合弁事業は、中国側企業が昨夏に身勝手なことをして(合弁会社が建設した物件を中国側の企業が勝手に売却したという。思えば、まるで、国家同士で共同発掘・開発した原油事業を突然自分たちだけ物のとする中露の国家的手口です)関係は悪化していたという。

こんな環境下でよくも合弁事業を、特に経理を中国側に任せて、昨夏より続けてきたものです。これは攻めの相手に甘い対応しかできない日本国と同じでは? 今回の大和ハウスと中国企業(人)との構図は、日本と中露韓の対応スタイル(おめでたい者と鵜の目鷹の目の者)そのものでしょう。

第二第三の大和ハウスは出てこない とみる方がおかしいのでしょう(ね)
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