さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

737max8型機の事故に思うこと

2019-03-12 10:45:55 | ダイアリー


3月10日エチオピアでエチオピア航空のボーイング737max8型機が墜落し(離陸後6分で)、乗客乗員157人全員が死んだという。同型機は昨年10月にはインドネシアで、離陸後11分で、墜落し189名が亡くなっており、同機を持つ中国航空各社全社は、FAA(米国連邦航空局)の事故原因速報を待たずに、運航を緊急に停止した という。

ニュースが世界的に大きくなったのは、
・ボーイング737max8型機(ボーイング社の最新で燃費の良い小型旅客機)の事故が5カ月内で続いたこと、
・二つの事故が離陸後直後に起きていること、
・失速防止/空中姿勢制御のコンピュータープログラムに入力されるセンサーからの誤情報によるものが共通の原因ではないかといわれていること、
・現在ボーイング社は各国から5000機(全日空の30機を含む)ほどの注文を受けている人気機種であること、
・中国の運航禁止のアクションが早かったのは米主導の米中貿易交渉への当てつけもあるのではとのこと、
・エチオピアの事故では国連職員21名が含まれていたこと、
・昨日のボーイング社の株価が事故を受けて一時16%も下げたこと、 等です。

以前はよく飛行機に乗り、最後のころはバスに乗るのと大差ない乗り物感覚になりましたが、やはり着地振れの時と巡航速までの離陸時(車や電車のスピードとさして変わらないのになぜ飛び立つのだろうという不思議感&事故ったら終わりだという意識でしょう)だけは身構えていました。機内も静かになるので皆さん同じだったのでしょう。

これから やっぱり飛行機は離着時が危ない、危険な乗り物感が高まるのでしょう(か)高速情報重視のネット時代は 心情・情感に重きを置く時代でもありますので、航空機による人の移動は減ることはないでしょう(ね)これでエアバス社のA320neoの受注が増え、航空機の整備に軽いLCC航空会社が敬遠され、そして 航空機への搭乗直前の生命保険などがよく売れたりして…
コメント (1)