さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

解散から世界へ・・・

2017-09-25 12:59:50 | ダイアリー


今日 安倍首相が 28日の臨時国会冒頭で衆議院を解散する と表明するという。 解散は消費税を 8%から 10%に上げて得られる増税分の使い道を 予定していたものから 子育て世代への投資(2兆円ほど=増税分の半分ほど?)へ回すことへの理解を得るがため という。

解散せずに 国会で討議すればいいじゃない? まさに国会で議論すべき話でしょうに。民進党も 幼児教育無償化や低所得世帯向け高等教育支援を謳っていたはずですから 議論は深化するでしょうに…

野党も 森友・加計学園問題では国民の信を問えといっていたのに 今では 何故か 解散に反対のようです。

また 前原民進党は 総選挙にあたっては どんな手段を使っても与党に勝つ/ 野党をまとめる とも言っています。これは明らかに民進党代表選挙で 訴えていた政治理念と違う政党(具体的には共産党)とは共闘しない という信念を翻すものでしょう。

信念 理念ついでですが 小池新党(希望の党?)に 民進党から細野グループが 自民党から福田氏が 日本維新の会から渡辺氏が 日本のこころから中山夫妻が加わる見通しという。新たな政治理念の元 理念に同士が集まるというのが 普通のような気がしますが、理念が公表される前に 同士が集まるということは 2戦 2勝の小池選挙戦術に賛同して集まっているようにしか見えません。 偏見でしょうか?

フランス大統領選挙 そして昨日のドイツ連邦議会選挙で 中道左派に後退が目立ちました。中道左派とは 労働者階級を代表する政党で 彼らが後退するということは 格差は縮小しているのだろうか?格差は拡大しているのに… これはどの政党も皆格差縮小を謳っているからでしょうか?世界的に労働組合 延いては社会主義政党が労働者を惹き付けられないものに変質してしまったからでしょうか?

心を打つものが少なくなったということでしょうか?

米国では スポーツ選手は国歌斉唱に起立すべきか しなくてもいいか でもめてます。プロスポーツの試合前にする国歌斉唱を、かなりの選手が、白人警察官によるアフリカ系市民への差別的な取り調べや扱いに抗議して 国歌・国旗に抗議しているのです。大統領は国歌・国旗に敬意を払わないものは選手じゃないと、火に油を注いでいます。国歌・国旗とは何かでしょうか? トランプ大統領は共和党から出た大統領ですので、小さな政府を目指す政策実行者のはずが、お金をどんどん使うex.大規模なインフラ工事等の 民主党的政策を行おうとしています。共和党上院議員のマケイン氏も 国家の財政負担の大きいオバマケアを支持しています。

言葉や理念の もとになる核が 最大公約数が 世界的に 霧散化しているのでしょうか…

今まで当然だ と思っていた 言葉や理念が 少しずつ軽くなってきているのでしょうか… 言葉や信念 理念に あまりにも多くを盛り込み過ぎてしまった結果なのでしょうか? 世の中の激変に言葉がついていけなくなったということでしょうか?

マスメディアには 率先して 整理役をはたしてもらいたいものです。

コメント