さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

歴史の流れの中で…

2016-10-02 06:07:30 | be short

連日ニュースになっているものに横浜大口病院の点滴殺人捜査の行方がある。

病院の薬の管理に精通していたことや点滴袋の気づき難いところへの注射の使用からだけでも、犯人は当病院か医療に携わる関係者でしょう(?)

また、終末医療に身をゆだねている方々を狙ったものとすれば、2か月ほど前に起きた相模原障害者施設殺傷事件犯の狂った動機に思いが及びます。手間のかかる者への世話は税金の無駄で(安楽)死に値する との動機が、この大口病院ででも働いていた(?)

フィリピンのドゥテルテ大統領は麻薬犯罪容疑者や患者は誰(自警団)でも殺していいと宣言して世界を驚かせました。既に、この3か月で、2000人が殺され、最近では自分をユダヤ人大殺戮のヒットラーになぞって、残る数百万という麻薬患者も殺していいと言っている。如何に麻薬が犯罪の温床といえども 殺していいというものではないだろう。

人間社会は進化し、進化の原動力は 弱者への配慮で、これを人間は世代ごとに強めてきた。確かイギリスの歴史学者がいっていた。

そう思う。

弱者は、人間進化のパラメーターであり、学ぶべき対象で、排除されるものではなく、ましてや消去なんてもってのほかでしょう。

そう思う。

進化を止めるような、時代を逆行させるような風潮がこれ以上蔓延しないことを、そう、大口病院殺人犯が早く捕まることを強く祈りましょう…
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