さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

異例ではありません…

2015-11-08 11:20:16 | ダイアリー

2日ほど前、ある証券アナリストが、欧米では、8月中旬から始まった中国経済リスクによる株式市場の下げは納まった、日本だけまだ出遅れ(日経平均2万円未達)状態といっていた。中国経済の実態が 良く理解されて というより、日本以外の国では、中国の景気刺激策が効果を出すと信じているということなのでしょう…

日本は(信じていないと)異例なのでしょうか?


中国経済(GDP)のこれからは、新聞紙などの見出し等では、三つの見方に分かれているようです。

・中国紙の伝える前年比+7%弱と

・多くのマスコミが伝える+5%前後と

・一部の新聞紙が伝える-3%ほど  の三通りです。


今は +3~5%位の成長で、2011年前の+10%越えから下げの基調にある ということですから、欧米の評価は これを切り返す 強力な経済政策を評価したしたということです。

具体的には、10月下旬の 五中全会で発表された全体目標が良かったということでしょう。

政策は:
・一人っ子政策の取り止めと 所得倍増計画(必要GDPは6.5~7%とした)

・技術革新、調和のとれた経済発展、環境重視と規制の緩和策などの大盤振る舞い

・AIIB の設立にからむ積極的な海外投資(シルクロード一帯一路)戦略

・企業や政府の抱える多額債務、過剰な生産設備、金融部門に蔓延るモラルハザードなどの解消 等で 欧米は これで年+7%成長もあり とするものだったのでしょう。


日本は、1991年から不況に入り、今もって立ち直れてない状態 故 日本だけが中国に疑心暗鬼を持っても当然でしょう。体験ですから 魔法があるとはなかなか信じられませんよね。

ということは 欧米とは異なり 日本の株価は戻らなくても不思議じゃないと思いまーす。
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