さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

これもまた独り善がりかなー

2015-11-10 06:16:50 | ダイアリー

そういえば先週末、ネットに 一人頭を下げている写真が出ていました。 太平物産の社長が、農業用肥料の偽装を謝っていた写真でした。

肥料は植物の土作りで、これは 建設業界の杭打ち偽装に匹敵する 大きな問題じゃんと、びっくり。

今週になっても この関連記事がないのにも、 大きな問題なのに びっくり しています。


太平物産は 有機質肥料の秋田のメーカーで、東日本 11 県に JA を通じて年間 4万トン販売しているという。偽装は、成分の有機質が 表示記載に満たないもので、販売している 700種以上の肥料のうち 90%にも この偽装が 亘っていたという。 今度は 有機農産物用との表示外して 一般販売するという。いいのかな? 毒ではないようだが、この肥料を使っていた生産農家は 骨折り損のくたびれもうけ だった でしょうね。 農家は 太洋物産と 長きに亘ってこの肥料を売り続けていた JAに対し 損害賠償請求を起こすべきでしょう。

有機質肥料は、土の中の微生物を増やし、地力を上げることで 使われていますが、土の力だけで農産物を作るのは 害虫の駆除や雑草対策などで、農家の労力は大変なもの。そして、消費者は 農家のこの努力に 安心安全に 見合う対価を払って 有機農産物を買っています。几帳面な日本人にあう栽培法で、これからの日本の農業の進べき道でしょう。

太洋物産の偽装は、これからの日本の 期待の 有機農業を 阻害するものですね。

太洋物産の偽装の詳細、有機質を減らした代わりに何を増やしていたのか? 化学肥料は入っていなかったのか? 他の有機肥料メーカーに偽装はないのか? JA の今の検査体制で大丈夫か? マスコミは 当事件の続報を、TPP 並みに報じるべきだと思います。
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