4月11日、日本の無償資金協力で実施されている「カンボジア国スバイリエンにおける上水道拡張計画」の起工式が開催されました。起工式には、ヘム・ヴァンディ工業科学技術革新大臣、植野篤志大使他関係者多数が参加しました。本事業は、長年カンボジアの水道事業を支援してき北九州市が案件形成した事業の一つです。
工事契約は、クボタ建設が受注しました。工事内容は、取水施設、導水施設、浄水施設(浄水場:急速ろ過方式:処理能力:6800立方メートル/日)、送配水施設、配水管網(111.8km)等の施設整備と機材調達です。工期は23か月、契約金額は28.8億円です。北九州市は、建設段階の施工監理と、施設の運営に係る技術指導を実施します。
2023年4月には、北九州市上下水道局の 30年以上にわたる国際協力の活動が認められ、第25回日本水大賞を受賞しています。北九州市によりますと、上下水道局は外国の上下水道のインフラ整備や運用能力の向上のために、30年以上にわたって職員を派遣したり、研修員の受け入れを行ったりしてきたとのことです。特に、カンボジアの首都プノンペンで行った技術協力により、現地の水道品質が劇的に向上し、アジアで数少ない「飲める水道水」 を実現して、「プノンペンの奇跡」と呼ばれるまでに至ったことは、高く評価されています。
北九州市の長く継続した支援は、プノンペンの上水道を始め、カンボジアの地方都市の上水道の改善やカンボジア初の下水道となるプノンペン下水処理場の計画等に大きく貢献してきました。今後ともこうした息の長い支援が継続されていくことが期待されます。
(写真は、北九州市の発表より)
北九州市の発表
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/001086186.pdf
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工事契約は、クボタ建設が受注しました。工事内容は、取水施設、導水施設、浄水施設(浄水場:急速ろ過方式:処理能力:6800立方メートル/日)、送配水施設、配水管網(111.8km)等の施設整備と機材調達です。工期は23か月、契約金額は28.8億円です。北九州市は、建設段階の施工監理と、施設の運営に係る技術指導を実施します。
2023年4月には、北九州市上下水道局の 30年以上にわたる国際協力の活動が認められ、第25回日本水大賞を受賞しています。北九州市によりますと、上下水道局は外国の上下水道のインフラ整備や運用能力の向上のために、30年以上にわたって職員を派遣したり、研修員の受け入れを行ったりしてきたとのことです。特に、カンボジアの首都プノンペンで行った技術協力により、現地の水道品質が劇的に向上し、アジアで数少ない「飲める水道水」 を実現して、「プノンペンの奇跡」と呼ばれるまでに至ったことは、高く評価されています。
北九州市の長く継続した支援は、プノンペンの上水道を始め、カンボジアの地方都市の上水道の改善やカンボジア初の下水道となるプノンペン下水処理場の計画等に大きく貢献してきました。今後ともこうした息の長い支援が継続されていくことが期待されます。
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