3月17日、ホーナムホン外相は、アメリカ国務省のJoseph Yun次官補と面談し、懸案の債務問題について交渉したと報道されています。
アメリカの支援によってクーデターにより政権を取ったロンノル政権は、アメリカから借金をしていますが、その使途には疑問もあり、フンセン首相は「Darty Debt (汚れた借金)」と呼んでいます。カンボジア側は、その経緯からしてこの借金のキャンセルをアメリカ側に求めてきていました。2010年10月のクリントン国務長官の来訪時に交渉を進展させることで合意されていました。
今回の交渉では、4億4500万ドル(約365億円)の債務について、70%を開発援助に振り替えることと金利を3%から1%に引き下げることをカンボジア側は求めた模様です。
アメリカ上院にもキャンセルしてはどうかとの声もあるようで、アメリカ側も両国間での交渉が早期に進展することが期待されると表明しています。
このブログの2010年11月4日版「クリントン米国務長官の来訪」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d6369d2de6be1131865a433ef997cf61
このブログの2010年10月1日版「アメリカへの負債」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9608833703b48036f98d0e54ebaa9633
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アメリカの支援によってクーデターにより政権を取ったロンノル政権は、アメリカから借金をしていますが、その使途には疑問もあり、フンセン首相は「Darty Debt (汚れた借金)」と呼んでいます。カンボジア側は、その経緯からしてこの借金のキャンセルをアメリカ側に求めてきていました。2010年10月のクリントン国務長官の来訪時に交渉を進展させることで合意されていました。
今回の交渉では、4億4500万ドル(約365億円)の債務について、70%を開発援助に振り替えることと金利を3%から1%に引き下げることをカンボジア側は求めた模様です。
アメリカ上院にもキャンセルしてはどうかとの声もあるようで、アメリカ側も両国間での交渉が早期に進展することが期待されると表明しています。
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