カンボジア経済

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在カンボジア医療者勉強会 カンボジアのお産と赤ちゃんの話し

2018年09月29日 | 社会・風土
 カンボジアには、様々な医療関係者の方々(お医者さんや看護師さん等)が日本から援助の事業や、NGO、民間事業等のお仕事で来られています。これらの方々が集まって勉強会を開催しています。
 9月22日に開催された勉強会では、国立国際医療研究センターの岩本あづさ先生から「カンボジアのお産と赤ちゃんの話し」について報告されました。日本政府は、日本の支援で建設されたプノンペンの国立母子保健センターやコンポンチャム州病院等で、お母さんと赤ちゃんの健康のための事業を展開してきました。こうした様々な努力の結果、新生児死亡率は出生1000当たり、2000年の37から2014年には18に大幅減少しました。また、妊婦死亡率も出生10万当たり、2000年の437から2014年には170へと激減しています。継続的な事業実施で大きな成果をあげたものと、高く評価されます。他方、まだまだ解決・改善すべき課題も多く見られており、今後の活動も期待されます。
 勉強会では、参加者から様々な質問やコメントが提起され、中身の濃い議論がありました。こうした勉強会はぜひ続けていっていただきたいと思っています。


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