12月19日~20日にタイ・バンコクで、大メコン川流域経済協力計画(GMS)第5回首脳会合が開催されました。首脳会合は3年に1度の開催で、今回が5回目となります。今回は、タイのブラユット首相、ミャンマーのテイン・セイン大統領、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、中国の李克強首相、アジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁等が出席しました。地域協力やコネクティビティー(相互連結)などについて議論され、共同声明では「域内の包括的で持続的な開発を進める」ことで一致したとし、今後、2018年までに301億ドル(約3兆6000億円)を投じ東西経済回廊などを整備するとしています。
目立ったのは、やはり中国で、「インフラ施設分野での協力を深化させる、産業協力モデルを革新する、貿易投資協力に対する金融面での支援を拡大する、国民生活や社会事業の発展を推し進める、地域発展の開放度や連結度を高める」という五つの提案を李克強首相は打ち出しました。資金援助では中国政府系の中国国家開発銀行がインフラ整備に100億元の融資枠を設けるほか、道路整備など地域の連結性向上に10億ドルを拠出するとしています。具体的には、タイのプラユット首相と合意した総距離800キロメートルに及ぶ鉄道整備計画を披露する等、強い存在感を押し出しました。
アジア開発銀行のサイト(英文です)
http://www.adb.org/news/events/5th-gms-summit
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
目立ったのは、やはり中国で、「インフラ施設分野での協力を深化させる、産業協力モデルを革新する、貿易投資協力に対する金融面での支援を拡大する、国民生活や社会事業の発展を推し進める、地域発展の開放度や連結度を高める」という五つの提案を李克強首相は打ち出しました。資金援助では中国政府系の中国国家開発銀行がインフラ整備に100億元の融資枠を設けるほか、道路整備など地域の連結性向上に10億ドルを拠出するとしています。具体的には、タイのプラユット首相と合意した総距離800キロメートルに及ぶ鉄道整備計画を披露する等、強い存在感を押し出しました。
アジア開発銀行のサイト(英文です)
http://www.adb.org/news/events/5th-gms-summit
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村