国際協力銀行(JBIC)では、毎年、海外で事業を行っている日本の製造業企業に「わが国製造業企業の海外事業展開の動向」に関するアンケート調査を実施しています。今年は617社から回答を得ています。今回の調査では、「中期的海外事業展開見通し」や「海外事業展開実績評価」、「有望事業展開先国・地域」などに加え、個別テーマとして「わが国製造業企業の競争力とグローバル生産体制の方向性」、「わが国製造業企業の海外インフラ関連ビジネスへの取組」についても調査が行われました。
調査の結果として、まず中期的な有望国では上位有望国の順位が大きく変動しました。市場拡大への期待が高いインドが調査開始以来はじめて第1位となりました。前回調査第1位のインドネシアが第2位、同第4位の中国が第3位となりましたが、上位3ヵ国の得票率は45%前後で拮抗する結果となっています。一方、タイは前回調査から得票数が大きく低下し、前回調査の第3位から第4位に順位を落としました。
カンボジアは2013年(17位)から順位を2位上げて15位となりました。ベトナムは前回と同じ5位でしたが、ミャンマーは10位に順位を下げました。また、前回調査の中期的有望国上位5ヵ国(インド、インドネシア、中国、タイ、ベトナム)について、今回調査の中期的有望国として挙げなかった理由を調査したところ、中国、タイについては「既に一定規模の事業を行っている」ことを理由として中期的有望国に挙げない企業が多くみられました。
海外生産比率及び海外売上高比率はそれぞれ4割の水準に近づき、海外事業の比重が高まってきています。回答企業の8割が引き続き海外事業を強化・拡大する姿勢にあります。なお、新興国においては、電力・運輸・通信等のインフラの改善ニーズも高いものがあります。
国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2014/1128-32466
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
調査の結果として、まず中期的な有望国では上位有望国の順位が大きく変動しました。市場拡大への期待が高いインドが調査開始以来はじめて第1位となりました。前回調査第1位のインドネシアが第2位、同第4位の中国が第3位となりましたが、上位3ヵ国の得票率は45%前後で拮抗する結果となっています。一方、タイは前回調査から得票数が大きく低下し、前回調査の第3位から第4位に順位を落としました。
カンボジアは2013年(17位)から順位を2位上げて15位となりました。ベトナムは前回と同じ5位でしたが、ミャンマーは10位に順位を下げました。また、前回調査の中期的有望国上位5ヵ国(インド、インドネシア、中国、タイ、ベトナム)について、今回調査の中期的有望国として挙げなかった理由を調査したところ、中国、タイについては「既に一定規模の事業を行っている」ことを理由として中期的有望国に挙げない企業が多くみられました。
海外生産比率及び海外売上高比率はそれぞれ4割の水準に近づき、海外事業の比重が高まってきています。回答企業の8割が引き続き海外事業を強化・拡大する姿勢にあります。なお、新興国においては、電力・運輸・通信等のインフラの改善ニーズも高いものがあります。
国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2014/1128-32466
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村