7月17日に日本の財務省は、ASEAN+3(日本・中国・韓国)による国際的金融協力であるチェンマイ・イ二シアティブ(Chiang Mai Initiative Multilateralisation: CMIM)の改訂契約が発効したと発表しました。チェンマイ・イニシアチブは1997年のアジア通貨危機を教訓に、2000年に設立された外貨融通の国際的システムです。当初は二国間通貨スワップ協定として始まり、その後マルチ化され多国間協定に移行しています。
今回の改訂で、CMIMの全体規模が倍増(1,200億ドル→2,400億ドル)されました。また、危機予防機能の導入、IMFデリンク割合(引出可能上限額に対して、IMFプログラムなしで発動可能な割合)の引上げ(20%→30%)等の改善も実施されました。
今回の規模倍増により、カンボジアが通貨危機時に引き出せる外貨金額は12億ドル(約1220億円)となりました。この金額は、カンボジアが保有する外貨準備の三分の一に匹敵する金額であり、金融危機に対する備えが更に充実されることにより、カンボジア経済への信頼度の向上等の効果も期待されます。
財務省の新聞発表
http://www.mof.go.jp/international_policy/financial_cooperation_in_asia/cmi/pressrelease/20140717.htm
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今回の改訂で、CMIMの全体規模が倍増(1,200億ドル→2,400億ドル)されました。また、危機予防機能の導入、IMFデリンク割合(引出可能上限額に対して、IMFプログラムなしで発動可能な割合)の引上げ(20%→30%)等の改善も実施されました。
今回の規模倍増により、カンボジアが通貨危機時に引き出せる外貨金額は12億ドル(約1220億円)となりました。この金額は、カンボジアが保有する外貨準備の三分の一に匹敵する金額であり、金融危機に対する備えが更に充実されることにより、カンボジア経済への信頼度の向上等の効果も期待されます。
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