プノンペンの近郊には、フンセン首相の名を冠した灌漑用水路(写真上)があります。プノンペンの西、60kmほどのコンポンスプー州です。ようやく内戦が終結した直後の1990年代の半ば、フンセン首相が苦しい国情の中、大号令で建設したものだそうです。なお、フンセン水路の付け根のローレンチェリー頭首工は、1974年に日本の援助で建設されたものだそうで、今年から改修工事が行われる予定です。
カンボジアは、雨も多く、農地となりうる土地もまだまだ余裕がありますので、農業の潜在力は大きいと言われています。また、ほとんどの地域で、灌漑等が不十分なため、1期作となっています。隣のベトナムでは3期作を行っているところもありますので、この点からも食糧増産への期待も大きいものがあります。食糧問題が世界的問題となっている昨今、カンボジアの農業開発もこの問題解決のために重要なものとなっていると感じています。
歴史のあるローレンチェリー頭首工。高校生たちが楽しそうに通り過ぎて行きます。
カンボジアは、雨も多く、農地となりうる土地もまだまだ余裕がありますので、農業の潜在力は大きいと言われています。また、ほとんどの地域で、灌漑等が不十分なため、1期作となっています。隣のベトナムでは3期作を行っているところもありますので、この点からも食糧増産への期待も大きいものがあります。食糧問題が世界的問題となっている昨今、カンボジアの農業開発もこの問題解決のために重要なものとなっていると感じています。
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