奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美のシマバナナはこうして実をつける

2011-05-24 20:02:01 | 奄美の自然
わが農園の端にあって長く沈黙を守っていたシマバナナの木が突然実をつけた。
そしてその隣の木にも花が咲いていた。
その後花からは実が顔を出し順調に大きくなっている。
今日はその途中経過報告。






最初は木の先端に赤っぽい蕾のようなものができる
正確にはこれは花ではないのだろうが、シマの人は、花が咲いた後に実がなると言っているので
自分はこれを花と呼んでいる








そして次の日見るとこれががっくり首をうなだれていた








数日後首根っこから最初のバナナが顔を出す
へーえっー バナナの実ってこんなところから出てくるんだ
初めて見た










どうも蕾の皮の付け根の実がなるらしい
そしてそれが1枚1枚めくられるたびに青い実が顔を出す







そしてそのうち皮は地面に落ちてバナナだけが枝に残る








その間にも枝はどんどん伸び続けるのでバナナの房と房は適当な距離を保っている
だから大きくなっても実がぶつかりあってしまうことはない









実の先っちょについているのがめしべなのだろう
とすれば、その根元のところにはえている白いのが花びらか
つまりバナナの花とはこの部分のことをさすのであろう

最初の写真からここまで約2週間
かなりのスピードで大きくなっている
以前、奄美移住者さんがコメントしてくれたように、奄美では夏と冬の年に2回実をつけるが冬バナナ
のほうはまずくて食べられないのだそうだ
なんとしてでも今育っているこの夏バナナを食べたいものだ