奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

田んぼの仕事はきつい

2011-05-05 19:58:09 | イベント・行事
雑草を燃やした後は別の田んぼへと移る。
作業は少しずつ時期をずらして行なわれているので、様々な作業段階の田んぼが並んでいるのだ。
コメ作りを習う身にとってはとても便利な場所だ。








ということで作業に入る
浮き草取り
正式には何と呼ばれている作業なのか知らないが、雑草を刈り取り燃やした後、何度か耕運機で耕して
時間がたつと泥の中に残された雑草や竹の燃えかすが表面に浮いてくる
それをかきとって畦の上に積み上げていくのである







表面の硬くなった泥と一緒にすくいあげていく
もちろん泥は重い
30分も続けていると腰が張ってくるきつい作業だ
田んぼ1枚きれいにするのに7,8時間かかるのではないだろうか
そしてきれいにしなくてはならない田んぼはあと4枚残っている
更に言うと、この作業は1度では終わらず3回4回と繰り返し行なわなければならないのだそうだ
奄美の荒地をこの手で耕して豊かな農地に生まれ変わらせようという崇高な大志が一気に萎えてくる
でもそこまでしなくてはおいしいおコメは食べられないのだ










悪いことに前の日から左手の小指の付け根がどんどん腫れてきて痛みもあり力が入らない状態だった
何故こんなことになったのかわからない
最初はつき指をしたのかと思った
そしてどんどん増していくあまりの痛さに次は骨折かとも思った
でも骨折するほどのショックを受けた記憶がない
Uさんに見せると「ああ、蛾の幼虫かなんかにさされたんじゃない?よくさされるんだよね
少しすればきっと直るよ」ですまされた
その後写真の2倍くらいまで腫れあがった手は、その後普通の大きさに戻ってちょっと痛みが残るくらいまでになった
やはり虫さされだったのだろう
思い出した
前の日は別のところでブーゲンビリアなどのやぶに手をつっこんで大量のつるを一所懸命切っていたのだった
そのときケムシを握ってしまったのだろう
おそるべし奄美のケムシ