奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美のテレビ事情

2011-05-06 20:22:21 | 暮らし
以前から趣味の木工でテレビを載せる台を作っていたKさんがついに作品を完成させた。
作業着手から見守ってきているのでこの完成は人事ながら喜ばしい
以前にも何度か製作過程を紹介してきているので出来栄えをここで改めて報告したい。










最後に中に棚板を取り付け、塗装を何度か繰り返して作業終了
素人の域を超えている
最高の材料を使って様々な工具を駆使して長年の経験で完成させた高級家具だ
プライスレスなのだ











新しく注文した40インチ地デジ対応のテレビがようやく配達された
当然この記念すべき晴れ舞台にも同席する
満を持してテレビ台の上にセットする
主役はあくまでもテレビ台だ

配達してくれたY電器のおにいさんたちがセッティングしていたのだが、なんと民放チャンネルが2つしか
入らないと言う
奄美は鹿児島県からテレビの電波が来るのだが、もともと鹿児島県は民放が4局しかない
ほとんどテレビを見ないので鹿児島なとかテレビや鹿児島なんとか放送という同じような名前の放送局
の見分けが付かない
でも数百メートルしか離れていない我が家では民放テレビ局は4つ入る
しかしここではブースターをつけても2局しか入らないというのだ
なんでもこの地点で電波を受けられるテレビ塔が、2局しか流していない塔だからなのだそうだ
奄美でも数少ない電波の谷間なのだろうけど、今の時代テレビが見られないところがあるというのも
新鮮な驚きだ
テレビ大好き人間にとってはつらい土地だ

自分が何故テレビが嫌いなのかというと、まず番組そのものがつまらない
ここ数年は制作費を安く上げるためか、やたらお笑いタレントを使った安直で工夫のない番組が多い
彼らがファミリーレストランでメニューを全部食べたから、歌詞カードを見ないでカラオケを歌えたから
それがいったいどうしたというのだろうか(さすがに今はもうこんな番組やってないのかもしれないけど)
それをテレビの前に座ってうれしそうに見ている日本人に未来はあるのか!
次にテレビコマーシャルがイヤだ
何度も繰り返しおもしろくもないメッセージを見せられ聞かされるのが耐えられない
テレビ局の人間はコマーシャルとコマーシャルの間を埋めるために番組を流しているというのが僕の昔からの持論だ
彼らは番組が盛り上がると必ず画面をコマーシャルに変える
ここで流してもチャンネルを変えないだろうとなめてかかっているのだ
視聴者を愚弄している!
こんなくだらないことで腹をたててまでテレビを見る必要はない・・ということである

奄美でのんびり暮らしているとストレスが減ってくるので、テレビコマーシャルくらいしか腹を立てる
対象がなくなってくるのだろうか
ある意味能天気で幸せな状況なのかもしれない












ちなみにそのKさんの道具と指導によって新しく生まれ変わったテーブルで、毎日朝食を食べている
そうすると、どうでもいいちっぽけなストレスは消えてなくなる

お察しの通り、今日はカメラ不調による写真不足を補うため思い切り話題をふくらませてみました
失礼しました