奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

田んぼの開墾は今日も続く

2011-05-04 20:01:21 | イベント・行事
Uさんがはるか昔田んぼだった荒地を耕して、米などの作物のできる状態に戻す作業をしているのを
手伝っているのはこれまで何度も紹介してきた。
今は日本中に散らばっている地権者を探して交渉して5年間預けてもらい、その間で荒地を修復し立派な田んぼに
復活したところで元の持ち主に返す、というなんともまあご苦労な活動を続けているのだ。
でもこんな人がいなかったら、日本の過疎地は荒地が広がっていくばかりなのかもしれない。
そんなところにところにちょっと共感したのと、コメ作りを体験してみたいとの思いがあって、車で40分かけて
はるばる田んぼまで通っている。







当たり前の話だが、草や竹が生い茂っている荒地をコメができるたんぼに変身させるのは並大抵な作業ではない
そのきつくて退屈な作業を少しずつコツコツ積み重ねていくのだ
先日田植えができるまでになった田んぼの隣で、最近地権者の了解がとれた田んぼをまた開墾している
雑草を刈り取って乾燥させる段階まで終わっていたので、今日は干草を燃やす作業









延焼しないよう十分にまわりに防火帯を作って火をつける











冬に同じ作業をしているがこの時は火がすぐに消えてしまった
晴天続きで枯れ草の乾燥が進んだために、火のつき方が全く違う










地面は水が張った泥地なので火があっという間に燃え広がるというようなことはないのだが、それでも
数時間後にはかなりの草が燃えてなくなっていた
これは非常に助かる
コメにとっては灰が肥料になるし、人間にとっては後で燃え残った草を田んぼの外へかき出す作業が
少なくてすむ