にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

水陸バス「白神号」30日発進/西目屋(東奥日報WEBニュース)

2017-04-08 17:00:54 | つれづれ
東奥日報WEB版に、津軽ダムで水陸両用バスが定期運航されるというニュースが載りました。
物珍しさでもよいので、沢山の人が訪れて観光に寄与してくれるといいですね。^-^

以下、ニュースを転記します。
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青森県西目屋村は、同村にある津軽ダムを活用した観光の目玉として、今月30日から、ダム湖「津軽白神湖」での水陸両用バスの定期ツアーをスタートする。本年度の運行は10月31日まで、当面は1日2便を運行する。同村によると、モニターツアーではない本格的な運行は東北地方で初めて。7日、村役場で、同村が購入した車両「津軽白神号」がお披露目された。
津軽白神号は全長12メートル、高さ3メートル60センチ、重さ4.8トン。42人乗り(旅客定員40人)で、窓はガラスが無いオープン仕様。車体には白神山地マスコットキャラクター「ブナッキー」「ぶなみちゃん」のほか、運行ルートにある乳穂ケ滝(におがたき)などもデザインしている。
7日は、近くを散歩中だった、たしろ保育園の子どもたちが早速乗車。「(目線が)高いね」「ブナッキーかわいい」とはしゃいでいた。立ち会った関和典村長は「いよいよお披露目できた。安心、安全に運行して多くの人たちに村に来てもらい、ダムツーリズムを推進したい」と話した。
同村は津軽白神号の運行を白神観光バス、ツアーの企画・実施を津軽白神ツアーに委託する。運行が難しい冬季は、車両を長崎県島原市に貸し出す予定。
◇定期バスツアー申し込み受付中
西目屋村の水陸両用バス「津軽白神号」の定期ツアーは、30日から5月12日までは1日2便限定、5月13日から10月31日までは1日5便。津軽白神ツアーは申し込みを受け付けている。
ツアーは毎週水曜運休(5月3日は運行)。平常時の発車時刻は(1)午前9時(2)同10時半(3)正午(4)午後1時半(5)同3時で、当面は(2)と(4)の2便を運行する。
発着地は同村の物産センター「ビーチにしめや」。一般道からダム湖に入り、水上を30分ほど遊覧する。全体の所要時間は1時間。
定員は40人で、最少催行人数は1人。乗車料金は税、保険料込みで、中学生以上が2500円、3歳から小学生までが1500円、2歳以下の幼児(座席なし)が500円。
ツアーの申し込み、問い合わせは津軽白神ツアー(電話0172-85-3315、水曜休み)へ。


1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えないで!!

2017-04-08 10:02:42 | 病気のはなし
東京足立区で生後6か月の乳児が乳児ボツリヌス症で死亡したというニュースが流れました。
発症の1カ月前から、家族が離乳食として1日2回ほど、ハチミツをジュースに混ぜて飲ませていたことが原因だったようです。
ボツリヌスと言えば、からし蓮根での中毒死亡などが有名ですが、これは食品中でボツリヌス菌が増えて産生されたボツリヌス毒素を、その食品とともに摂取したことにより発生するものです。
一方乳児ボツリヌス症は、芽胞と呼ばれるいわば眠った状態でまだ毒素を産生していないボツリヌス菌を乳児が摂取した場合に起こるもので、消化器官が未熟で腸内環境も整っていない状態のために芽胞が腸内で発育・増殖して毒素を産生してしまうことが原因です。
このほとんどがハチミツ(他にはコーンシロップなど)の摂取によるもので、症状は便秘と神経麻痺による全身の筋力低下が主体ですが、重症例では呼吸ができなくなる場合もあり、今回のケースはこの重症に該当したようです。
予防は極めて単純明快「1歳未満の乳児にはハチミツは与えないこと」に尽きます。
皆さんくれぐれもご注意くださいね。