Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

世界遺産ヴェネツィア展@広島県立美術館

2012-10-16 20:43:38 | 美術館
ヴェネツィア展です。

ヴェネツィアは行ったことないけど
なぜか親しみを感じる街。
たぶんヴェネツィア好きな人が多くて
目にする機会が多いのでしょうね


まずは入って早々に
ヨーゼフ・ハインツ・イル・ジョーヴァネの「ヴェネツィアの眺望」に釘付け
たくさんの船も集まって何か祝賀ムードの作品なんだと思う。
ただヴェネツィアの上空もくもくとした雲の中に
人間(天使ちゃん?)の頭が浮いていて
みんなぷーっと口から風らしきものを吹いているの。
ヴェネツィアの街の四方八方(8人だった)。
風の神なのか
God bless you!的なことなのか
よくわかんないけど
なんか可愛い
terraに「ねぇこのふぅふぅしてる人たち誰だと思う?なんでふぅふぅしてるの?」と話しかけたら
「ふぅふぅしてる人は誰か知らないけど
terraはこんなふうにふぅふぅしてる人はよく見かける」
それだけ言って自分の世界に入っていった。
(dolce-vitaは猫舌
ぷぷっ(^w^)
でも、解決してないよぉ

絵画だけじゃなく工芸品や服飾品もたっくさん

井戸の井筒なんかもあって
伊勢物語などと較べるとやっぱりコジャレてます。
ヴェネツィアの筒井筒に思いを馳せ、うっとり気分(^w^)

そこに「真実の口」登場
ヴェネツィアの真実の口は密告用のポストだそうです。
ローマ人の物語にも密告のくだりはよくありますが
オペラ「ジョコンダ」にも密告シーンあったなぁ。
こんなポストに入れてたんですね。
きょわい

「フェニーチェ劇場」
「リアルト橋」
それだけ観てもヴェネツィア気分いっぱい
zuccheroはヴェネツィアを訪れたとき
フェニーチェ劇場に行ってないことを取り返すかのように
じぃっと見つめていました…
また行けばいいよo(^-^)o

ヴィットーレ・カルパッチョ
「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」
美しいヴェネツィア派の宗教画を観ながら
罰当たりにもdolce-vitaがまず思ったのは
わ~い(^w^)カルパッチョだぁ
dolce-vitaも大好きなカルパッチョ(←すぐ食べ物の話
名前の由来は画家さんの名前からって聞いたことがあります。
ふふっ(^w^)きっと彼だわ。
芸術とは百万光年隔たった場所の住人dolce-vita
密告しないでね

ヴェネツィアの風俗もたくさん描かれてます。

「音楽会」
ヴェネツィアの教会には必ず音楽隊が付属していましたみたいな説明が添えられてた。
そうだったわ
半年ほど前に読んだ大島真寿美の「ピエタ」
ピエタ慈善院の音楽隊が舞台だった。
単純なdolce-vitaはそこから先BGMは
ヴィヴァルディのL'estro Armonico(調和の霊感)
ヴィヴァルディもそんな教会所属の音楽家でしたね~

美しいヴェネツィアングラスもいろいろ展示がありました。

今回唯一撮影OKだったシャンデリア

  

キレイだしなんかひとつひとつが可愛かった


ベッリーニやティントレットはもちろん素晴らしかったデス
ティツィアーノやジョルジョーネは…
あれっ見落としたのかな…
その可能性も否めない(^_^;)

ヴェネツィア
ホントに魅力的な街ですね