goo blog サービス終了のお知らせ 

Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

fieldwork872. あきうらら(秋麗) 4K

2024年01月16日 | field work

 日本列島は、2つの低気圧の間から寒気が流れ込んできた。朝晩は少し寒く、昼間は快晴だった。猛暑の後、そして冬が来る前の、少し褒めたくなる秋晴れであった。いつものように同じ道を散歩に出た。
 地球の温暖化の影響だろうか?。次第に春と秋が短く感じる気候になってき
た。多分一日の気温の温度差が少し大きいのだろう。
 一日中Macの前で仕事をしているから、散歩が必要になる。それにしても相変わらず外国人が多い。そうした風景も、京都では日常的になってきた。こうした観光地だけではなく、私の家のまわりにも外国人を数多く見かける。そうした光景自体が当たり前になってきた。
 そんな日常が当たり前のように続いている京都の秋である。

fieldwork872.あきうらら(秋麗) 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork871. 京都・時代祭 4K

2024年01月15日 | field work

 時代祭は京都三大祭りの1つ。京都御所から平安神宮まで行列が続く。これが通り過ぎるまで2時間はかかる。この祭は平安神宮の大祭である。ここの説明では、京都の伝統工芸の粋を動く歴史風俗絵巻として披露することが目的とある。明治維新から延暦時代までさかのぼって行列が続く、とある。
 私は時代祭には、余り関心がなかった。
 町内の神事委員から時代祭の関係者チケットをいただいたので出かけてみた。京都市内の町内会には、必ず神事委員がいる。この委員が各町内から集まり祭事の諸々の役を果たす組織となる。
 多分わが町内の神事委員も、この行列のどこかにいたはずだ。このように京都の祭は、いわば多くの町内会から担当を任された神事委員を選出して、祭事が実行されている。つまり京都の町全体でおこなわれている祭事といってよい。
 世の人達は、京都の時代祭に登場する人達がどこから集まるかについて考えを及ぼすことがあるだろうか?。その主体は京都市内の町内会から担当された神事委員達の集まりが実行部隊である。だから高齢化などで町内から神事委員が減ってくると、将来京都三大祭りも数が減るだろう。
 この日は社講の観覧席から撮影できた。実はここが一番撮影しやすい場所だ。そのためには社講の式次第を持っていることが必要になる。売ってはいない。すべての行列が眼前を通過するまで2時間かかった。あらためてみると見応えのある祭だと再認識した。

Fieldwork871.京都・時代祭 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork870.秋の暮れ 4K

2024年01月14日 | field work

 外国人ばかりの風景は、いつもと変わらない。そんな変わらない風景を撮影しながら毎日同じ道を散歩をしている。しかし秋は日が暮れるのが思ったより早い。日の入りの時刻を調べると既に陽が沈んでいた。朝晩の気温は低く、少し冬の気配が漂う。一体秋はいつ過ぎ去ったのだろうかと思わせる位の気候である。今年の冬は早いのではないか。
 毎日同じ道を歩いていると、さっすがに新鮮なモチーフは容易に見つからない。なによりも最近私が寵愛する黒人モデル風を見かけない。どうしたのだ、いるのは中国人ばかりじゃないか。それじゃ日本人と同じだ。
 人混みのなかにそを聞きにゆくぐらいだから、もう少しエキゾチックな空気が欲しいが、期待に反してとりつくしまのないアジア人ばかり・・・。少し意気消沈気味の散歩である。
 先週末は、市内各所でお祭りがおこなわれていた。でかけた人の話によると粟田祭はショボかったと聞いた。散歩のついでに足を伸ばそうと考えたが、ゆかなくてよかった。そろそろ時代祭がある。といってこの祭は退屈なので撮影する気分ではない。
 そうなると被写体がない。だから違う道を歩けばよいのだが他所は、毎日の散歩コースほど、歴史・文化・建築・花街・ランドスケープが集積しているわけではない。むしろ点在しているといってよい。京都の街も、今は祇園界隈以外に撮影する被写体を思いつかない。京都人にいわせれば、ここをみたらええんとちゃうの。この界隈だけが京都なのである。
 それにしてもこの界隈は外国人ばかりだ。昔私がヴエネチアの街を徘徊していても外国人に出会うということはすくなかった。なんだろうか、この現象は・・・。冬になると静かになるのだろうか。それはそれで撮影のしがいが生まれそうだが・・・。
(記:2023年10月15日)

Fieldwork870.秋の暮れ 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork869.京都・ようやく寒し秋の夕暮れ 4K

2024年01月13日 | field work

 2023年の10月10日であった。最初の東京オリンピック(1964年)の開会式の日であった。この日を決めるに際して過去の晴天日を調べて決めたのだ。だから10月10日は絶対晴れる日なのだ。その通り昨日からの雨もやみ、透明感ある空気と秋の光の一日だった。こんな日に散歩にゆかない手はない。
 京都も先週末は市内各所で祭が多かった。しかし雨だから、私は撮影する気分にはならなかった。あけて10日は雨上がり後の晴天だ。光が綺麗だから私は散歩に出かけた。しかし夕方の空気は冷たかった。
 いつも同じ場所の映像をアップさせるという例は、少ないだろう。でも世界文化遺産と重要伝統的建造物群が隣接し、日本特有の伝統様式の街並みが続き、そして繁華街があり、そこには昔からの舞子・芸子の制度が今もあり、日本の伝統文化を今も伝えているなどというのは、ここ京都をおいて他にはない。
 そんな同じ街を徘徊していても、季節や天候によって光は違うし、なによりも外国人の目線でそんな京都の街並みが映像化できればよいと思う。
 このような街にいると、日本は見飽きたので外国にゆきたくなる。価値観やライフスタイルが何もかも違う外国暮らしも面白いだろう。そうおもっていたら、クリスマスとお正月はフィリピンで暮らすことになりそうだ。私のように価値観やライフスタイルにこだわりがなければ、どこへでもゆける。頑固な人間のこだわりも井の中の蛙でしかなく、異なる世界を共有するというのは、いまの時代感覚だといえる。
 もう一つ同じ所を散歩する理由がある。外国語の言葉を聞きたくなるのだ。この界隈を歩けば、全く知らない外国語が飛び交う。人混みの中にそを聞きにゆく石川啄木の気分と似ているではないか。
 最近気がついたことだけど、街の映像は数多いけど馬鹿の一つ覚えのように最寄り駅がスタートするなんていう貧しい編集構成はやめましょうよ!。というのも編集構成自体がクリエイションの産物ですから・・・。

Fieldwork867.京都・ようやく寒し秋の夕暮れ 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork868.京都・夏終わる秋寒の日々 4K

2024年01月12日 | field work

 京都の街を外国から初めて訪れた人達の目線で見てみたい。これが同じ道を散歩しながら毎日撮影している理由である。私は同じ道を歩いて行くけれど、毎日空模様は変わり、そして見えてくる風景も異なってくる。
 あら!、今日は原稿を書き忘れた(*^▽^*)。

Fieldwork868.京都・夏終わる秋寒の日々 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング834. 小説:小樽の翠742.幕間

2024年01月11日 | drawing

 このブログは、月の上旬は官能小説、中旬は映像、下旬はエッセイと3部構成。官能小説は、論文原稿などを書いているときの格好の気分転換である。
 だからたまにはカットを以前のように水彩画のイラストでと考えた。しかし面倒なので絵具に手がでない。Macのイラストレーターで描きはじめると手抜きそのものの便利さにはまる。何を描いても情報は消耗品なので、手をかける必要がないというのが手抜きの原因。どうせブロガー達は1回見れば、そうなんだと感慨もなく見過ごして通り過ぎるさ。だがイラストが描けて、映像を撮影編集して、エッセイを書くなどという構成のブログは少ないと思うけどな・・・。
 その官能小説のカットである水彩画の風景は、ほとんどが想像デッサンだから、最近描き尽くし飽きてきた感もある。もちろん小樽に出かけ街のなかを歩けば新たなモチーフの発見があると思われるが、出かける用事がない。世界各地に住んだ気分になれる便利な小説の世界も、そこがつらいところだ。
 マンネリ化したときの回避策は、新しいキャラクターの登場人物を加えること。つまりこれまでに存在しなかったキャラクターをクリエイションして登場させるわけだ。これがなければ小説は退屈!。手間のかかることばかりである。そんな面倒はやめてどうせ大方のブロガー達は読まないだろうし・・・、と思うことにした。
 もう一つ、Facebookを使い出し始めたときから、このブログとリンクしている。いつも「ブログ更新」とだけ書いて。というのも巷のどうでもよい話題提供に、お義理で「いいね」される構造は馬鹿馬鹿しい。といって情報発信しないのもなあ。というわけでリンクさせ、毎日オリジナル情報を発信している。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング833. 小説:小樽の翠741. 寒波とキムチ鍋

2024年01月10日 | drawing

 夕方翠が病院の勤務から帰ってきた。
翠「アチキー・・・、外はすごいよ。白い空気が道路に沿ってやってくるんだ。すると回りが何も見えなくなるんだ。」
「ついに氷河期がきたか。その白い空気に触れると一瞬で凍結するんだ。白い空気に触れる前に家にたどり着いてよかったね。」
翠「もう、大げさなんだから。そんなに冷たかったらこの家も凍っているよ。」
「家が冷蔵庫状態!」
翠「ご飯食べようよう。今日はキムチ鍋!!」
「寒波とキムチ鍋、ニンニクも入れて良い取り合わせだ。」
そういって食卓に携帯コンロが置かれ、お鍋にキムチどっさり、鍋の出汁もいれた・・、フウフウいいながら食べる。そうしないと身体が温まらないのだ。」
・・・
食べ終わると翠は風呂に飛び込んだ。
アチキがワカしておきましたからね。
そして夕方風呂に入りましたからね、
アチキは後片付けだ。
・・・
もう寝るだけだ。
家が突風でしなっている。
翠が「怖い!」といって抱きついてくる。
ホホホホホ・・・・
布団が体温で温まった頃、翠のインナーをはいで、首筋から撫でてゆく。
乳房のまわりをゆるく撫でながら・・・
そうしていると、風の音ともに雨戸がガタガタと音をたてている。
翠がしがみついてくる。
翠の熱い胯間に切っ先が入口を探している。
すでにタップ濡れている。
撫でていると翠が腰を動かして、切っ先を咥え込んだ。
女の骨盤も器用な動き方をする。
男の胯間よりはゆるやかに横へひろがる。
翠「いれている感じが一番幸せ・・・。」
また寒波が家をゆする・・・。
翠「明日は、鉄道も飛行機も止まるよ。多分三日ぐらい動かない。」
「じゃぁ、布団に籠もってすごそうよ。」
冬の寒波が男と女の距離を近づけている。
・・・
小樽の街も白く濁っている。
きっと明日も、こんな天気だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング832. 小説:小樽の翠740.寒波がやってくる

2024年01月09日 | drawing

 明菜姉ちゃんの家。といっても彼氏の家だ。彼氏の両親は海外出張だから、二人暮らしが続いている。明奈姉ちゃんが料理をつくるので彼のママも安心しきっている。
明菜「スーパーで一週間分の食材を調達したよん。」
彼氏「今週は何がメイン?」
明菜「鶏胸肉が安かったから多めに買っといた。余ったら鶏鍋だな。後は豆腐と水菜と玉葱も安かった。」
彼氏「だって地元だもん・・・」
明菜「そっかあ、網走の方で沢山つくっていたね。」
彼氏「玉葱列車がはしるぐらいだからさ。」
明菜「外の天気がくづれてきたよ。天気予報では寒波が来るんだって。」
彼氏「寒波が来ると学校も休みだよ。外に出られない。」
明菜「おおっ、いいじゃん。家で食事三昧だ!。」
彼氏「お菓子があるかなぁー・・・?」
明菜「もち!。」
彼氏「じゃ、しようよ。」
明菜「寒いからすっか・・・・、お布団温かいしね。」
そういって暖房が効いた彼氏の部屋でインナーだけになる。
明菜「寒いときに部屋でインナーだけですごすって、すっごい快適だと思わない?」
彼氏「そのインナーをみていると元気になるんだよ」
明奈姉ちゃんが彼氏の潤んだペニスをなでながら・・・
明菜「ワッ!、元気!!。じぉすっかー・・・」
明奈姉ちゃんがインナーを脱いで彼氏の布団にはいってきた。
・・・
外は次第に風音がする。
窓からは白い空気だけが見えている。
寒波がやってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング831. 小説:小樽の翠739.巨乳になっちまった!

2024年01月08日 | drawing

 雪の地獄坂で定点スケッチを描き終えると菁園中学校から出てきた小春に呼び止められた。
小春「おじさん、アタシおっぱいが大きくなっちゃった!」
「それは、結構なことではないですかぁー・・・」
小春「なんかホディが横に広がる傾向があるんだよ。」
そういわれて小春のホディを観察すると、確かに少し横に成長しているようにも思われる。
「アチキの経験では、縦に伸びる人と横に広がる人と2タイプがいるんだよ。だからといって横に広がるのは悪い事じゃない。それはそれでグラマラスな体型に向かっているんだろう。」
たしかに小春のホディは、縦よりもガッシリしたグラマラスな体型になるかもしれない。
小春「小学校の頃は、すっごく細かったのにさ・・・。」
「それはそれで第2次性徴の始まりなのでしょう。グラマラスなホディを目指すんだ。いいじゃん。美希姉ちゃんみたいな体型になるんだろう。」
小春「淫乱の美希ねぇちゃんか!。明菜姉ちゃんの細い方が良かったんだけどね。」
「グラマラスだからといって悪い事ではない。それはそれででっこみ引っ込みがハッキリしていて格好いいじゃん。」
小春「遺伝かなぁー?。」
「多分そうでしょう。」
そういわれてみれば、ユウ君を強引に男にさせたぐらいだから、美希ねぇちゃんとそっくりじゃん・・・、とアチキは思った。
「兄弟は似てくるんだよ。」
きっと美希姉ちゃんより男に対して積極的だぜ。実際そうだし・・、ということは、いわないことにして・・・。
小春「栄養とりすぎかなぁー?」
「ちょうどいいんではないの?」
小春「じゃスーパーで栄養のつく物を買い出しにゆこうよ。」
そりゃ横に広がるは。おっぱいだって大きくなるさ・・・。
小春と並んで雪道を踏み固めながら、下のスーパーへ買い出しに出かけた。
「今日は、何にするの?」
小春「ポークソテーかな!。」
そりゃ横にひろがるはさ・・・。
・・・
小樽も地面が見えないぐらい雪が積もっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング830. 小説:小樽の翠738.熟女狩り?

2024年01月07日 | drawing

 小樽も立派に雪が積もっている。そんな最中にベーヤンが新年会だというので何時ものオーセントホテルにでかけた。
・・・
ベーヤン「新年だから今日は新しい顔をつれてきた。ディレクターのまっちゃんです。」
年配のディレクターのまっちゃんは、そういって名刺を差し出した。
新しい出会いも新年らしいか・・・。
もちろん一通りの世間話しをしつつ・・・
ベーヤン「まっちゃんは熟女狩りが得意なんだよ(*^▽^*)」
まっちゃん「それはひどいなぁー、たまたま出会った女が結婚していただけですよ。」
「何々!、アダルトビデオのタイトルになりそうな主婦の熟女狩りというのは?」
まっちゃん「主婦って子供つくると役目は終わり!。旦那は外で新しい女をつくっている。そんな状況になると、さてこれからの人生をどうしようかと考えるんですよ。そこが狙い目!!・・・、じゃなくて機会到来。」
ベーヤン「ずるいなぁー。」
「どこがいいの?。」
まっちゃん「何事も経験済みだから知るべき事はしっている安定感が良いのですよ。」
ベーヤン「あっちもだろ!」
まっちゃん「もちろん、知識だけではなく経験で理解してるです。」
ベーヤン「落ち着きすぎて緩いぜよー・・、ではないの?」
まっちゃん「そりゃ子供を産んでいるから緩いですよ。それは色恋とは余り関係がないと私は気がついたのですね。
「ふぅーーん。」
まっちゃん「ホント、ホント、でもねえその歳の女って万事男の扱いが旨いんですよ。そして情熱的に萌えるんですよ。私が心地よいと思っていると感じたら躊躇なくせめこんでくる。そりゃ熟女は金のワラジをはいてでも探せ、といいたくなるほどですよ!!!。」
「じゃあ、そのままもぎとっちゃえばいいんだ・・・。(*^▽^*)」
まっちゃん「それも可能です。もぎとって一緒に暮らしたらすっごく愉しいだろうし、老後も幸せにすごせる予感・・じゃなくてそんな実感があるんですよ。まさに恋女房です。それって人間の本能かなぁー。だから仕事も家庭も全部捨てて、熟女と蒸発したろかなって思う事もありますよ。」
ベーヤン「でも、そこで主婦のバランス感覚がはたらくんだろ??。」
まっちゃん「そうなんですよ。いっとき焼けぼっくいに火をつけて、終わることが多いですね。だから熟女達はいってた。『主婦ってつまんない生き物ね』だって。」
「それで思い出だけが、色濃くのこってゆくわけだ。」
まっちゃん「多分、思い出を秘め続けているか、あるいは次の機会を待つかでしょうね。」
ベーヤン「でも、あれはユルンユルンだよね。」
まっちゃん「でも閉まっているなんていうのは若い子だけですよ。それって熟成されない酒みたいなもんで口当たりが今一なんですよ。若いと子供をつくらなきゃとか、家を建てなきゃとか、そういう生活の使命感に支配されるんですよ。そこへ医学的にオキシトシンが分泌されてセックスしたいという構造になる。だから使命感とオキシトシンに支配された、いわば疑似恋愛なんですよ。それで自分を納得させて一生が終わる場合が普通ですけど、例外もあるのです。恋愛は、男と女の意識がイーブンの状態になった時を発見するというのかなぁー・・・。女が子づくりや家づくりを終えて生活に余裕ができあがったところで、女の役割とか使命感とから解放されるんですね。その状態になって始めて男とイーブンなんですよ。イーブンだと心も身体も熟成されたつきあい。それは男にとってはベスト状態。」
「そのまま、もぎとっていただいてもずーーっと幸せ予感!。」
まっちゃん「そういう予感はあります。性格の不一致なんて死語ですよ。たぶんいろんな経験の中で意識も熟成されてきますからね。多分歳をとっても外国人みたいに、いつまでもラブラブですよ。」
「女の恋は、子供を産んで歳をとってはじめて熟成されてくる!。」
まっちゃん「そうなのよ。そこが男にとって女が一番美味しいと思う世界です。だから役目を終えた主婦は、金のワラジをはいてでも探せ!・・・・ですよ。」
ペーヤン「亭主が外に女をつくるぐらいなら、役目を果たしたからもぎとってもいいよな。でもそれって女次第だぜ・・・。」
「いい性格の主婦にあたったら、もぎとっていただきでしょう。」
まっちゃん「まして旦那が外に女をつくってるぐらいなら、こちらは罪はないですね。ほんま熟女っていたれりつくせりで、なによりも恋愛の全てをしってるんでよ。よくつくしてくれますよ。だから死ぬまでラブラブですよ。」
「女は、子供を産んでから恋をするかな!。」
ベーヤン「だとおもうよ。子供が出来るまでは疑似恋愛だからセックスごっこみたいなところがあるもん。セックスごっこじゃ恋はできないよ。(*^▽^*)」
・・・
夜の窓の外に大粒の雪がみえる。
冬の底辺にいる小樽だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング829. 小説:小樽の翠737.計算していた

2024年01月06日 | drawing

美希姉ちゃん達の札幌のアパート。
美希姉ちゃん「直人・・・、私達も子供作ろうか!?」
そういって美希姉ちゃんが直人君の上にまたがってきた。
直人「おっ、出た!!!。つくっても親たちが面倒見たがっているから育てるのは簡単なんじゃないかなぁー。」
美希姉ちゃん「きっとさあ、ブチブチいいながら愉しそうに初孫の手伝いに来るよん!!!」
直人「もう、うちは親馬鹿だもん。だって親と会うといつも『子供は!?』だって。だから俺まだ大学生だよ!、っていったら『何まだそんなことしてんのか!?』だって。なんでも胯間が萌えだしたらつくるべしというのが、親の意見だよ。ピンとくる女って実はそんなに周りにいたり出会うわけではないのよ。回りをみわたしていいなって、思ったら、即入れちゃうべし、なんだってさ。」
美希姉ちゃん「じゃ、すっか・・・・」
そういってインナーを脱ぎ捨てて美希姉ちゃんが胯間を差し出してきた。
直人「そうこられちゃ食べないわけにはゆかないよね。」
そういって直人君の舌が美希姉ちゃんの胯間を舐めあげる。
美希姉ちゃんが、ウウッとうめきだした。
美希姉ちゃん「直人・・・はやく入れてよ・・・。」
直人君は頭の中で排卵日の計算をしていた。
なんだもうじき生理じゃないか。美希は規則正しく来るから既に遅いよ。
・・・
アパートの窓1枚外も深夜族が雪をかき分けてコンビニへゆく足音が聞こえる。少し酔っ払ってはしゃいでいる若者達の歓声は酷寒の気候でも元気だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング828.  小説:小樽の翠736.神様が怒った

2024年01月05日 | drawing
 
 正月休みといっても看護師は世間並みに休まない。そんな夜勤続きのライフスタイルが面白いという少し世間とは違った感覚の持ち主だ。だから翠も二日ほど休んで夜勤から仕事始めだ。いつもの深夜のお茶タイムに晃子さんがやってきた。
晃子「翠ーーー、大晦日から夜勤続きだったよんーーーー」
翠「あら替われば休めるのにーーー」
晃子「だって世間がいつもと違うことを始めると急患が増えるのよ。札幌の彼氏だってドクターヘリで毎日飛んでいたもん。」
翠「まあ食べすぎ、飲み過ぎ、親戚が来てはしゃぎすぎた、の時間だもんね。」
晃子「大晦日の時にテレビの音を小さくして見ている紅白が終わるじゃん。住吉神社で初詣が始まるじゃん。すると急患が増えるな。」
翠「雪で転んだが多くなるよね。いつも神様なんか拝まないのに、突然しないことするからねぇー。」
晃子「ころぶたけならいいんだけど、いたよ!。初詣で転んで運悪く石が置いてあって胯間を殴打して気絶した男性の急患がいたな。」
翠「それってお気の毒様だよねん。」
晃子「小学生の飲み過ぎも急患でやってきた。水と間違えてお酒をグビグビしちゃったんだって。」
翠「正月らしい急患だねえー。(*^▽^*)」
晃子「新春初エッチしたら心臓がバクバクしだしたというじいさんとか・・・。ばあさんがうろたえていた、私が理由を尋ねても夜突然というだけど、何をしていたかがわからない。そんでお薬手帳がありますかって尋ねたら精力剤の名前ばかり。どうもお正月だってんでハッスルしたらしいよ。」
翠「年が変わると普段しないことを突然したくなのが民の心よね。」
晃子「会社の経理をしている楚々としたオールドミスもいたなぁー。」
翠「何それ!。一応分別ありそうな感じだけど。」
晃子「お正月旅行で岩手県の遠野にでかけたんだって。パワースポットの怪しい神社で買った金精様を膣にいれたら取れなくなったわけ・・・。なんかねぇー・・・・唖然。」
翠「遠野って金精様の石がよく置かれているよね。筋肉弛緩剤でも投与するのかなぁー!?」
晃子「石けん水と人力!。私ガヤッタモン。なんでも特大のはり型でさあ、飾りもんがついているのよ。それが膣壁にささったんだよね。まあ赤ん坊大のサイズが入るのは理屈としてはわかるけど・・・。それってパワースポットというかなぁー?。
翠「つまり神様に嫌われたんだ。」
晃子「神社のお参りなんか普段はしないじゃん。」
翠「神様が怒った。」
晃子「そりゃあ、1年に一度のお参り位じゃ信心のなさに神様も怒るよ。」
翠「それって初詣というのかなぁー!?。いつもお参りしているから、年が変わると初の文字がつくんだけど、いつもお参りなんかしないじゃんさぁー・・・。」
晃子「だから神様も怒った。初詣しかしないのかよ!、
って・・・。」
・・・
みんな普段はしないことをお正月だといってやり出すから、生活のテンポが狂いだして急患が発生する。多忙な夜勤が続く病院である。そんな時間を楽しむぐらいのポジティブな心があるから看護師なんだろう。
小樽の空が明るくなるまでには、まだ随分と時間がある。
日の出が遅くなった真冬の小樽である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング827. 小説:小樽の翠735.健さんのところのお正月、追記

2024年01月04日 | drawing

 健さんは元旦に、文さんの家に戻ってきた。
健さん「冬が来るから家畜の様子を見てくれというので走り回っていた。ビーフの燻製もつくってきたぜ。」
そういって帰ってくるなり、文さんをお姫様抱っこして、2階へ。
健さん「やっと二人のお正月だ。」
文「お正月の料理の支度で忙しかったよん。大晦日まで店を開けていたもん。ねたのは明け方になってからだよ。」
健さん「料理の前に文を食べたい。」
そういって文さんの身ぐるみをはいで・・・。
健さん「このきゃしゃな身体の息づかいが恋しかったね。」
文「私も、この大きなおちんちんが恋しかった。」
そういって文さんが健さんのペニスを口にほうばりこんだ。
健さん「ウグッ、文も口がうまくなったなぁ・・・」
文「貴方がいないときに練習したもん(*^▽^*)。」
健さん「その練習する姿をみたいよねぇー(*^▽^*)」
文「そんなのまわりの人に見せるもじゃアリマセン。馬鹿みたいな表情をしてるカモよ。痛い!?」
そうして健さんの精子をドンドンチャージさせてゆく。
女はどこでそんな技を覚えるのだろう。もちろん人に聞くなんて恥ずかしくてしないだろう。
文「もうチャージしたかなぁーー(*^▽^*)。」
そういって上から健さんのなかに入れてみる。
二つの骨盤がリズミカルに動き出す。
文「アウッ!、アウッ!!」
文さんがえずきだすころには、二つのホディが熱くなっている。
健さんか身体を起こした座位になる。
きっとこの格好も、はたからみると傑作なのだろう。
文さんが健さんの身体にしがみつく。
文「アアッ、アアッ、いい!・・・・・」
文さんの身体を倒して正常位になる。
文さんの大臀筋を抱えて鼠径部を突き出す。
文さんの小さな肩をだきながら、下半身が痙攣したかのように震えている。
次第に子宮口が健さんの切っ先を捉えた。
文さんの身体がそる。
文「だしてぇーー・・・・・」
そういって二つの骨盤が激しく上下し、文さんの子宮をめがけて撃ちはなった。
突然崩れるように文さんの身体に覆い被さる。
健さん「全部出すと脱力感しかない。」
文「大丈夫。たくさん優しくしてあげるからね。」
いってしまった男は、女の優しさに甘えるほかない。
それは女が満足したときの仕草かもしれない。
健さん「回復するまで文の手料理で癒やされるか。」
文「お酒もでしょう!」
健さん「うん・・・。文を膝に抱きよせて酒だな。そんなことは芸者だってしてくれないよ。(*^▽^*)」
文さんを抱き寄せながら、二人だけの静かな時間が過ぎてゆく。
・・・
小樽は雪のなかである。

追記
 去年から時折YouTubeの航空無線のサイトを見ている。JALと海保の衝突事故頃の航空無線映像を探したら、ちゃんと録音しているユーチューバーがいた。だが肝心の部分が沈黙となりアーカイブが録音されていなかったりする。そこに緊急事態の宣言といった緊迫した会話があるはずだが。海保独自のコールサインというのが一寸引っかかる。ここではそこはおいといて東京羽田管制塔とJAL166の会話の一部を引用(注)しよう。

TOKYO HANEDA TOWER:
JHAPAN AIR 166 GOOD EVENING
#2 ON AIR 34R,WINDS ARE 320 at 8
YOU HAVE A DEPERTURE REDUCE SPEED TO 160
JL166:
REDUCE 160 34R CONTINUE APPROACH 
JAPAN AIR 166,EVENING

東京羽田タワー:
日本航空 166 こんばんは
#2 オンエア 34R(C滑走路)、風速 320 at 8
出発機がありますので(JL166の)速度を 160 に下げてください
JL166:
160 に減速 34R アプローチを継続
日本航空166便、夕方

(意味)
 524便が1番目、166便が2番目に着陸させ、そのあいだに海保の便を離陸させるのが東京羽田管制塔の意図だということがわかる。だから速度を160ノットに落としてくださいと管制塔はJL166便に指示をだしている。結局JL166便は、滑走路が閉鎖され爆発を目視したので、ゴーアラウンドを指示され成田へ向かった。
 やはり事故原因に関わる肝心の部分がわからない。海保が使っているコールサインが曲者なのか。半年後ぐらいに刊行される事故報告書を待とう。
 私が知りたいのは、誰に事故責任があるかではなく、どこに事故原因があったのか。そこに科学の視線を当てることで、それまで私達が気づかなかった新たな知見を得ようという事だ。それが空の安全を守ることにつながる。

注)【管制塔音声あり】日本航空516便衝突炎上事故をパイロット目線で分析 (2024年1月2日)
https://www.youtube.com/watch?v=D8FHnIRwe_M
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング826. 小説:小樽の翠734.明奈姉ちゃん家の正月、追記

2024年01月03日 | drawing

 明奈姉ちゃんお正月は彼氏の家である。大晦日から彼氏の家に入り浸りである。
なにしろ両親が海外赴任にでかけたので、彼氏しかいない。
彼氏「昨日、母親から電話があったよ」
明菜「全然心配されていないんだ。」
彼氏「母親いわく『明菜さんが来るからお正月は大丈夫ね!』だってさ。だから今お正月のおせち料理をつくっているといったら、羨ましいだってさ。」
明菜「ヨーロッパじゃおせち料理なんかないもんね。さて鶏肉と野菜ができたかなぁー・・・。お雑煮の用意もしてあるしよ。」
彼氏「じゃあバッチリだから、しようよう。」
明菜「OK!」
そういって油絵の具の松やにの臭いがする彼氏の部屋でインナーも脱いで彼氏に覆い被さった。
若いホディがここちよく彼氏の指に反応している。
明菜「ううっ、萌えそう・・・・」
彼氏「僕もチャージされているから・・・いきそうだよ。」
そういって彼氏が明奈姉ちゃんの胯間に切っ先を差し込んでみる。
明菜「早いんだね。少しジッとしててね。」
彼氏「でちゃいそうだもん・・・」
明菜「すこしジッとしていると膣がペニスの大きさになるように合わせるんだよ。」
彼氏「膣ってそんなに便利に出来てるんだ・・・」
明菜「だんだんとしまってくるでしょ」
彼氏「ペニスが握られてくるような感じがする・・・」
やがて待ちきれなくなった彼氏の身体が動き出す。
明奈姉ちゃんがうめき声をあげる。
明菜「いいよ、そのままゆっくりとね・・・」
彼氏「ゆっくりしているうちに出ちゃいそうだよ。」
明菜「いいよ、だしても・・・。」
彼氏が抱きかかえる腕に力が入った。
明菜「ああっ、アアッ、アアッ、いいよ、だしていいよ!!!・・・。」
明奈姉ちゃんの爪が彼氏の背中に食い込んで二つの身体がひとつになって波打ってくる。
そのまま彼氏が激しい息づかいで明菜姉ちゃんのなかにうち放つ。
そのまま、二つのからだがベッドに沈み込む。
雪の合間の青い空が窓から広がり、陽が射してきた。
明菜「真昼の情事みたいでいいよね!(*^▽^*)。」
明奈姉ちゃんの細い指が彼氏の身体を撫でている。
私が愛している彼氏の身体なんだ。
・・・
雪に閉じ込められた小樽の生活が続く。

追記
 元旦の夕方、京都で仕事をしていたら震度1程度だが長い地震を感じた。すぐテレビをつけたら能登地方でマグニチュード7.6の地震が起きていた。ここは前年から群発地震が頻繁に起きていたところであり要注意の場所だったことを思い出した。その後の火災で中心地区が消失した。2012年10月17日、8日の私のブログで消失したエリアを取材していた。この街が全部燃えたわけだ。
 翌日今度は、羽田空港C滑走路でJALと海保の飛行機同士が接触した。乗客・乗員全員脱出は日頃の訓練の成果だろう。何故海保機は滑走路に進入したのか、管制塔の指示があったはずだが情報の錯綜があったのだろうか。管制塔のテープに記録がのこっているだろう。事故調査委員会の報告を待とう。
 まったく地震、飛行機事故と、騒々しい。新年最初からこれですか・・・。
 輪島の朝市といったらここだよ。Googleで調べるとこの風景は全て消失。木造民家は短期の振動には耐えられるが、今回のように長周期振動には弱い。だから逃げ出す時間はある。1階なら頭を保護して外へにげる。建物は負荷がかかる1階がつぶれる。2回なら窓をあけてとどまる・・・。火事は、その後にやってくる事を勉強した。
 地震学者は群発地震の発生状況から、北海道から本州の日本海溝の一部、相模湾トラフ、南海トラフといくつかの地震の発生が予想される場所を明らかにしている。今回の地震もそうした一つだった。だからどこで地震が起きるかは、ある程度予想出来る。ただしいつ来るのかが今の科学では解らない。

 羽田の飛行機接触事故の瞬間。中央の赤い色が接触しエンジンが火を吹き始めたのだろう。手元のMacで火元から尾翼の下あたりの画像解析を試みたができなかった。ぶつかった瞬間こそ画像解析して欲しいですね。燃えている飛行機ばかりを写しても意味ないでしょうよ!。
 ハイテク時代だから報道の仕方も考えて欲しいですね。それにしてもNHKアナウンサーが「水をかけている」と言うのには笑えた。水ではなく化学消化剤でしょうよ!。天麩羅油が燃えたからと言って水をかけたらそれこそ大火災になるでしょうよ。やっぱメディアはもろ文科系だよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング825. 小説:小樽の翠733. ニッポンの姫始め

2024年01月02日 | drawing

 今年も病院の近場に住む翠が、故郷へ帰る看護師のために正月の夜勤を勤めている。アチキも名古屋の大学で学生達と大晦日の深夜の初詣に出かけたりしていたから、小樽に戻ったのは元旦の夕方だった。
 12時間前までは国民大移動の騒動だったから、アチキのような移動族にはチケットが手に入らない。それに雪で飛行機が飛ぶとも限らない。だからアチキは函館まで新幹線をのりつぎ、あとは千歳線経由の特急列車だった。元旦の車内は空席が目立つ。
 雪の小樽に戻る頃には日が暮れている。気づけば一年の計は元旦にありと世間が叫ぶ1日が過ぎてゆくのが心地よい。夜になれば元旦騒ぎで疲れて寝静まる街だ。日本人は飽きやすいから元旦騒動も一日で飽きたか・・・。
 夜家につく。翠が「なれ寿司があるよ!」といって夜勤に出ていった。アチキは寿司を食べながら夜なべ仕事だ。そのうち睡魔が襲ってきて寝てしまった。つまり元旦は簡単すぎるぐらいに過ぎ去ってゆくのがアチキには心地よい。
 元旦二日目の朝、翠が帰ってくる音で眼が覚めた。早速お雑煮の支度をしている。まだ寝不足だからもう一眠りしようとベッドに向かったら翠がついてきた。
翠「お正月だもん、姫始めしようよ!」
 姫始めは、新年を迎えてから最初に釜で炊いた米を食べること。そして一年の最初に「姫飯」を食べること。 俗に、その年の最初に女と交わることを指す表現と記憶している。さっきのが姫飯だったか。
翠「ブツブツいってないで早くーー、」
そういって翠がインナーを脱ぎ捨てで、ベッドに入り込んできた。
翠「元気だったかなあー」
といってアチキのペニスをしごきだした。
「ううっ、今年も元気さ・・・」
身体返して翠に覆い被さり、唇から耳元へ、首筋へ、そして胸のまわりに舌をはわせいゆく。
翠が温かい胯間を押しつけてくる。
切っ先でなぞるとタップリと濡れている。
翠が手で膣に導く。
いれたまましばらく時間がたつ。
やがて翠が胯間を動かしてくる。
女も普段は楚々としていても、肉欲の身体なんだ。
そこが男には感激ものだが・・・。
奥まで差し込むと、翠の息づかいが荒くなってくる。
翠の骨盤が動き子宮口が切っ先を探している。
かみ合うと押し合うように二つの骨盤が動き出す。
少し緩い翠の膣もジンワリとしまってくる。
二つの身体が接着したみたいで、心地よくなる。
そんな姿勢をしばらく続けていると翠が「撃ってという」。
ピークまでチャージされて精子が子宮口をめざして飛び込んでゆく。
その脱力感で翠の身体の上に沈み込む。
そのまま寝入ってしまった。
普段はセックスの片鱗すらみせない女の身体が欲望のかたまりに変身するところが、男には不思議に思う。普段から性欲を刺激して少しずつチャージしてゆく男の身体とは、構造が違うんだよな。
・・・
目覚めると窓から日が差し込んでくる。
雪の合間の貴重な晴天だ。
きっと昨夜は日本中で交わっていたから、シアワセ・ニッポンだな。
ニッポンの姫始めか・・・。
大晦日から続いた翠の年末恒例の連続夜勤も今日はお休みだ。
眼が覚めたら住吉神社へ初詣に出かけて、ホテルで夕飯の祝宴をするかな・・・。
・・・
小樽も雪に囲まれて暮らす生活になった。
姫始めをしながら雪のお正月の二日目だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする