Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング832. 小説:小樽の翠740.寒波がやってくる

2024年01月09日 | field work

 明菜姉ちゃんの家。といっても彼氏の家だ。彼氏の両親は海外出張だから、二人暮らしが続いている。明奈姉ちゃんが料理をつくるので彼のママも安心しきっている。
明菜「スーパーで一週間分の食材を調達したよん。」
彼氏「今週は何がメイン?」
明菜「鶏胸肉が安かったから多めに買っといた。余ったら鶏鍋だな。後は豆腐と水菜と玉葱も安かった。」
彼氏「だって地元だもん・・・」
明菜「そっかあ、網走の方で沢山つくっていたね。」
彼氏「玉葱列車がはしるぐらいだからさ。」
明菜「外の天気がくづれてきたよ。天気予報では寒波が来るんだって。」
彼氏「寒波が来ると学校も休みだよ。外に出られない。」
明菜「おおっ、いいじゃん。家で食事三昧だ!。」
彼氏「お菓子があるかなぁー・・・?」
明菜「もち!。」
彼氏「じゃ、しようよ。」
明菜「寒いからすっか・・・・、お布団温かいしね。」
そういって暖房が効いた彼氏の部屋でインナーだけになる。
明菜「寒いときに部屋でインナーだけですごすって、すっごい快適だと思わない?」
彼氏「そのインナーをみていると元気になるんだよ」
明奈姉ちゃんが彼氏の潤んだペニスをなでながら・・・
明菜「ワッ!、元気!!。じぉすっかー・・・」
明奈姉ちゃんがインナーを脱いで彼氏の布団にはいってきた。
・・・
外は次第に風音がする。
窓からは白い空気だけが見えている。
寒波がやってくる。
コメント
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