Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork871. 京都・時代祭 4K

2024年01月15日 | field work

 時代祭は京都三大祭りの1つ。京都御所から平安神宮まで行列が続く。これが通り過ぎるまで2時間はかかる。この祭は平安神宮の大祭である。ここの説明では、京都の伝統工芸の粋を動く歴史風俗絵巻として披露することが目的とある。明治維新から延暦時代までさかのぼって行列が続く、とある。
 私は時代祭には、余り関心がなかった。
 町内の神事委員から時代祭の関係者チケットをいただいたので出かけてみた。京都市内の町内会には、必ず神事委員がいる。この委員が各町内から集まり祭事の諸々の役を果たす組織となる。
 多分わが町内の神事委員も、この行列のどこかにいたはずだ。このように京都の祭は、いわば多くの町内会から担当を任された神事委員を選出して、祭事が実行されている。つまり京都の町全体でおこなわれている祭事といってよい。
 世の人達は、京都の時代祭に登場する人達がどこから集まるかについて考えを及ぼすことがあるだろうか?。その主体は京都市内の町内会から担当された神事委員達の集まりが実行部隊である。だから高齢化などで町内から神事委員が減ってくると、将来京都三大祭りも数が減るだろう。
 この日は社講の観覧席から撮影できた。実はここが一番撮影しやすい場所だ。そのためには社講の式次第を持っていることが必要になる。売ってはいない。すべての行列が眼前を通過するまで2時間かかった。あらためてみると見応えのある祭だと再認識した。

Fieldwork871.京都・時代祭 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
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