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「酒粕」との格闘が続きそうです☆

2018年01月22日 09時29分03秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1月22日(月)の山形県酒田市は曇り、昨夜から降った雪が薄らと積もっています。

今日の天気は、曇りのち雪、最高気温は1度、最低気温は-3度、降水確率は20~70%、夕方6時までの降雪量は1センチ未満の予報となっています。

先週辺りから、「酒粕」の動きが急に良くなって来ました。

先週は天候が落ち着いたことで、寒鱈が水揚げされたことが影響しているものと思われます。

それに加え、NHKの朝の情報番組で「酒粕」に関する話題を放送した影響もあるようです。

「酒粕」は、「練粕」も「板粕」もどちらも好調で、コクのあるものが好きな方は「練粕」、アッサリ味が好きな方は「板粕」といった風に、好みで購入されているのだと思います。

「板粕」は、酒蔵から頂いた「板粕」を切り分けて販売しているのですが、「練粕」は、一年中温度差があまりない地下タンクに貯蔵しているものを、その都度手を加えて販売しております。

「練粕」を販売する際は、地下タンクから上げた「練粕」を撹拌機に入れ、10分程度撹拌してから50リッター程の容器に移し、それを袋詰めします。


「練粕」の撹拌(漬物の梨屋亀ヶ崎工場にて)



わざわざ撹拌するのには理由があります。

地下タンクから上げたばかりの「酒粕」は、色や堅さにムラがあります。

撹拌することで、このムラを無くし、綺麗な色で均一した堅さの粕に仕上げるのです。

また、ある程度撹拌してやることで「練粕」に粘りがでてきて、マイルドな味に仕上がるのです。

「酒粕」の需要は、寒のこの時期と春の孟宗竹の時期が多くなります。

これからしばらく、「酒粕」との格闘が続きそうです。



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